表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AWO〜ゼロと愉快な5人の仲間たち〜  作者: 深山モグラ
第一章 中央大陸編 第一節 中央王国 第二項 鉱山の街
99/378

初回討伐報酬

〈ログインしました〉


 昨日はあの後すぐに街に戻りログアアウトした。なので今日は昨日ドロップしたアイテムの確認から始める。まあ、初回討伐報酬の方はスキルの書だと思うけどな。レアなスキルがもらえるし別にいいんだができれば金を出してもなかなか買えないようなものがいい。

 〈鎧砕き〉は確かに強いがスキルショップで買える。確かに1,000,000バースとかなり値段はするが買えないこともないだろう。ギルドで依頼を受ければ数日あれば貯まる値段だし。


 まずはドロップアイテムのからだな。マーキュリーゴーレム・ホプリゾーンのドロップアイテムは......どうやら魔石みたいだな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

マーキュリーゴーレム・ホプリゾーンの魔石  上等級 ☆4

マーキュリーゴーレム・ホプリゾーンの魔石。体内で魔素が硬化したもの


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 嬉しいんだけど嬉しくないような複雑な気持ちになる。確かに魔石が落ちたのはうれしいさ。それに上等級だしな。けどさ、他のゴーレム系の魔物から魔石が全然落ちていないのにコイツからは簡単に落ちるとなると悲しくなってくる。やっぱ物欲センサーは存在するのだな。


 ちなみにレア度が上昇しているのは〈解体〉の効果だ。今までは魔物が落とすドロップアイテムは一般級だったのでレア度が高くても装備の性能にはあまり関係していなかったがこれから魔物のランクが上がるにつれて等級も上がるからレア度が高い方がもちろん良い装備が作れるようになる。

 〈解体〉はかなり強力だ。今回は運よく魔石が手に入ったのでその真価が発揮されることになったわけだ。


 ミサキさんにこの魔石で何か作ってもらうとしよう。それかゴルジアナさんには今製作中の装備にこの魔石を使ってもらうのもありだ。

 魔石の活用法も決まったことだし最後に初回討伐報酬の確認だ。どうかいいものが入っていいますようにっと念じながらギフトを選択すると中に入っていたのはスキルの書であった。

 知ってた。絶対にそうなると予想していたよ。だが、今回のスキルの書は初めから習得できるスキルが決まっているみたいだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スキルの書〈メタモルフォーゼ〉

スキル〈メタモルフォーゼ〉を習得する


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 メタモルフォーゼ、か。意味としては変形、変身がある。マーキュリー・ホプは一瞬で腕を変形させていたから私も体の一部が変形したり......まさか変形ってことはないから変身になるのだろうか。悩んでいても仕方がないので習得してしまうか。


〈メタモルフォーゼを習得しました〉


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〈メタモルフォーゼ〉

 武器、装備、アクセサリーのセットを2つ作ることができる。スキル名または特定のポーズをすることで瞬時にセットされた装備にチェンジする


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 〈鑑定〉を使って効果の詳細を視てみたが、つまり早着替えってことか。今の神官装備のほかにもう1つ装備をセットができるのはありがたいな。これは戦闘中にも発動できるのか試さないと。後どれくらいの速さで装備が変わるのかもだ。

 スキルの書なんていらないとか言ってほんとすみませんでした。これは今の戦法に革命の予感がする。ちょうどいい検証相手がいるし新しいスキルを試させてもらうとしよう。


 だが、その前に依頼の報告とかを済ましてからだ。


・・・


・・



「またのお越しをお待ちしております」

 

 生産職ギルドで買い物を終えたし次はどこに行こうか。そろそろ森林の街に移動するわけだし馬を買いに行くのもありだな。冒険者ギルドはどうしたのかだって? そんなのとっくに終わったよ。依頼が達成したことを報告するのに面白いシーンなんてないからな。

 生産職ギルドでは剣と小手を買った。剣は片手剣で所謂西洋剣だ。刀なら使えるが片手剣は使ったことがないので上手く扱えるか分からんが素手よりは武器を使った方がいい場合もあるし、ないよりはましだろう。それから小手。これも素手よりかはダメージが上がるだろうと思い購入した。

 だが、小手は両手武器判定なのでこれしか装備ができない。なので使うことはないかもしれない。〈メタモルフォーゼ〉のセット枠は2つしかないのでどの武器をセットするかを慎重に決めなければいけないからな。


 それから街中を歩くこと数十分ついにペットショップにたどり着いた。馬だけでなく他にも動物がいるのだろう。店の外からでも生き物の鳴き声が聞こえる。

 案の定中に入ると犬や猫みたいな生物が店の中をうろついていた。


「お~、よしよし。ここか、ここがいいんか」


 さっそく見つけた猫みたいな動物を手に取りなでまくる。最高だ。なぜこのような場所が広まっていないんだ。全くプレイヤーは殺伐としすぎだな。もっと心にゆとりを持たなければならんぞ。


「いらっしゃいませ。お客様は猫が喜ぶ触り方を理解しておられる。どうです、お買い求めになりますか?」


 チッ。私が和んでるのに邪魔しやがって。っというのは嘘だがいいとこで割り込んできたのは許せんな。おかげで手に抱いていた子猫が逃げてしまったではないか。


「それもいいんですが今回は馬を買いに来たんですよ」


「ほう、馬ですか。ちょうどいいものが入っておりますよ。是非こちらへいらしてください」


 私の目的は馬を買うことなので猫は買えない。もし馬を買って金が余るようなら買うのはありだけど戦闘には猫を連れていけないだろうし買ってもずっと宿屋に置きっぱなしになりそうな予感がする。馬以外の動物を買うのは拠点を構えてからの方がいいだろう。

 聖も猫好きだし拠点は猫で溢れさせてやりたい。流石に現実では多くても3匹くらいが限度だろうし、これもまたゲームでしかできない楽しみ方だ。


 おっと、余計なことを考えていたら店主が先に進んでいた。遅れてはいけないので急ぎ足でその背中を追い店の裏に回る。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ