過保護(によって)休み?!
これも書き方を変えました!
どこが変わったか分かるかな?
コン、コン、コン、
「失礼します。ハスカです。入ってもよろしいでしょうか?」
練習中に、ハスカが水を持ってきてくれたようだ。すごい、ちょうど喉が渇いてきたところだ。
「……ええ。大丈夫よ。」
ま、キリが良かったからやーめよっと。
ガチャ、
「失礼します。こちら、お水と………お母様からの伝言で、『明日の学園は休みなさい。』と。」
「うえ?………うええ?」
嘘だろ…?え、頭打っただけで…
「では、失礼しました。またなにかあればこちらのボタンを押してください。」
「あ……行っちゃった……」
ってか、前世では10連勤でもなんも言われなかったし……むしろもっとやれっていう雰囲気だったわ………
改めてなかなかのヌルゲーだと思いつつ、練習を続けた。
次の日
「ぅうぅぅ……」
…え?なんで?Why?なんでこんな頭痛いん?ってか動くのもしんどい………
ズキッ、ズキッと激しい痛みを訴える頭。
あ、ボ、タン……鳴らせって…いってた……
ぽち、っとボタンを押した瞬間──
あれ?なんか音が鳴ると思ってたのに、なんにも聞こえな─────
バァーン!!!
自分の部屋のドアが勢いよく開いた。
「ミrrrrrrrrrrらあなぁぁあ!!!!!」
うるせぇー!頭に来る!その声ヤメロォ!
「ミミミミミミみらららなさささささささmま!」
ハスカも落ち着けぇ……!
「す……す、こし、静、かに……」
『『はっ!』』
「ごめんなさい。」
「大変申し訳ございませんでした。……投げ捨てるものでしたら……なんでも大丈夫です……命でも。」
と言い完璧(?)な土下座を披露した、
けど──
「そんな、の、大丈夫ですのに………」
もう一度土下座をかましてきた。一名を加えて。なぜだ。
「とととととととりあえず、おおお医者様をお呼び、ししておくわ………」
いや、2人とも慌てすぎでしょ……
ってか、頭………………痛くない?え?嘘でしょ?いや、嘘じゃなかった。
「あ、あのぅ……」
「はい!」
「何かしら?!ミラーナ!」
うっ……!
「頭痛いの治りました。」
「「……………………え?」」
「い、いや、無理はしなくていいのよ?」(うんうん。)
「いや…無理じゃないんですけど…………!」
「ま、学園は休みよ。昨日の予想が当たったわね。」
「予想が当たった?!」(小声)
うっそうちの母予言者?!
こんにちはあ!!!!いつもうるさい抹茶ちゃんだよぉーう!!
……………………………………………………それじゃ!これからも抹茶畑をよろしくね!
じゃあね!