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百合娘の誤算

しかしそんな日々も長くは続きませんでした。

ある日母親に百合であるとばれてしまったのです。

それは偶然でした。

いつも通り侍女に悪戯をしてムフフとしていたところを母親に見られ、

その場で詰問されたのです。

もちろん娘は隠そうと致しましたがそこはだてにに年をとっ・・・・

まあ親にはかなわなかったわけです。

そこからが地獄の始まりでした。

親はしきりにお見合いに出ることを進めるという鬼の所業(貴族なら当たり前)をし、

さらにはコックも男の人に(前任の人が出産のため一時的に)変えてしまったのです。

さらには母親は侍女たちの間に娘が百合なのではといううわさをながしました。

それから侍女たちは遠巻きにこの娘を見何か話しており娘はああきっと軽蔑されているんだと想像しておりました。

それからこの娘は憂鬱そうな顔で「ああなんてかわいそうな私」と頻繁に言うようになり、

日に日にやつれていきました。


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