表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
怪解奇体  作者: 83
7/16

初めて

@永田 陽@


ある人影を探して基地内を歩き回る。


ホントどこに行ったんだよ…!


「あ、居た。」


「陽さん…!!」


「よぉ陽。」


「用事があるのは涼也だけだぞ。」


嬉々として話しかけてきた参番隊隊長の水薔薇のことをきっぱりと切り捨てて、領野へと向き直る。


隣りに居た水腹は凹んでいる。


「涼也、おめでとう。」


「はい?!」


「今夜、初任務だ。


ぼくと一緒にな。」


________________________________________________


@天内 涼也@


「待って待って待って待って!!!!」


「はよ降りろノロマ。」


陽さんから初任務と告げられたからはや8時間。


ヘリの上から突き落とされそうになってます((


「そんなんだから部下にスパルタって言われるんですよ!!」


「あ???」


「スミマセン」


「そもそも飛び降り訓練しただろ。」


「あれは妖が居ない体でやりましたよね??


下見てから言ってくださいよ!!」


「んなもん関係ないよ。」


「マジ鬼…(泣)」


そう。


今俺の足元に居るのは巨大な妖、生態番号陸壱百伍拾参番のダイダラボッチ。


オペレータールームに居る管理員からの情報で今夜出現するとの予測がついたからだ。


「余計なこと考えないで行って…こい!」


陽さんに足蹴にされてかなりの高度から落ちる。


舌を噛みそうになるもなんとか体制を整え、ダイダラボッチを見下ろす。


いや絶対ムリだろこれ((

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ