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女子校の王子様を助けたら、モフモフ好きなただの可愛いお姫様だった

作者:こうと
隣の女子校に“王子様”と呼ばれる完璧な美少女がいる。
名前は白銀レイ。
ショートカットで長身、誰にでも優しくて、全女子の憧れの的。
でも、俺――小鳥遊怜也は知ってる。彼女の“本当の姿”を。
ある日、駅前でナンパされていたその子を助けたら、彼女が落としたのは、小さなくたびれたぬいぐるみ。
後日それを届けると、

「私がこんなの好きなんて、変だよね……?」

違う、全然違う。
むしろ、そんな一面を見せてくれた君が──可愛い。
周囲には絶対に見せられない、ふわふわで素直な“彼女の本音”。

「こ、こんな私知ってるの小鳥遊くんだけだから……」

そしてどんどんそんな可愛い彼女を俺にだけ見せてくれるようになって……。
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