表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/25

三年後


三年の年月が経ちました。


その間にいろいろありました。

騎士様が出世したり、私にデザイナーとしての仕事が来たり。

騎士様の出世ですがその若さとしてはすごい、部下を取りまとめる役割を持つまでになりました。

そのおかげでお母様にも騎士様のことをもうばらしてあります。


最初は渋ってましたが、私と騎士様の策略によりお母様も認めざるを得ませんでした。

まあ娘が百合だと世間様にカミングアウトするようなことはできませんからね。


そんな感じに順調に幸せな毎日を送っているのですが、少し心配ごとがあります。


それは今政治の舞台がきな臭いということです。

これはお母様に聞いたことですが、

今王様がご病気でその継承者争いが激化しているそうです。


順当にいけばご長男のアルフ様が即位なさるのですが、

次男であるグラッド様が何か起こすかもしれないということでした。


お母様がなぜそんなことを知っているかって?

それはうちの家が政治軍事ともに結構な幅を利かせているからです。

これは私も知りませんでした。

家格が結構高いことは知ってましたが何を仕事にしているかなんて気にもしてなかったのです。


そして今回の継承者争いですが私の家としては傍観するようです。

能力としては少しご長男が劣っているようですが王になるには問題なく、

次男も継承権こそ下ではありますがこの状況下で王位につけるほどの人望を持っているなら王についても問題ないとのことです。


ただ余りに長く継承権争いが続くなら家も介入するそうです。


まあ私には関係ありませんが。

いつも通り情報収集して休みの時は騎士様や侍女たちといちゃいちゃするだけです。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ