セシル
五英傑候補のなり方のアビスの塔到達階数を忘れてしまった、、、
どれくらいだったけ?
「え、この子本当に五英傑候補なの?」
ミロブルに尋ねるとミロブルは静かに頷いた。
こんな小さな子でも五英傑候補に成れるんだ~。
「何を発明したの?」流石にアビスの塔の到達者ではなないだろう。
「僕が発明したのは【魔法文字】っていう文字だよ。」
魔法文字聞いた事無いな。
「多分お姉さんも見たことあるよ。」そういってセシルは懐から紙を取り出した。
その紙に書いてあるのはネローから神の魔法を教えてもっらた時の文字だった。
俺とネローとミロブルだけ違う机に移動した。
「ミロブル凄いね、何で貴方みたいな人間からこの子が生まれたの?」
ミロブルはお世辞にも頭が良いとは言えない、料金の計算で戸惑ってたし。
「そうなんだよ、何で俺の子がこんなに頭が良い子が生まれたのか
わからないんだよ~。」ミロブルは顔をニヤニヤしながら言った。
横目でセラムとセシルが遊んでいる様子を見る。
「それでは子供自慢も終わったであろうし、本題に入ろうか。」
さっきのミロブル子供自慢だったんだ、、、
「先にミロブルがここに来た理由を聞こう。
アビスの塔最高階到達者が何でこんな辺境の地に来たんだ?」
ミロブルってやっぱり強かったんだ、確かに門番とかも速攻で倒してたっけ。
すると急にミロブルが服を脱ぎ始めた。
急に何してんの!?俺は中身が男性だから平気だけどセラムは女性だよ!?
ミロブル上裸になった、あれ冒険者のはずなのに傷が一つもないな?
すると急に肌をむしり取った。
すると下から傷だらけの肌が現れた、何だ傷を隠していただけか、、、
みぞおち周辺の肌をむしり取り始めると機械のような物が現れた。
「話ってのは俺はもう戦えない体に成っちまったんだ。
この機械は俺の相棒の能力を使って臓器を再現してるんだ。」
相棒ってセバスチャンか。
「そんな話だろうと思ったぞ、馬鹿息子。
いつものお前ならクラーケンの足八本近く持って帰ってくるのが
一本だったからな。」
ミロブルってやっぱり化物だったんだ、、、
「俺はもう冒険者を引退することにしたからこの孤児院で働こうと思うんだ。」
「何だそれくらいなら、もちろん大丈夫じゃよ。
こちとら万年人手不足だからのう。」ネローは笑って了承した。
「俺が冒険者を辞めるとなるとセシルへの素材提供が出来なくなるだろ?」
セシルは五英傑候補に成るための素材とかは全部父親に取ってきて貰ってたんだ。
「それでセシルを王都の魔法科学院に入学させようと思うんだ。
アンタはセシルの育て親みたいなもんだから言っとかないとだろ?」
「ワシはそれには反対じゃ、あそこは余りにも危険すぎると聞く。」
まぁ王都とか大体陰険なイメージあるからね。
「でもアイツにはもっと広い世界を知って欲しいんだよ!!」
「駄目じゃあまりにも危険すぎる!!
知人が一人もいないところに愛孫を放り込めるか!!」
あれミロブルはもっとセシルに色んな事を知って欲しいんだよな?
「もし良ければ家が引き取りましょうか?」
「良いのか負担になるんじゃないか?」ミロブルが尋ねてくる。
「大丈夫よ、まだまだ部屋には余りがあるし。
それに家にはセシルと同い年ぐらいの子供いるわよ。」
五英傑候補に成れるほどの頭の良さを持ってる
頭を貰えるなら開発がもっと捗る!!絶対に欲しい!!
「どうだ孤児院長、ミラなら安心出来るだろう?」
「まぁ王都よりかはそりゃ安心じゃな。
しかしこういうのはセシルの意見が一番大事じゃからセシルが行きたくなかったら
止めた方が良かろう。
セシルのは意見は後で聞こうか。」
まぁ無理矢理子供に車の開発を助けてもらうのは罪悪感があるからな。
ミロブルは少し妻に会いに行ってくると言って部屋を出た。
「次にミラは家に来た要件を話してもらおうかな
確か手紙だと開発に必要な研究があるからとかだっただよな?」
俺は設計図をだしてそれをネローに説明した。
「つまり、水を貫通させない魔法陣が必要と言うわけか。
まぁ普通はこれを絶対に拒否するのは分かっておるな?」
そりゃそうだよな、こんな作ったら水魔法が全て防がれるから
ポシボナス家の力は弱まってしまうからな。
「だがこれを絶対に世間に公開しないと約束るのなら考えよう。」
そう言って契約書を出してきた、俺は魔力を込めて血判を押した。
「これでお主は契約に縛られた。
これでワシはお主に研究者を一人送らないといけないの。」
この契約には抜け道があって研究者と言う役職に付ければ
誰でも送ることが出来るのだ、この契約はネローに有利普通なら。
「しかしお主考えたのう、ミロブルの子供のセシルを
研究者として送らせようと考えるとはな。」
「いえいえ偶々ですよ。でも今貴方にはそれしか道はないんじゃないですか?」
ミロブルはセシルを王都に送る事にネローの意見を尊重していたが
やろうと思えばネローはただのセシルの祖父だから
ネローの意見を無視して王都に連れて行くことが可能。
そこで俺が王都ではなく家に来るか?と聞いてみる、
勿論ミロブルは馬鹿なので了承するだろう。
ネローは王都ではなくセフリター家に行かせた方が安全だと思う。
そこで俺が研究者が一人欲しいという話を持ち掛ける、
だが研究する物が出来たらそれはポシボナス家に対して相当な不利益を生むもの。
普通なら絶対に断る、だがもし断ったら家に来たセシルを誘導して
この研究をさせればよい、はたまた俺がセシルの預かりを拒否すれば
セシルは王都に行くことになりネローには何も利益が生じない。
ここまでの事から考える限りネローはセシルを研究者として送るほかない!!
これで天才がまたゲットだよ~!!
「分かったセシルをそちらに送る。
それでワシからも一つ頼みがあるんだが言いか?」
「何?」自分が不利なのに頼む余裕があるとはね、、、
「同盟を組まないか?そちらに研究者としてセシルを送ると同時に
婿としてもセシルを送る。
そちらに一人セシル同じ年の若者がいるのだろう?
それともし研究している時間で恋仲にまで発展すれば結婚させる、どうだ?」
確かにポシボナス家とは契約しているから研究の結果では脅せない、
それに現在の権力だとポシボナス家の方がセフリター家より上だ。
まぁこれくらいの頼みなら聞いてもいいか、、、
「分かったわそうしましょ。
けれどもしサラと恋仲にならなかったらその話は白紙ね。」
これにネローは了承した。
今回は交渉劇みたいなものがありましたね。
はっきり言ってミラの性格は相当悪いのでいっつも頭の中では
こんなことを考えています。
ちなみにセシルはNPCです。




