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ジーニアス・ホルダー  作者: 野水瑞乃
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序章 ジーニアスの世界

第13回スパーダッシュ小説新人賞に応募したものです。

『才能』というものを皆さんはどのようにお考えだろうか。

神から授けられるもの。一人に一つだけ与えられる個人の優れた能力。解釈は人それぞれ違うだろう。しかし、その語源としては『守護霊』や『守護神』といったものである。

世界の半分を占める南大陸、その中心都市である王都レイアクールにおける『才能』の考え方は語源の方に近い。

 『大樹アトラス』。

この南大陸にそびえ立つ巨大な樹木のことだ。その高さは五千メートルを超え、幹の太さも直径三百メートル以上ある。そして、無数に伸びる枝には種類も科目も異なる花々が年中を通して咲き誇っている。

 なぜ『大樹アトラス』を持ち出したかというと、その樹に咲く花々と『才能』は、密接な関係があるからだ。

この大陸には、ある風習がある。それは、十歳になると大樹を通して契約の儀式を行うといったもの。その契約の際、花が咲くのだ。では、何と、どのような契約をするのか。

 それは一般的に『ジーニアス』と呼ばれる精霊と命を共有する契約。そして、契約をした人間は精霊から一つだけ、ある『才能』を授かる。これがこの大陸における『才能』の定義。

 『才能』とは、『ジーニアス』との契約によって授かるもの、なのである。


 目の前には大きな城のような石造りのホテル。二十階建てのそれは見上げるだけで首が痛くなりそうだ。また、ところどころくすんだ石はそのホテルの歴史の深さを語っている。そんな王都レイアクールが誇る由緒正しきホテルを目の前に、槍や剣で武装した大勢の兵士たちが群がっている。

「くそ、応援はまだか! 内部の状況はどうなっている?」

 簡易的に組み立てられた椅子にふんぞり返りながら、金の装飾が入った銀の甲冑に身を包む壮年の男が怒りに任せて机を叩く。そこへ軽装の男が一人接近し、状況を伝えた。

「犯人は十数名の人質と共にホテル内部に立て籠もったままです。しかし依然として身代金の要求はありません」

「依然として‥‥‥その言葉は何度目だ? 現地に到着してから二時間も経つのだぞ。単独犯相手になに手をこまねいている! これでは『王権』の沽券に関わるぞ」

「ですが――」

「御託はいいから結果を出せ結果をッ!」

 顔を真っ赤にして部下を怒鳴り散らす男は、まさに無能な上官像そのもの。典型的な老害に対面する部下の男はやれやれといった顔で、ちょうど着信の入った通信機のスイッチを入れるため耳に手をかける。

「‥‥‥はい、はい。分かりました。」

「わしとの会話の最中によくも――」

「たった今、王権特務隊が到着したようです」

「なにッ!? そうかそうか、やっと到着したのか。これで安心だわい」

「そうですね」

 楽天的な上司に呆れ、部下は重い溜息を吐く。が、それは張りつめていた緊張の糸が緩んだ証拠でもあった。

「これで『ジーニアス・ホルダー』の連中に手柄を奪われずに済みそうだわい」


さらに付け加えると、ジーニアスと契約した者の行動は『大樹アトラス』に咲く花の微弱な動きと連動しており、それを監視する機関によって管理されている。同時にその機関は、現地で直接的な介入を果たす下請け的な組織に指示を出すことで、南大陸の治安維持に努めているのだ。

なお、『ジーニアス』との契約で身につく才能、咲く花はランダムで、法則性などは一切見つかっていない。どのような精霊と契約し、どのような才能が身につくかは契約してからしか分からない。開けてびっくりのブラックボックスなのである。


 ホテルの裏手にある林の中に、全身を黒の装備で固めた十数人が集合している。彼らはホテルの見取り図を広げて指示を出す男に集中していた。

「避難した従業員の情報によると、どうやら犯人はホテルの厨房に勤めているシェフ九名を人質にとり、立て籠もっているようだ。よって、この厨房を中心に『網』を張り、逃走経路を徐々に減らしていく。残った一つの出口に戦力を集中させるのだ」

 次に男は見取り図にペンで赤い印をつけていく。

「いいか? 厨房は一階の南東側にある。そしてここは北の裏口。残りの正面南玄関、東玄関、西玄関からそれぞれ一班三人ずつ突入し、犯人の逃走経路をここに限定するんだ。正面からは俺を含めた第一班、西からは第二班、東からは第三班だ。残りはここに残り、犯人が出てきたところを確保。質問は?」

 この集団が王権特務隊、その精鋭たち。王都レイアクールに座す国王が直接的に行使できる力である『王権』の中でも、鎮圧に特化した特殊部隊である。

早口で話す隊長の作戦を一心不乱に頭に叩き込み、誰一人として集中力を絶やさない。その時、隊員の一人が小さく手を上げた。

「隊長、犯人の『才能』はまだ分からないのですか?」

「ああ、残念ながら分からない。何だ、怖気づいたのか?」

「まさか」

 小さな笑いが起こる。

「では、行こうか」



合計四つのチームに分かれた後、隊長と第一班三人は正面南玄関、つまり厨房に最も近い南口から内部へ入る。四人はそれぞれ互いの死角を埋めるような配置で、しかし決して固まって行動せず、一定の間隔を空けながら厨房へと進んでいた。

 そして、たどり着いた厨房の入口。薄暗い空間で四人は突入のタイミングを計る。

「厨房内の人数は分かるか?」

「はい。少し待ってください」

 すると、一人の男が前に出て、ドアに耳を当てる。が、数秒経って渋い顔をする。

「おかしい」

「どうしたのだ?」

 隊長は怪訝そうな顔の隊員に追求した。

「人間は必ず振動を生みます。歩いているときはもちろん、呼吸をするときも。強いて言えば、心臓の鼓動さえもそうです。生きている限り『振動』は起きるはずなんです」

「お前の『才能』は優秀だ。それを疑いはしない」

 はやる気持ちを抑え、部下の分析に耳を傾ける。

「確か、逃げ遅れた従業員は九名。その全てがこの厨房にいるはずです。そして犯人も――」

「何が言いたいのだ?」

「それなのに、生命活動の『振動』が九つしかないのです」

 その時、隊長の脳裏に嫌な予感がよぎる。本来なら十人いるであろう厨房に九人しかいない。それは、生命活動を続けている人間が一人欠けていると言うこと。

「まさか死亡者がでたのか!?」

「それは分かりません。しかし、それにしては呼吸が安定しているような――」

 煮え切らない言葉ではあったが、部下が言い終わらないうちに隊長は厨房の扉を開けていた。立て籠もっている犯人を刺激してはいけない。そんなセオリーを無視した隊長の行動に他の隊員は唖然とし、駆け出す隊長の背中を目で追う。が、隊長の行動の理由はすぐに分かった。

「くそッ! すでに逃げられているッ!」

厨房の隅に小さくなって固まっているシェフの姿を目にし、悔しさから壁を殴りつけた。

「だとすれば、犯人は食材の搬入口から脱出したのか?」

 隊長は向かって右奥にある扉に目をやる。

(いや待て、搬入口は確実に西玄関からの通路とぶつかるはずだ。しかし第二班からは連絡が来ていない。それに、あれだけ外回りを固めている以上、俺たちが突入する以前に脱出したとは考えにくい)

 犯人の足取りが唐突に消えてしまったが、しかし朗報もある。それは人質全員が無事だと言うことだ。隊長は隅にうずくまるシェフの一人が落としたであろう帽子を拾い上げ、それを手渡すと同時に犯人の行方を尋ねた。

「こんな時にすまない。だが、犯人逮捕に協力してほしい。奴はどこへ行った?」

 尋ねられたシェフは無言のまま、震える手で上を指さす。

「?」

 シェフの意図が呑み込めないまま、促されるままに隊長も上を見上げる。

 そこには大きな穴が空いていた。天井を突き破る、直径二メートルほどの穴だ。

「三人はここに残れッ! そして外の警備を固めるように連絡しろ。俺は犯人を追うッ!」

「た、隊長? それってどういう――」

 遅れて入って来た一人がその理由を問おうにも、隊長の姿はすでにそこは無かった。



 穴に手をかけ、腕の力だけで一息に上り切った隊長は、隣に開け放たれた非常階段に続く扉を発見し、すぐさま非常階段へ出た彼は同時に慌ただしく駆け上がる足音を耳にした。そして、本能的に駆け出す。

 階段を上る途中には、銀の甲冑を装備した男が何人も倒れていた。おそらく突入を試みた先遣隊であろうことは想像に難くない。しかし、ただ倒れているだけで、ほとんど外傷がないのが気になった。少し皮膚が赤く火傷のように爛れていることを除けば、まるで眠るように倒れているのだ。

 何人も何人も、犯人によって撃退された男たちが続く。

そして、エビが落ちていた。

なぜエビなのだ?

 次に、大きな肉の塊が落ちていた。照り焼きソースによってこってりとした風味が醸し出されたそれは見る者の食欲をそそる――ではなく、なぜ食べ物が落ちているのか。そこが疑問なのだが、隊長は頭に入っている犯罪者リストの中に約一名だけ該当しそうな人物に心当たりがあった。

 どれほど階段を駆け上がっただろう。二十階建てという南大陸屈指の大きなホテルの屋上への出口が、上を見上げればすでに淡い光となって隊長の目に映っていた。

(急がなくてはッ!)

 残すところあと五階ほど。隊長はラストスパートをかけ、速度をさらに上昇させる。そのスピードを生かし、ようやく目的地にたどり着いた隊長は止まることなく屋上への扉を蹴り抜いた。

 薄暗い非常階段から急に屋上へ出たため、眩しい光が目に刺さる。それでも、うっすらと犯人らしき人影を見つけた隊長は、懐から取り出したダガーナイフを思い切り投げた。


「があぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁッ!!!!」


おそらくは犯人のものであろう絶叫が響き渡る。隊長はこれで解決だと一息つき、明るさに目も慣れてきたところで顔を上げた。

「俺のブタちゃんがあああああッ!! ちくしょうてめぇ何モンだこの野郎!」

 顔を上げたところで目に入ったのは、大きなさらに乗った豚の丸焼きだ。しかしそこには先ほど自分が投げたダガーナイフが刺さっており、それを見て跪きながら泣いている赤髪の男だった。

「やはりお前か、フレイティア・ヴェスタ!」

先ほど隊長が思い浮かべた犯人リストと完全に一致。

「またの名を『最強の食逃げ』。なるほど、先遣隊の不可思議な気絶。炎の『才能』を持つ貴様が相手ならば合点がいく。周囲の酸素を燃焼して、窒息させたな? それに、足元から炎を噴出することで、天井をブチ破るほどの跳躍も可能というわけだ」

「なに意味分かんねェことごちゃごちゃ抜かしてんだ? それは俺のブタちゃんより大切なことなのかよ」

「もともとお前の物ではなかろう」

「るせェぞコラ!」

 激昂する赤髪の男の周囲の空気が歪む。

歪んだように見えたそれは、陽炎だ。熱せられた空気は膨張し、密度は小さくなる。その結果、膨張した空気と通常の空気、それら密度の違う空気同士が混ざり合うことで光の屈折が起こり、揺らいで見えるのだ。

 しかし、それを赤髪の男フレイティア・ヴェスタが引き起こすのであれば事情は変わってくる。陽炎を認識すると、隊長は即座に身構えた。

 隊長のその判断は極めて正しかったと言えよう。なぜなら熱をまとったフレイティアの背中や腕からは激しく炎が噴き出し、それがブーストとなって急加速を生み出したからだ。怒りに任せて猪突猛進してきたフレイティアの攻撃は見てから避けていては遅いレベルである。

 だが、あらかじめ予測できていれば躱すことは容易い。まして、王権特務隊のような精鋭、その隊長であれば反撃に転化することも可能だ。

 フレイティアの突進を紙一重で躱したのち、隊長は彼の鳩尾に拳を叩き込む。すると、グニャリという妙な感触がした。

「ちくしょう! また俺の食いモンがッ!」

 一度距離を取り、羽織っているジャケット脱ぎ捨てたフレイティアは腹部を確認。するとそこには腹巻のようにソーセージが巻かれていた。

「やっぱり潰れてんじゃねェかよォ! くそったれ!‥‥‥あ」

 怒りに燃えていたはずのフレイティアが突然切ない声を漏らす。見ると、身体に巻き付けたソーセージが消し炭になっていた。

「ま、ま、まさかッ!」

 焦った彼は隊長から数メートルの距離を取ってからポケットをまさぐる。すると、中からボロボロと黒い炭が崩れ落ちた。

 がっくりとうなだれる。

 うなだれて、俯いて、呻きだす。

「俺はてめェを絶対に許さねェ。つーかよォ、泣いて詫びてもブタちゃんは返ってこねェんだ。謝る機会すら与えねェ」

「それは自業自得だろう」

「‥‥‥おらぁッ!!」

『最強の食逃げ』という称号にふさわしいスピード、破壊力。フレイティアの猛攻を躱し続ける隊長の身体には、すでに数か所の火傷ができていた。直接触れられなくてもこれだ。まともに食らえばひとたまりもない。

「だがお前の『最強』は所詮、食逃げ犯にしては強いレベルにすぎない」

 懐からダガーナイフを二本取り出し、それぞれ逆手で構える。そしてフレイティアの拳を縫うように、絶妙なタイミングで斬撃を伴った打撃を繰り出した。フレイティアはその反撃を避けざるを得ない。

 しかし後ろへ跳ぶことで自ら距離をとったフレイティアは、さらに首を絞めることとなった。

「来い、切り裂きジェニー(ジェニー・ザ・リッパー)」

 隊長はそう、一言だけ言い放った。



「おい、見ろ。何か落ちてくるぞ」

 ホテルの周囲を囲む『王権』所属の一般兵たちの一人が空を見上げて言った。それに呼応するように周りの兵も空を見上げ始め、上空へ注意が向かう。

「というか、あれ人じゃないか?」

 気付いた時には、それは大きな音とともに地面に激突していた。服の三割が焼けて無くなっている赤髪の男は何とか息があるようで、苦痛でもがき苦しむ。

「痛ェなちくしょう。この服高かったんだぜ。割に合わねェぞ!」

 燃えた服の心配をしているほどなので、意外と大丈夫なのかもしれない。

「くそがッ! まさかあの野郎『具現化』まで使ってくるなんて――」

 よろよろと立ち上がる、全身が切り傷だらけのフレイティアは顔を歪めながら吐き捨てた。

 『ジーニアス』と呼ばれる精霊の説明に付けたしをするとしたら、それは『具現化』だろう。

契約をすることで『才能』を手に入れた人間は、努力によってその才能を伸ばすことができる。それはすなわち、『ジーニアス』と呼ばれる精霊の本来の力を引き出すということだ。

 では、与えられた才能を極限まで磨き、ジーニアス本来の力を限界まで引き出すことができたならば、何が起こるだろうか。

 結論、ジーニアスが具現化する。

 極限まで引き出された才能は、その本来の姿を現す。

「奴が犯人だ! 取り押さえろッ!」

 兵士たちは再び上空を見上げる。彼らの視線の先には王権特務隊隊長の姿があった。彼はホテルの側面にナイフを突き刺し、ガガガガッ!! と鋭い音を上げながら火花を散らして降下してきていた。だが、それだけではない。隊長の身体には黒い物が巻き付いていた。その黒い影もまた降下の速度を緩めるため、ホテルに傷を作っていたのだ。それにしても異様な影である。隊長がつくる影にしては細く、揺れる髪は長い。それはどうみても女の影だった。

「あの野郎‥‥‥」

 フレイティアは眉間にしわを寄せ、憎らしげに男の姿を見る。

「あの影みてェなのがあいつのジーニアスってわけか。クソッ! 努力したんだろォなァ。俺が一番嫌いな努力をよォ‥‥‥しょうがねェ」

 フレイティアは周囲に群がる大勢の武装した兵士を見て、軽く舌打ちをする。まだ食べ足りないとでも言いたげな不満そうな顔だ。

「ゴチになりました」

 そう言った瞬間、彼の全身が炎に包まれた。激しい炎は急激に周囲の空気を膨張させていく。その結果、半径五メートル以内にいた兵士は空気圧により吹っ飛ばされた。膨張する空気の恩恵はそれだけではない。それは、彼が先程までの闘いで使っていた『炎のブースト』を、一つ上の段階にシフトさせる。

 フレイティアは、まるでロケットが発射するかの勢いで上空に跳んだ。いや、もはやその高さは飛んだというべきであろう。

ただし、全裸で。

 全身から吹き出した炎は彼が身に纏っているもの全て燃やし尽くしていた。


 ホテルから五千メートル南、赤いレンガ造りの町並みが印象的な街、夕食の買い物で賑わう市場にて。

「ねぇママ、裸の男の人がお空を飛んでるよ」

「見ちゃいけませんッ坊や!!」

「えー、何で何で?」

「幼少期の性的体験が今後の性癖に影響を与えるからです」

「んー、よく分かんない」


レイアクール南部の国境付近、筋肉隆々の屈強な兵士たちが睨みを効かす、高さ十メートルほどの物見やぐらにて。

「おい、あそこ見ろよ! 全裸の男が飛んでるぞ!!」

「ウホッ、イイ男」

「お前って本当に見境ねぇなぁ。俺はもっと筋肉質なのがいいね」

「見境ないのはお前も同じだぜブラザー」

「「HAHAHAHA!!」」


その日、『最強の食い逃げ』フレイティア・ヴェスタに新たなる罪状が加わった。

罪状は、猥褻物陳列罪。

後に世間を騒がせることになる、『燃える変態』誕生の瞬間である。



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ファンタジー 異世界 能力バトル
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