表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人生というポール  作者: 勇翔
9/17

第9話

手紙


娘の鈴はきっとすばらしい社会人になれると正一は感じた。

そして家に着いてから鈴宛ての手紙を書こうと決めた。


「何の世界でも、結局、才能と、人物ですね。

 勝負の世界では、才能の衰えを自覚した時が最後ですね。


でも点数のつけにくい鈴がこれから進む会社員の世界では、

自分の点数を、はっきり自分でつけることはやりにくいですね。


うぬぼれがなくなったら、その世界は続けられないだろうし、

うぬぼれが、いつまでもとれなければ、

それはこっけい人間だし、大変なこともたくさんあると思います。


最近テレビでよく野球を見るようになりました。

今度の東京オリンピックの野球もとても楽しみにしています。

今は野球に対するわだかまりはまったくありません。


桜が咲いたら鈴の元気な社会人姿を見てみたいです。

今年はきっと桜も早いでしょう。では、またね。 正一」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ