表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AWO〜ゼロと愉快な5人の仲間たち〜  作者: 深山モグラ
第一章 中央大陸編 第一節 中央王国 第二項 鉱山の街
88/378

事後処理 その1

〈戦闘が終了しました〉

〈種族LVが上昇しました〉

〈JOBLVが上昇しました〉

〈聖魔術のLVが上昇しました〉

〈聖魔術の新しいアーツを習得しました〉

〈邪魔術のLVが上昇しました〉

〈邪魔術の新しいアーツを習得しました〉

〈書術ⅡのLVが上昇しました〉

〈INT上昇ⅡのLVが上昇しました〉

〈精密魔力操作のLVが上昇しました〉

〈鑑定ⅡのLVが上昇しました〉

〈MP自動回復ⅡのLVが上昇しました〉

〈鎧砕きⅡのLVが上昇しました〉

〈STR上昇ⅡのLVが上昇しました〉

〈VIT上昇ⅡのLVが上昇しました〉

〈MND上昇ⅡのLVが上昇しました〉

〈AGI上昇ⅡのLVが上昇しました〉

〈DEX上昇ⅡのLVが上昇しました〉

〈平衡感覚ⅡのLVが上昇しました〉

〈称号〈魔物殺し〉を獲得しました〉

〈称号〈狂想の体現者〉を獲得しました〉

〈称号〈格致日新〉を獲得しました〉

〈種族LVが10の倍数に到達したためオリジナルスキルの強化が可能です〉

〈種族LVが50の倍数に到達したためオリジナルスキルの作成が可能です〉


 あ~、頭おかしなるで。アナウンスの量が半端じゃない。早くステータスを視たいが今はそれ以上にゴーレムを見たくないので一度街に帰還しよう。


「お疲れ様です。よくあの数の魔物と戦って生きてられますね」

「ん? アーサーか。久しぶりだな」


 アーサー。βテストでは円卓の騎士団というクランを創設したプレイヤーでもあり、もちろんトッププレイヤー。腰にぶら下げている剣はオリジナルスキルで生み出しているのだろう。そこらの剣にはない気配を放っている。


「ええ、掲示板がお祭り騒ぎだったので何事かと思い拝見させてもらいました。流石はゼロさんです。まさか倒しきるだけでなく無傷とは。あなたはまだ高みにいるようだ」

「謙遜を。お前もやろうと思えばこのくらい倒すことができるだろ」


 涼しい顔をして流されたがアーサーは指揮能力が異常に高い、正にカリスマ。こいつが指揮をするクランは軍隊のように動くので仲間からの強い信頼を窺える。

 ちなみに私は指揮を取ることが苦手だ。というかできない。集団で動くよりも個人で動いた方が楽だからな。最大でもパーティで動くのが私には合っている。

 それより掲示板で話題になっていたか。別に気にすることでもないから構わないがこれだけ派手にやればそりゃあ目立つししょうがない。


「他のメンバーはどうした?」

「既に装備を整えて次の街に向かっています。風の噂でゼロさんがこの街のフィールドボスに挑戦すると聞いたので今なら森林の街のフィールドボスを倒せると思いましてね」


 アーサーと話しながら街に向かう。周りのプレイヤーから向けられる視線が鬱陶しいが極力気にしないようにする。話しかけられないだけマシだ。戦闘が終わって余り時間が経っていないので殺気が少し漏れているのが効いているのかもしれない。


 今から定期馬車に乗れば森林の街までは直ぐに着くので向こうのフィールドボスに挑戦することは簡単だ。だが、それだと面白くない。それにフィールドボスを最初に討伐した時に貰える初回討伐報酬を一人のプレイヤーが独占してしまっては他のプレイヤーのモチベも下がってしまう。

 

「それでは私はこれで失礼します」


 街に着きアーサーと別れる。街に入ってもまだ視線が付き纏ってくるので今日は近くの宿を取りそこでログアウトすることにした。注目されるのは構わないが動きづらくなるのだけは勘弁してほしい。




〈ログインしました〉


 昼飯も食べて気分爽快。今日の昼は海鮮丼を食べてきた。サーモン、マグロ、カンパチ、イカ、ホタテ。そして真ん中には大盛りのイクラ。もう最高だった。靄がかかっていた思考が晴れ渡っている。


 インベントリを見ればマッドゴーレムの魔石がちょうど10個集まっていた。これは少ない方なのだろうか。乱戦になった時には他のゴーレムも交じってしまったから妥当な数かもしれない。

 ギルドで達成報告をしてアイアンゴーレムの依頼を受注しておくか。それと昨日は時間がなくてゴルジアナさんに依頼できなかったミスリルアクセサリーを頼みにいかないとだ。


 店主に礼を言い宿を出る。

 また注目されるのも面倒臭いので上からギルドに向かうか。建物の壁を蹴り屋根に上る。これなら人の目を気にしないで進める。

 やることは多いがまずはステータスの確認から行こう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

NAME:ゼロ

RACE:デミヒューマン LV59

JOB:二級神官 LV30

SP:0

JP:225


HP:610/610

MP:860/860

STR:50〈+60〉(+10)

VIT:20〈+60〉

INT:150〈+75〉(+71)

MND:65〈+60〉(+10)

AGI:50〈+65〉(+7)

DEX:20〈+60〉


オリジナルスキル

〈白黒LV4〉


装備スキル

〈領域拡大〉


スキル

〈光魔術LVMAX〉

〈聖魔術LV30〉

〈闇魔術LVMAX〉

〈邪魔術LV30〉

〈書術LVMAX〉

〈書術ⅡLV3〉

〈INT上昇ⅡLV30〉

〈精密魔力操作LV30〉

〈鑑定ⅡLV30〉

〈MP自動回復ⅡLV30〉

〈鎧砕きⅡLV26〉

〈STR上昇ⅡLV30〉

〈VIT上昇ⅡLV30〉

〈MND上昇ⅡLV30〉

〈AGI上昇ⅡLV30〉

〈DEX上昇ⅡLV30〉

〈平衡感覚ⅡLV30〉


称号

〈チュートリアル完全達成者〉

〈ゴールドハンター〉

〈疾風迅雷〉

〈死中求活〉

〈流水之舞〉

〈リーンの弟子〉

〈スキルコレクター〉

〈魔物殺し〉

〈狂想の体現者〉

〈格致日新〉


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 強く成り過ぎてしまった、な。これではフィールドボスのレベルより高い。格上と戦うとかほざいておきながらこれでは今までと何も変わらないじゃないか。

 こうなったのも師匠が面倒な修行を用意したからだ。まあ、いい。このままガンガンとレベルを上げていこう。どうせ宗教国に着けば師匠との修行が始まるのだ。その時は格上と戦うことが殆どだろう。


 JOBレベルが30になったが変化はない。三次職への転職はLV30ではないということか。普通に考えて既に二次職のLV30になってるって相当ヤバい。100体オーバー組み手を始めたのが種族レベルが37の時なので22レベルの上昇か。

 

 それとゴーレムたちと戦っていて気づいたことは自身の攻撃、往なし、カウンターは素手による攻撃でもダメージを受けることはないということだ。なので前線で戦っていても相手の攻撃を食らわない限り白黒は解除されない。

 私の戦闘スタイルが攻撃を往なしてからの反撃と攻撃を食らう前に仕留めるの2パターンあるのでVITを上げても意味がないし、DEXも生産職専用のパラメータといっても過言ではない。

 なのでSPの振り分けは完全にVITとDEXを諦めて、その代わりAGIとSTRをそれなりに割り振った。神官として必要になるINTはキリがいい150まで上げて、次からはMNDを重視して上げることにする。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 種族Lvが10の倍数でオリジナルスキルのLvが上がるなら種族Lv59に対して❮白黒❯のLv4は間違ってませんか
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ