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ルーティン
今日もまたタイプの子がいたら声をかける。
そこそこ顔がいいから、少し優しくすれば大体の子は落ちてくれる。
ダメなときは顔がはまらないか、ノリが悪いかくらいかな。
せっかく俺が声かけたんだからさっさと落ちてくれよ。
こういうことを繰り返すために、ここらのいい感じのBARやCLUBは把握済み。
雰囲気酔いをしてくれる子はだいぶ楽だ。
今日もCLUBにいき女の子を探す。
うーん、今日は入りも悪いし、45点平均かな。
たくさんの子を見てきたせいか、面食いレベルが上がる。
少し時間置くか。
「なおき、部屋借りるよ。」
「お前も飽きないよなー。」
「いい女がいないだけ。」
「お前が最低なだけ。」
「はいはい。」
CLUBで知り合った従業員のなおき。
俺がいると女の子が友達を呼んだりして、金回りが良くなる。
だから優遇され、疲れたらVIPルームで休ませてくれる。
たまに女の子もつれていくけどね。
まだ夜は始まったばかり。
まだそこらへんで飲んでいるんだろう。
少し寝てこれからに期待だな。
固めの狭いソファで少しの間寝ることにした。