火事
騎士様との涙のお別れ(笑)をした後。
今日は休みの日なので侍女とのお茶会をしていました。
話の内容は主に服のことでした。
まあ私がデザイナーのようなこともしてるので侍女たちはどのような服の組み合わせをしたらいいのか聞きたいのでしょう。
私としても侍女たちの私服がかわいらしくなるのは大歓迎なのでよく相談に乗ってます。
そんな感じにお茶会を楽しんでいると遠くの方で騒いでる音が聞こえます。
確認に行った侍女によると火事が起こったそうです。
まあそのうち消されるでしょう。
幸い侍女たちの実家からは離れていたそうです。
ですがお茶会をするような雰囲気でもなくなってしまったのでお茶会はそこでお開きになってしまいました。
あーあ今日はせっかく侍女長がお茶会に参加してくれたのに。
侍女長は別館の仕事がなくなると本館の方へ仕事をしに行ってしまうのです。
侍女長は別館の家事と別館と使用人のまとめ役っていう仕事内容で雇ってるんだから本館の仕事はしなくていいのに。
今日?今日は私が引っ張ってきたんだよ。
私が言うのもなんだけど侍女長は私にあまあまだからね。
私の言うことを何でも聞いちゃう。
まあ何で持って言っても限度があるけど正面から胸をもんでもおこらないのは侍女長だけだからね。
まあ私の侍女長はおいといて
今私は自分の部屋でデザイナーの仕事をしてます。
もう私は無職ではないんだよ。
この仕事を持つ前は情報収集って言う仕事があったけど端から見たらパーティやサロンに行ってるだけだからね。
だから私と騎士様は一応共働きだよ。。
まあそういうことは置いといて。
私の日々は結構幸せだったんだけど騎士様が強化合宿に行っちゃって今は少しさびしいです。
そう思いながらその日は床に就きました。