百合娘の楽園
あるところにかわいそうな貴族の娘がいました。
この娘はとても優れた容姿をしており、
パーティーに出るといつも男の人たちに囲まれていました。
ただこのお姫様ちょっと変わった性癖を持っておりまして、
俗にいう百合というものでその中でもがち百合というべきものでした。
なので男の人に囲まれるととても嫌な気分になるのです。
いえいやな気分どころではありませんでした。
この娘は昔あることがあってトラウマを持っており男を見たくはないけれど付き合いでパーティには出なければいけないので倒れそうになりながらもパーティに出ておりました。
さてこの娘は貴族の中でもそこそこの名家に生まれておりもちろん身の回りのことをしてもらうために侍女を何人も雇っていました。
この娘家にお金がたっぷりあることをいいことに自分は別館に引っ越し
自分の周りの侍女をきれいどころやかわいい子で固めていまいました。
しかもコックまで女の人に変えハーレムとでもいうものを作ってしまいました。
親たちはこの娘がトラウマを持っており仕方がないと要望に従っておりました。
さらにこの娘は猫をかぶるのが上手であり親にはもちろん
侍女たちにもスキンシップやいたずらが好きなお嬢様と思われており、
百合であると気づかれておりませんでした。
それにハーレムとはいってもはたから見ると別館が女の園になっているだけで、
何の問題もなかったのです。