純プレイヤー
朝起きたら雪めっちゃ積もってて反射した光が目に当たって痛い!
「純プレイヤー?」何を言っているんだセラムは?
「あれ?違うんですか?だってそのディスプレイ、ストーリーを見るやつですよね?」
ストーリー、何でセラムが知ってるんだ?
「あ、でもお嬢様そう言えば大事な悪役令嬢役でしたね、そんな大事なNPCが純プレイヤーなわけないか」
セラムは何だか落ち込んでいる。
「私が純プレイヤーかは分からないけど、その話もっと聞かせて。」
「分かりました、お嬢様。この世界の名前が【アビスの塔】って言うのは知ってますよね?」
「それは知ってるわ、それに私はストーリーを見たことあるしね。」
「そのストーリーっていつ頃見ましたか?」確かこの世界に転生した後だったよな。
でもそん時の俺の体は生まれたてではなかったし、、
「確か私が二か月目ぐらいの時かな?」
「それじゃあ寝ていたらディスプレイが目の前に現れたっていう事ですか?」
まあそういう事になるな、俺は頷いた。
「それじゃあお嬢様は私と同じ成り上がりのプレイヤー何ですね!
良かった私以外にも成り上がりのプレイヤーが居たんだ、、」
「あの盛り上がってる所ごめんなんだけどさ、、」セラムが満面の笑みでこちらを振り向いた。
「プレイヤーって何?」セラムは膝から崩れ落ちた。
しかし直ぐにセラムは立ち上がり意気揚々と話し始めた。
相当自分以外のプレイヤーに遭えたのが嬉しかったんだな
「プレイヤーって言うのはアビスの塔に入ることが許された人達です!!」
そういやここ乙女ゲーの世界のはずだけど時間軸がずれにずれまくってるから
もはや乙女ゲーがメインのはずなのに、
勇者がまだ居ないからアビスの塔がメインみたいになってるんだよな。
ストーリーの最後の方に謝罪文と一緒にそんな事が書かれていたっけ。
だからプレイヤーもアビスの塔がメインになってるのか、、
「お嬢様どうかしましたか?」
「何でもないよ、続けて?」
「分かりました、プレイヤーにも二種類あるはず何です」
あるはず?何で不確定なんだ?疑問が上がったがそのままセラムの話を聞く。
「まず最初に行った純プレイヤー、この人達は無条件でアビスの塔に入る事が出来ます。
それにこの人達は何かレベル?っていのがあって成長し続けます。
それにこの人達は何回も死んでも前回寝た場所に生まれて、何度でも死ぬことが出来ます。」
「次に私達みたいな成り上がりのプレイヤーはアビスの塔に入るには条件があります。
その条件が五英傑候補になる事なんです!また私達は死んでも生き返る事は出来ません。
それにレベルもありません、元からスペックは決まっています。
しかしお嬢様はそのディスプレイを見たところ能力を獲得したようですね、、
つまりお嬢様は成り上がりのプレイヤーでもなく純プレイヤーではないという事です。」
確かに俺が成り上がりのプレイヤーだとしたら能力を後から獲得することはおかしい。
だが何故俺が純プレイヤーではないと分かったのだ?
「何で私が純プレイヤーって分かったの?」
「簡単話です、純プレイヤーは自分がプレイヤーだと自覚してるからです。」
多分純プレイヤーって現世の人達がこのプレイする時の事を指してるから、
そりゃ自分がプレイヤーって分かってるよね。てかこの世界、現実と繋がってるのかよ!
「つまり私は純プレイヤーでもなく成り上がりのプレイヤーでもないと、、」
「はい、そういう事になります。ですが問題がありまして成り上がりのプレイヤーで確認してるのは
私とお嬢様のみなのです。」
「え、それじゃあ、、まだ成り上がりのプレイヤーがどういう物なのかもよく分かってないって事?」
「そうい事になります、私もストーリを見た時に貴方は
『成り上がりのプレイヤーです』って表示されただけですから。」
セラムが落ち込みながら言った。
「それで私が純プレイヤーだったら何を頼みたかったの?」
「それも気づいてましたか」
「当たり前でしょ、生まれた時から貴女を見てるのよ?」
まあオムツ替えとかも全部思い出してみればセラムがやってたし、
しかも母親よりセラムの方がよく俺の世話してたしな。
それじゃあ多分本気の告白しても大きくなりましたねてからかわれるだけかな
悲しいよ、、、何だかセラムの顔が赤いがどうしたのだろう?
「はい、お嬢様が純プレイヤーだった時に頼みたかった事は
私をアビスの塔に連れて行って欲しいんです!」
「だけど私も貴方と同じ純プレイヤーでは無かったという事だったから
今アビスの塔に入れなくて落ち込んでいるのね、、後聞きたいんだけど何でアビスの塔に入りたいの?」
セラムは口をもごもごしながら答えくれてない。
「答えたくないなら答えなくていいわ、でも成り上がりでも行き方があるでしょう?」
「私の身分はメイドだから五英傑候補になるための研究が出来ないんです」
「それなら私も五英傑候補目指すから貴方を助手として使うわそれなら
一緒に五英傑候補になれるんじゃないの?」
セラムが目をパチクリさせながら驚いている。
「でも身分差がありますし、それに二人で受賞するなら結婚とかしとかないと、、」
「何言ってんの?私達結婚してるでしょう?」
セラムが『あ!そういえば』みたいな顔をしているから結婚相手として意識されてないんだろう。
何か俺不憫過ぎない?
「でも秘密にしろって言われてますよ?」
「何で結婚相手の事秘密にしなくちゃいけないの?パートナーを隠すなんて私が恥ずかしい。」
「でも私王族から見捨てられたし、だからお嬢様が私と五英傑候補になるんだったら
王族とかの妨害もあって大変ですよ?」セラムが泣きそうな顔で言ってくる。
「第三夫人の第四王女は死んだのよ?貴方はセラムよ。それに私は王族の妨害ごときに屈しない!!」
多分俺がいた会社より地獄の妨害やパワハラは考えられないからな。
セラムは驚いた顔で私を見ている。
「お嬢様も大人になりましたね、、私がいたらホントに困りますよ?それでもいいんですか?」
「私は貴方が王族から捨てられたことを分かっていながら誓いの指輪を作ったのよ?
貴女と一緒にいたら困ることも了承してね。」
「それじゃあ一緒に五英傑候補になりますか!!」セラムは元気な声で言った。
「何言ってんのよ?五英傑候補じゃなくてそのまま五英傑になっちゃいましょ」
目標は高ければ高いほど良い、まあ限度もあるが、、
五英傑候補:ニコラス・セフリターの情報。
魔力の形:朱雀→鳳凰に進化
魔力量:賢者の石により測定不能
能力:【神の加護】【錬金術師】
仕事:悪役令嬢の親であり世界最高峰の錬金術師
実力:五英傑相当
死んだ理由:テクスチャごと消去、能力の無効化
能力:神の加護
天界や地獄の技を使う事が出来る、倒すことはほぼ不可能に近い。
神の技の一部
海の悪魔、高龗神、十戒、復活etc
能力:錬金術師
錬金術師を使うときの魔力消費量が半分になる。
人を錬成させる事が可能、賢者の石を使う事が可能。
今回はプレイヤーについて設定を追加しました。
ちなみにアビスの塔の世界は現実世界と繋がっています。
あとお父さんの強さはハッキリ言ってなろう系の主人公並みの強さです。
ミラの十倍は強いです。
読んでくれてありがとうございました。




