百合娘の初夜 *騎士様視点
娘はなにも説明しないで結婚の段取りを進めていった。
本来両家で相談して決めるのだが今回は娘の家と私の家の格が違いすぎるため、
ほとんど娘の家のみで式の日取りなど決められていった。
格が違いすぎる家同士の結婚は本来推奨されていないのだが娘の家は長男、次男と跡継ぎはしっかりしており、政略結婚は娘の姉がしているため娘は比較的自由にしていい立場だったので今回の結婚が通った。
そして式自体は無事終わり、
初夜ということで娘の寝室に来たのだがそこで私の感情が爆発してしまった。
それも仕方がないと思う。
騎士としてはもうちょっと冷静に感情を抑えていたほうがよかったのだろうが一生に一度の結婚という大事を何もわからずにしたのだ。
そうして娘を問い詰めるとおちゃんと答えてくれた。
その理由が何とも自分勝手で起こってしまったが、
その続きを聞くとちゃんと私のことも考えていたようだ。
私は後の説明を聞かずに起こったことを詫びると娘は、
私を縛るという。
意味が分からなかったが流されてしまいしばられて私はベッドに転がされてしまった。
後から考えると私はもっと抵抗するべきだった。
もちろん私はしばられたぐらいで抵抗できなくなるほどやわな鍛え方をしていない。
娘一人ぐらいはねのけることはできたのだが、
上に乗っかられるとそれができなくなってしまった。
娘の体はほんとにきゃしゃではねのけたら骨が折れてしまうのではないかと心配になって、身じろぎするぐらいしかできなくなったのだ。
それを見て娘は満面の笑みでいろいろしてきた。
詳しいことは思い出したくない。
あんなことがこの世にはあったのかと・・・
その夜、私は縛られ目隠しをされた状態で愛をささやかれながら処女を散らした。