百合娘男とお見合いする
娘は憂鬱でした。
その日は見合いの日でした。
母親から断ってもいいからとりあえず出なさいと言われ(脅され)一応あいに行きました。
お相手はそれはもうすごい美形だと噂の騎士様でした。
家の核的には下ですがこの騎士様は将来有望だという理由で一応名家である
この娘の家とお見合いをセットされていました。
そして騎士様の家で食事をすることになりお見合いに行きましたが何か変です。
なぜか娘とその母親をしきりに帰らそうとしてくるのです。
家格からして向こうとしては願ってもない機会だというのにです。
その日は何事もなく変えることになりましたがまた食事をするという約束を母親が取り付けていました。
娘は「いいじゃない向こうも何か望んでないみたいだし。」
といいましたが母親は
「いいえあなたもいい加減いい年ですから今回のお見合いで結婚してもらいます。
お相手の方も整った容姿をしていますのに何が不満なんですか。」
「いやだからママン私はおとこは「何が不満なんですか!」・・いいえなんでもないです」
ああ哀れ(笑)花嫁修業中という名目の親のすねをかじってるだけのニートには
反論すら許されないのです。
「ああかわいそうなわあたしはこのまま男と結婚させられてしまうのだろうか~」
「なにかいいましたか!」
「いいえなんでもないです。」