精霊魔法だ!
「うぅ~ん。どのルートが一番マシだろ……」
今までプレイしてきたルートをたどっていく。
「う~ん、一番マシなのは…あ!追放だ!」
(追放なら殺されない。ゲームでは追放されてのたれ死んだけど、隣国で生きる術があったら…うん、いける!)
「でも、生きていく術……あ、確か、この世界には精霊魔法があったんだ」
(よし、精霊魔法を使えるようにしよう!)
「うっ!頭痛っ」
「ミラーナ!大丈夫?!」
「あ、お母様…」
「奥様、落ち着きを!」
(ミラーナの母、ノーマナか…こんなにうるさかったんだ…)
「うん、大丈夫だよ」
「ミラーナ様、寝ておいてください!」
「ええ!安静にしていて!今日の授業は取りやめておくから!」
「え、ああ、はい。ありがとう、ございます……?」
(勢いがすごい…結構過保護…いや、これは親バカか?)
なんて事を考えていて、頭痛で忘れていたが、ふと思い出した。
「お母様、私、精霊魔法を使えるようになりたいの!」
「まあ………無理はしなくていいのよ?でも、可愛い娘のためだもの!良い教師を見つけてくるわ!」
「ありがとう。お母様。お母様も、無理はしないでね?」
「っっ~!うぅ…なんて天使なのかしら……」
(えっ?なにこれ。なんでこんなのになったの?)
ノーマナは、ミラーナ(瀬田彩)の想像のはるか上だった。
遅れてすみません~ようやっと2話目ですわ~あ~長かった長かった。(もう一度言います。まだ2話目です)
ツッコむならツッコんでください!気遣いはいりません!画面の向こう側で受け取ります!