表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

デート

彼女(安城)のお父さんと会ったあと、絶対に幸せになれよ、娘を傷つけたら復讐な。と念を押されたあと帰ろうとすると安城が玄関まで迎えに来て、「ありがとう、お父さんが気に入ってくれるなんてやっぱり私たち運命で結ばれてるのかも、、、。」

と、かなりメンヘラな発言が飛び出したがもう覚悟が決まってた俺は、

「そうだな、いいお父さんだな、いうことちゃんときいてあげるんだぞ。」

と、おっかない親父さんのことをフォローしつつ答えた。

「うん。」

と短く嬉しそうに安城は答えた。そして

「ねえ、お父さんに認めてもらったことだし明日の土曜日デートしない?」

顔を赤くして問うかわいい姿に思わずこちらも顔を赤くしながら

「分かった、何処にいく?」

「街中をただブラブラ歩こ?で、昼にはマックで昼食、そのあとまたブラブラ歩いて解散。きっといつも見てる街中と違う、幸せな気分になれるよ。」

幸せになれるかな?と思いつつ、容姿端麗な安城と歩ければ学校の男たち(特に高木)はすごく羨むだろうなと思い、

「そうだな、すごくワクワクする。」

そう答えると、安城はフフフ、と笑みを浮かべ

「じゃあ明日、待ち合わせは商店街の◯×店の前、9時で、」

「分かった、じゃあ明日な」

「うん、明日」

そして安城の家から自宅に帰宅すると家で母が

「どーしたの、帰ってくるのいつもより遅いじゃない。」

と母が心配して出てきた。

そう、帰宅部の俺を捕まえた安城は制服のまま俺を自宅に呼んでいたのだ。

「別に、あと明日出かけるから。」

「高木君と?」

事実を言おうと迷っていると母が

「その反応は、、、ふーん舜一あんた彼女出来たでしょ?」

言い当てられ戸惑っていると、

「彼女大切にしなよ、そのぐらいの頃の女の子はお姫様なんだから。」

改めて母の鋭さに感服しながら

「絶対に俺が幸せにする。」

と覚悟を口にすると母が

「一人前になったもんだね、舜一も」

とか感心したようにいった。

そのあと父が帰宅しこの話題になると

「このプレイボーイめwww」

と茶化してきたのは言うまでもない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ