蒸気機関
蒸気機関難しい!!
やっと貴族的な事が書けるかも。
魔法は魔力が原動力となっているため、酸素が無くても火などは燃やす事が可能です。
やっぱりそうだ、この車は素人目でも分かるほどエンジンがちゃんと作られてない。
「ミラ様どうですか?」セラムが進捗を尋ねて来た。
「この機械は多分大事な部分が欠けてるから多分動かないわ」大事な部分とはエンジンだ。
「それじゃあどうやってこの機械を動かすんですか?」
「う~ん、大事な部分を私が知ってる違う機構に変えてみるよ。」
「「何か私に手伝える事はありますか?」」セラムとサラが同時に尋ねて来た。
「それじゃあサラは腕が入りそうな幅の鉄パイプを持ってきてくれる?」
「分かったよ!!」そう言ってサラは部屋から出て行った。
「セラムは物質逆行でこの部屋がの材料が何か確認してくれる?」
「分かりました。」そう言ってセラムは壁に近づいた。
『物質逆行!!』すると壁の一部が欠けて、セラムの目の前にディスプレイが現れた。
「どんな元素かしら?」しかしそこに表示されていたものは元素でもなんでもなかった。
『ステージ名称:ガレージ
機密事項のため元素は表示できません。』
まあ、予想はしていたがここはアビスの塔での運営側の場所らしい。
するとサラが戻ってきたようだ。
「ミラ様持ってきましたよ!!」
「ありがとう。それじゃあそれじゃあそれを持ってこっちに来て。」
されは大きな鉄パイプを持ちながらこっちに来た。
「これを何々使うんですか?」
「これが無いと私が考える機構を作る事は出来ないんだよ。」
『パレット!!』俺の手にペンが現れた。
「何ですかそれ?」そう言えばサラにはまだ見せていなかったな。
「これは私の能力の一部だよ。これを使って絵を描くとそれを錬成することが出来るんだよ。」
「何ですかそのチート能力は!?」いや、お父さんの能力の方がチートだったよ。
俺は太い筒の上に、細い筒が突き出している円柱を書いた。
『錬成!!』すると鉄で出来た絵で描いたものが現れた。
よしちゃんと錬成材料自動引付機関も発動している。
近くにあった鉄パイプが跡形も無くなっている。
オスピア!!炎魔法を使ってくれないか?
『はぁ~詠唱教えるか自分でやって。力加減はしなさいよ。』
オスピアに炎の魔法を教わった!!やっと攻撃魔法を使えるようになったぞ。
この円柱は上部の取り外すことが出来る、上部を取り外して俺は底に向かって魔法を放った。
『獅子勝りし炎神よ、我に力を貸し、炎を放て。ファイヤーボール!!』
すると俺の手から中くらいの獅子の形をした炎が飛び出した。
よし、完璧だ。俺は円柱の上部を元に戻した。
「ねえ、セラム物質逆行でこの側面に穴をあける事は出来る?」
「はいできますが、大きさはどれくらいですか?」
「それじゃあ半径2cmでお願い。」セラムは静かに頷いた。
『物質逆行!!』すると綺麗な小さな円が開いた。
「それじゃあ、誰か今水持ってる人いる?」サラが声を上げた。
「あ、私今水筒を持ってますね」
「ありがとう、それじゃあそれ使わせてもらってもいい?」
「はい、大丈夫ですよ。」これで水分も確保出来た。
『パレット!!』
俺は空中にスポイトを描いた。
『錬成!!』スカートがちょっとかけたがまあこれくらいは許容範囲内だ。
スポイトが現れた、よしこれで水筒の水を吸い取って。
側面に開いている穴からスポイトを通して水を垂らした。
直ぐに側面の穴を手でふさいだ。
アッツ!手が少し火傷ぽっくなっているから今度やるときは手袋を付けてやろう。
しかし上部についている細い部分から凄い勢いで水蒸気が噴き出した。
よし!成功だ、これを使って車の車輪を回すことが出来る。
蒸気機関と呼べるかは怪しいが、まあ大丈夫だろ。
これを自動化しなくてはいけない、そこが面倒くさい所だ。
俺が成功した余韻に浸っているとセラムが駆けつけて来た。
「ミラ様大丈夫ですか!?ああ、手が火傷しちゃってるじゃないですか!
今治しますね。」セラムが慌てた様子で回復魔法をかけた、だがそこまで治っていない。
『ドラッガー!!』後ろでサラが叫んだ。
「セラム、これ火傷を治す薬」どうやらサラは能力を使って薬を錬成したようだ。
ほっぺたを水が通り過ぎる。
「そんなに痛いんですか!?もう無茶しないでくださいよ!!」
違う、痛いけれどこの状況が嬉しくて泣いてしまったんだ。
前世は馬車馬の様に働かされて、誰にも心配されんかったけど
ここでは小さな火傷でこんなに心配してくれる、俺は幸せ者だな。
【数分後】
『錬成!!』丸い金属のの板と手袋を錬成した。
「セラムちょっとこの上部を持っといてくれない?」俺は取り外した上部をセラムに渡した。
中の炎はもう消えている、もう一度ファイヤーボールを出して炎を付けた。
これ俺の魔力で出来たやつだから俺には危害加えられないよな?
おそるおそる鉄板を持つ手を炎に近づけた。
炎が俺の手から離れているようで火傷は負わなそうだが、とてつもなく手の周りが暖かい。
俺はあらかじめ開けておいた円盤をはめ込む用の溝に円盤を置いた。
よしこれで、火に触れて火傷する可能性をが低くなったぞ。
先ほど置いた円盤の材料は銀だ、前世では高価でこんな使い方する人はいなかったが
これで炎の熱をそのまま伝える事が出来る。
さあ安全面は終わったから、次はこれを自動化する方だ。
「ねえ、セラムとサラ。これを自動化したいんだけど何かいい案はある?」
するとセラムが声を上げた。
「現実味はありませんが、ポシボナス家とカグツチ家に協力を仰いで
魔法陣を作ってもらうとかでしょうか?」
ああ、水系統の家系と、炎系統の家系か、、、
「でも魔法陣を起動させるためには、魔力が必要なんでしょ?
それをどうやって貯蔵するの?魔石を使うんだったらコストが高くなりすぎるよ。」
この車を作るには一応コストいう物が存在する。
セフリター家の財産だって無限にあるわけではない、その予算の中でどれだけ作れるかだ。
加工費は錬金術があるからかからないが多分材料費は多くかかる。
魔力でやればいいと思うかしれないが、全部魔力で作ったらさすがに魔力が枯渇するし。
オスピアを使い続けるのは人道的な意味でもおかしい。
するとサラが声を上げた。
「あれ、もしかしてミラ様とセラムは知らないんですか?
新しく五英傑候補になった人が魔力を液体にして貯蔵する方法を確立したんですよ?」
「その人は今どこにいる?」
「え~とセフリター家の領地の中にいると思います。」
「よし、それじゃあその人に協力を仰いでみよう。」
交渉とか営業がやっていたから大丈夫だろうか?
面倒くさいんで、水が蒸発した体積分とパイプの容積は少し小さいくらいと考えてください。
詳しく書くと計算することが多くなるので。
ミラがやろうとしている機関を簡単に説明すると、
水蒸気になった蒸気を勢いよく外に噴き出す時の勢いを使って
歯車を回して車輪を回転させようとしています。
ですが幾つかの問題があります、それを解決するのが第二章です。
第二章の始まりです!!
文字数が少ないエピソードは一つのエピソードなどにまとめたりします。
読んでくれてありがとうございました。




