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生きるのも死ぬのも怖い  作者: 青葉 星


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第7話


残業が終わって、家に着いたのは十時半を過ぎていた。鍵を開けて、靴を脱ぐ。電気をつける前に、部屋のカーテンを開けてベランダから星を眺めていた。

星を見ている間は、自分の考えがちっぽけなものに感じて気が少し楽になった。今日一日、平気なふりをしていた反動で体が重い。

ソファに沈み込む。頭の中がうるさい。

夜1人になると、また始まる反省会。返事の仕方、笑い方、言葉の選び方。一つずつ思い出して、間違っていなかったかを確かめる。


スマホを見る。昼に送った「行くー!!」の文字が、まだ残っている。テンションが高すぎた気がして、少し恥ずかしくなる。でも、あれ以外の返し方が思いつかなかった。

水を飲む喉を通る感覚だけが、今も生きている証拠みたいだった。夕飯は好きなアニメを見ながらお菓子を食べ続ける。別にお腹が空いているわけじゃない。ただ何かを食べている間は嫌なことを忘れられる。


今日も何とか終わった。それだけで、精一杯だった。

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