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第二話~続森の中~(改)






一日目にして水と拠点を見つけられたのだからやることは食材集めしかない




何日でこの森を抜けれるか分からないが日持ちする食材が欲しい

木の実系にも手を出さなければならないだろう



後は干し肉を作って、森を出ていくときに見つかるであろう果実や動物を狩れば問題ないはずだ




俺は向かってきたオオカミっぽい奴を蹴り飛ばして絶命したのを確認すると森の奥へ進んだ



目が3つあったような気がしたが気にしないでおこう

ってか目が3つも有ったら逆にバランス取りづらいんじゃないのか?























草をかき分けて進むと2匹の小動物が見えた

頭に角が生えているが恐らく草食動物だろう

川で水を飲んでおりこちらに背を向けている状態だ







俺は息を潜めて一気に近づいた









結果から言うと草食動物の狩りは難なくいった

逃げる速さより俺の方が速いのだから当然といえば当然


丁度太陽も沈みかけているで俺は8体の命を狩り拠点へと戻った








小動物は首を飛ばし逆さまに吊り上げて血を抜く

せめて刃物があれば干し肉も作りやすいのだが…




ある程度血を抜いた後に腕力に物を言わせて解体するハメになるんだろうな

考えるだけで憂鬱だがやらないわけにはいかない

さっきのウサギの角は脆くて使い物にならなかったしな





なんのために付いているのか疑問だ





大き目の動物に関しては胃袋を抜き出し、に泉で丁寧に洗う

腸へと続く穴をツタで縛り干した





これである程度は長持ちする袋ができるだろう

案外はやくこの森から出られそうだな



後は石を削って投擲武器を何個かストックしておくか

石同士を削り合わせて尖らせていくという地味な作業だが普通の石を投げるよりはマシだろう




この筋力なら何を投げても同じな気はするが




























いつもの様に果実や動物を狩っていると急に辺りが暗くなった



何事だと上を見上げると翼をもった怪物が上を通り過ぎている

エメラルドグリーンの鱗が帯電しているかのように光っていた










「此処には雷煌竜が住んでいるのか」






雷竜の最上位種にこんなところで出くわすなんて予想外も良い所、完全に予想の外だ

あいつらは普段山に生息していて山の魔物を食べて生活してる筈





雷竜の最上位種がなんでこんな所に居るか分からないがこの森が安全ではない事が確定してしまった

あの大きさからまだ成体ではないだろうがある程度成長した竜であることが分かる




もし戦闘する事にでもなればこちらもただでは済まない

戦闘で死にはしないだろうが、傷を負ったまま生活できる程ここも甘くはない

一瞬あの翼をもいでやろうかとか考えたが直ぐにその考えを消し飛ばした







あの竜の恐ろしい所はブレスだ




竜種全般に言える事だがブレスによる攻撃には細心の注意を払う必要がある

雷煌竜のブレスは名の通り口に魔力を集めて雷の属性を持たせ放つ




半端な対魔力では一瞬で貫かれあの世逝きだ

仮に受け切ったとしても体の痺れ、火傷などで確実に不利になる

避けようと思えば避けられるシロモノだが尻尾による攻撃や爪の攻撃も侮れない




相性のいい土属性や避雷針となる金属性でもない限りあの竜を相手取るのは無謀だろう

聖属性や魔属性の結界を使うとマシになるかも知れないが





至近距離でブレスを浴びて尚欠ける事すらしない牙

並みの剣では傷一つつかない鱗

アレを使って武具を作ればさぞ良い性能なんだろうな




高く買い取られるのも分かる

そして無謀にも挑戦する輩が減らないことも






素材は惜しいが今の状況じゃ勝てても後が心配だ

せめて魔法が使えれば、または丈夫な槍が5本と剣が3本












遠くの方でバッサバッサと翼の音が聞こえる

恐らくホバリングしながらゆっくりと地面に降りているのだろう





時々聞こえる咆哮が心臓に悪かった





竜が降り立ったのは西の方角、俺の拠点の近くだ

危険だが一度拠点に戻り袋に食材をありったけ詰めてさっさとこの森から出よう




東の方向へ行けば出られるという保証はないが少なくとも今の状況よりは安全な筈だ

息を潜めて、だが足早に拠点へと急いだ


第2話です

今日は何話まで作れるかな?明日から仕事だから少しでも多く書いておきたい所


なんか無理やりだけど俺TUEEEEの原型を作っておきました

相変わらずセリフが少ないけど今は主人公一人だけだし仕方ないよね?

説明口調も多くなってきたしそろそろ登場人物を増やしたい


この後の展開どうしようか

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