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社畜が悪役令嬢に転生しましたが、悪役令嬢として働きたくないため魔王を倒す  作者: 虎ノ介
プロローグ

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錬成材料自動引付機関の印

インフル治りました!!やったね!

これから年末テスト勉強だよトホホ

ストーリー上ミラは勇者と『アビスの塔』に入っているため五英傑候補になってもバグ判定にはならない。

これからどうする?俺は今二人分の命を背負っている。

もし俺が五英傑になったとしてもそれがバグ判定になって俺が消されたら、愛しの人も一緒に消える。

俺は自分が休みたいがために二人分の命を崖っぷちに立たせてもいいのか?

こういうのは一人で悩んでいても行き詰るだけだ相談しよう。


「ねえセラム、私このまま五英傑を目指してもいいのかな?」

「何でそんな事思うんですか?」

「だってもしこのまま五英傑になったとしても、バグ判定を受けたら私消されるんだよ?

それに私がいなくなったらセラムもイベントが殆ど無くなって消えちゃうんだよ?

私家族を殺したくないよ、、」セラムは少し驚いた様子で答えた。

「私がミラ様の邪魔をしていたのですか、、

家族が家族の夢を邪魔するのは最低ですし、ミラ様はそのまま夢を目指してください。」

「私が五英傑になる理由がすごくしょうもなくても?」たかが休みたいだけなんだぞ?

セラムはにっこりと笑いながら返した。

「私を犯罪者にしないで下さいよ?ミラ様」

「貴女も死なないでね?私も犯罪者になっちゃうから。」二人で笑いながら手を合わせた。


「それじゃあ全力で五英傑目指しましょう!!」

「でも最初は五英傑候補にならなくちゃ五英傑にはなれませんよ?ミラ様」

「そうなんだよね~だから最初から大きな研究成果を持ってくと五英傑になる時にネタ切れに

なっちゃうんだよな~。どうする?」

「取り敢えずご主人様の部屋にでも行ってみて何か良さそうな錬金術を勉強しましょう。」

確かに基礎がちゃんとしていないと何事も失敗するからな。


だが屋敷のどこを探しても父さんの部屋が見つからない。

何でだ?お父さんはこの世界から消去されたけど

世界には居たことにはなってるんだから部屋は残ってるはずだろ?

掃除しているメイドに聞いても「お答えできません」の一片通りだ。

畜生弱いAIばっかり積みやがって。

前から歩いてきたメイドは見覚えがあるな、、、

あ!玄関で出迎えてくれたメイドだ!!アイツは確か良いAI積んでたよな?


「ちょっと聞きたいことあるんだけどいい?」近寄って聞いてみる。

「はい、何でしょうか?」

「錬金術勉強したいからお父さんの部屋に行きたいんだけど、部屋が見つからなくて、、」

嘘は言ってないから大丈夫だよな?

「え、今お父様の部屋殆ど何もありませんよ?というか覚えてないんですか!?」

すごく驚いた様子で答えた。


俺は首を縦に振った。

「すいません、少し取り乱しました。まあ確かにその時のご主人様は一歳でしたもんね。

お父様は賢者の石の作成と人体錬成によって捕まったんです。

その時に賢者の石などに関係あるかもしれないからって事で殆どの物が王国軍に持ち去られたんですよ。」

それじゃあ今は錬金術に関するものは何も無いって事!?

「もしかして『錬成材料自動引付機関の印』も?」

それも持ってかれたら錬金術使うの超めんどくさくなるんだけど!?

「いえ、そう言うのは五英傑候補の資産なので勝手に没収するのは駄目らしいので

持ってかれませんでした。」

良かった~。


「というか、『持ってけなかった』の方が正かもしれません。

錬成材料自動引付機関の印が使われている錬成陣は多くあったんですけど、、

肝心の錬成材料自動引付機関の印だけが無いんです。」

持ってけなかった?お父さんは錬成材料自動引付機関の印隠したのか?何でだ?

もしかして錬成材料自動引付機関の印は何か大きな秘密があるのか?

「ちょっとお父さんの部屋まで案内して。」

「わかりました。」


玄関のメイドに案内してもらいながらセラムと一緒にお父さんの部屋まで行った。

「ここお父さんの部屋だったんだ、、」

そこにあったのは誓いの指輪を錬成した時とは打って変わり殺風景な部屋があった。

本棚と机あとはクリップボードがあるくらいだ。

「あ!でもっミラ様見てくださいご主人様が作った扉の後はありますよ」

本当だ、少しだけそこの壁だけ色が違う。

「それじゃあ案内したので仕事に戻りますね。」


「あ、待って。」扉から出る前に何とか声をかける事が出来た。

「どうしたんですか?ご主人様。」

「名前何て言うの?」名前が無いから呼びにくくてしょうがない。

「名前ですか?呼ぶときは『メイド』で大丈夫ですよ。」

「でも名前で呼ばれた方が良くない?」

「でも私名前無いですよ?元奴隷ですから商品番号でいいですか?」

いや、駄目でしょ?何言ってるのこの子。てか奴隷とかあんのかよ怖!!

商品番号の語呂合わせみたいにして名前決めるか、、

「名前の参考にするから商品番号言って。」

「はい、わかりました。え~と確か、、BI83115MCだったかな?」

何かお札の番号みたい、これで語呂合わせ行けるか?

何かヒントになりそうなものないかなと思って部屋の中を見渡すと周期表が目に入った。

お!商品番号と似てる元素があんじゃんそれを上手く繋げてと。

「ビス・ビウム・セフリター何てどう?」

「ありがとうございます!!それじゃあこれからはビスとお呼びください。」

そう言ってビスは部屋から出て行った。


「ミラ様終わりましたか。」

「うん、終わったよ!それじゃあ錬成材料自動引付機関の印の手がかりを見つけよう!!」

「それ長いから材料吸引機じゃダメですか?」

「いいよ~」頑張って探すぞ~と意気込んだが物が少なすぎて特に探すまでも無かった。


「何かあったセラム?」まだ探しているセラムに聞いてみた。

「何にもありませんね~。強いて言えば周期表の一部欠けてるぐらいでしょうか?」

「どこが欠けてるの?」

「え~と、金の部分が欠けてますね。」金?なんで金なんだ?

「金、錬成したらどうにかなるかな?」欠けている場所には、それと同じ形の物をはめればいいだろ。

「でも金って元々元素だから無理じゃないですか?」

いや一応金だって錬成することは可能なはずなんだ、賢者の石必要だけど、、

「魔力を使う。」

「まあ確かに魔力を使えばできますからね。」

この時の選択を俺は後々後悔することになる。


俺は空中に金の小さな延べ棒を書いた。

え~と材料を魔力に指定して、、出来た!!

『錬成!!』空中から金の小さな延べ棒が落ちて来た、その瞬間俺とセラムは影に飲み込まれた。

目の前にはあるのはディスプレイだ、書いてある言葉は、、

【対象:ミラ・セフリター バグを検知

    セラム・セフリター バグを検知

自動バグ消去システム起動・・・起動成功 消去します 注:これには時間がかかります。】

今回はミラが危惧していたバグによって消されかける所までを書きました。

そろそろ時間進めないとな~

読んでくれてありがとうございました。

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