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1分神話『天罰』

作者: エンゲブラ
掲載日:2026/02/27

それは、いったい誰の、いかなる業に対する裁きであったのか。


あれほどの栄華を極めた都が、濁流に飲み込まれ、ひと晩にして廃墟と化した。


未曽有の暴雨。

天海の底に大穴が開いたかのような、空からの大洪水。


多くの人々が流され、地上にいながら、溺死した。

活気ある都は、泥に埋もれ、

聴こえてくるのは、虚しい風の音とカラスの鳴き声だけとなった。


挿絵(By みてみん)

Image by Copilot.



やれやれ

またやっちまったか


瓶の中身も空っぽになっちまってるし……

くそっ、身体にもかかってるな、これ

あー、酒クセー

とりあえず、雲泉にでも行って、洗い流すか


あの夜、神の座に席を置くバッカスは、酒瓶を片手に下界を見下ろし、酒を飲んでいた。そして、いつもの如く、寝落ちした。


都を飲み込んだ大雨は、天雲の絨毯から零れ落ちた、彼の神酒ソーマの一部であった。

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