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家賃が払えない

新連載始めます。

着地地点が見えてきましたのでゆっくり更新ですが始めます。宜しくお願い致します!

 ミリアネアは震える手で本邸のドアをノックした。

 今日は家賃を納める期日の日。

 真面目なミリアネアと兄モーガンの兄妹は今まで一度もこの日を遅らせたことがない。

 何事もなければ、いつも通り家賃を持ってここに立っており、お金のやり取りをしてサックリ離れに戻るはずであった。

 

 ここの屋敷の離れに住んで一年と十ヶ月。

 大家の隻腕の男がなんと言うか……緊張して喉がカラカラに乾いていく。


 貿易船に乗った兄が帰宅する予定日から、既に一ヶ月が経った。

 兄が戻ってこない為本来なら商会から支払われるはずの給金も、今は滞った状態だ。


 運が悪いことにミリアネアには今貯金はない。

 と言うか引き出す手段がない。

 貿易船に乗った兄が金庫の証文印を持ち歩いているからだ。

 

 今月の家賃の締切日は今日なのだが、どうしてもそのお金が用意できなかった。

 大股で歩く足音が近付いてくる。

 ミディー国王都にある小さな屋敷には使用人は居らず通いの下男が毎日来ている。

 その下男が今日はまだ居ないようだ。

 ガチ、ガチャと鍵を開ける音がすると、大柄な大家、隻腕の男メンフィスがドアを開け目の前に現れた。


 ミリアネアはサファイアのような明るい瞳にグッと力を入れた。

 (誠心誠意心を込めてお願いすれば聞いてもらえるはずだ……)と自分を、奮い立たせる。


「お!大家さん!す!すみませんが!お家賃少し待って頂けないでしょうか?!」


 頭を下げて震えながらミリアネアは大柄な男の返事を待った。


 ――――――――――――――――――――

「2週間で戻るよ。上手くいけば父さん達とも会えるからその時は手紙をもらって帰るからね」


 6歳上の兄、モーガンがハベストリィ国に商船で仕事に出かけると決まった。

 兄は持ち前の外国語と交渉術を活かしてこの2年で随分大きく出世したらしい。

 今回はアライアンス商会でも一番大きい船でハベストリィ国まで乗船することが決まったそうだ。

 

 生き別れた両親と連絡がつくかもしれない……と言われ、その言葉に浮かれてしまったミリアネアは部屋にかけもどる。

 

「こっちのことは気にしないで。お母さま達がお金に困ってたら嫌だから、これをお渡しして!私は生活費は当面困らないから!」と貯めていたタンス預金の金貨袋を押し付けるように渡した。



 ――――――――――――――――――


 嘗てミリアネア達はバスク王国の侯爵家の人間であった。

 栄華を誇ったフォリスト侯爵家。

 ミリアネアに至っては年が14歳と少し離れていたが王弟である公爵の婚約者になる予定であった。


 しかし運命の歯車とは時に驚くような展開を見せる。

 17歳。家族からも祝福され成人の儀を迎え、王弟からも愛されていたあの瞬間が一番輝いていた。


 

 王弟との婚約式が大々的に開催されようとしたその時。社交界の白百合と謳われたミリアネアが、そしてその家族が【異教徒】であると糾弾された。

 バスク王国は【ジード】という国教があり、王国内で教皇は大きな発言力を持つ。

 異教徒は当然ながら認められず、拷問の上真偽を問われる。

 異教徒審問が行われるという情報は友人宅で耳に入った。

「え?そんなこと聞いたこともない……テス教なんて知らないわ?」

 ミリアネアは首を傾げ、何の話かわからないと茶会で素直に話した。

 だが、その茶会から帰った夕方。

 兄は王宮から成りには構っていられないと言った体でバタバタと屋敷に戻ってきた。


「逃げるぞ」

 兄はそう言うと母と自分に一番簡素で動きやすい服を着せ、鞄は持たせなかった。

 馬車では無く馬に乗せられ船着場に行くと、隣国に住む祖父が立っていた。


「この身分証を使いなさい」

 祖父に(何が起こったの?)と聞く暇もなかった。



 気付けば船に乗り2週間。


 このミディー王国に到着していた。




 自分たちが敵対派閥に図られたのだと理解したのは船の中で兄に説明されてからだった。


 判断の早い父達は犯人を『教皇派閥』であると思ったらしい。

 娘を王弟に嫁がせようと考えていた教皇の一派がフォリスト侯爵家を嵌めたのである。

 王弟にミリアネアが嫁げば家は益々栄えただろうし、宗教家の力も抑え込めたはずだ。

 

 それを良しと思わなかった派閥があったのだよ……と兄は丁寧に説明してくれた。


 両親と兄妹で別々の国に渡ることで捜索を撹乱し、2年の月日が流れた。

 何とかバスク王国の追ってからは逃げ切ったと思っている。


 今年に入り王弟は結婚した。


 それは教皇の娘では無かったがそれが全ての結果であると思う。


 教皇は昨年末に代替わりをし、ガーティン地方出身の男が新たに頂点にたったと新聞には書かれていた。



 フォリスト侯爵家の逃亡劇もこれで幕を引いたと兄は胸を撫で下ろしていた。


 捕まっていれば間違いなく自分達は一家揃って断頭台に送られていたと思っている。

 命からがら逃げ延びた先で父と兄は頑張ってくれた。



 父母はハベストリィという南国に逃げ、田舎の役所で経理をしているらしい。

 母は得意の刺繍で生計を手伝っていると短い便りには記されていた。


 あの時は取るものも取り敢えずで馬に跨ったが、しっかり者の母は下着にありったけの宝石類を押し込んで船に乗ったそうだ。

 両親は分岐の港町で兄妹になるべく多めに換金率の高い石を持たせ、自分達はギリギリの金額で旅立った。

 


 お嬢様育ちのミリアネアは咄嗟のことに頭も回らず祖母から受け継いだネックレスと水魔法が上手く使える為の媒介用の指輪だけしか持ち出していない。


 どちらも売り物になるようなものではなく、初めの頃は兄の持っていた現金と稼ぐ金に頼り切りになった。


 ミディー王国に着いてからは日々必死であった。


 ミリアネアは自分の金髪が売り物になると分かってその日のうちに背中を覆うほど伸ばしていた金髪を売り払った。


 美しい髪は直ぐに金貨3枚に生まれ変わった。

 肩までの髪になったミリアネアだったがその髪を惜しむ間も無く職業紹介場に向かい試験を受けた。


 教職員の免許試験があることを床屋の女将が教えてくれたからだ。


 成績の良かったミリアネアは実力で試験を突破し、教員免許を取得した。

 そして商人や裕福な子女が通う塾でバスク語と礼儀作法を教えることになった。


 職業紹介所の職員は品がよく、美人のミリアネアに貴族用の家庭教師の道も示した。だが、それにはモーガンが激しく反対した。

 住み込みで働く貴族の家庭教師はミリアネアの身に危険が迫った時分からないし、貴族同士は他国であっても情報が飛び交う。社交界を賑わすほどの【美貌の侯爵令嬢ミリアネア】のことだ。話のネタにされる可能性は常に付きまとう。

 そうなると家庭教師で貴族に近すぎると身バレの危険が伴うのである。


 王弟達がミリアネアを探している可能性がある限りその危険は犯せなかった。

 給与は決して高くないが裕福な子供達が通う塾の講師として働いた方がミリアネアは兄とも過ごせ、危険も少ないと判断された。


 

 兄のモーガンは祖父の紹介状を使って街で貿易を営む商会に通訳として雇われた。


 市井でまともに働いたことが無かった二人である。最初の頃は金銭感覚も滅茶苦茶で本当に苦労の連続であった。

 半年ほどは下宿屋で過ごしていたが、仕事の給与が安定して支払われるようになると兄は賃貸の家を探した。

 自宅を空けることの多いモーガンは妹のミリアネアが危険な目に遭わないようにとかなり慎重に部屋を探した。

 

 その時下宿屋の年老いた主人がこの屋敷を紹介してくれたのだ。


『大家の男は近衛騎士で貴族だった男だから身分は保証するよ。モーガン君が家を空けることが多いならその屋敷の離れを貸し出してるからそこに住むといい。

 家賃は安くないが便利な場所だし、元近衛騎士の男が住んでるから泥棒の心配もない。

 あぁ……………なんでそんな家が貸出に出されてるかって?

 少し前まで大家の25歳の妹夫婦が住んでいたんだが子供が産まれて手狭になったんだよ。

 それで近くに引っ越したそうでね。

 めでたい話なんだがな、ちょっとその大家の男が訳ありだからねぇ……

 大家はメンフィス様と言うんだが護衛中に腕を吹っ飛ばされてな、隻腕なんだよ。右手が義手で左手も指が2本ほど無いんだ。

 その事故がきっかけですっかり人嫌いでね。

 貴族の次男坊なのに結婚もせんと屋敷に一人で住んでいるのさ。

 ………正直に言うと変わりもんだな。だが偏屈になっても仕方あるまいよ、あの若さで不自由な体になってしまったのだからな』


 その後モーガンとミリアネアは無事にメンフィスと面談を終え、真面目な兄妹の入居は認められた。


 小さめの屋敷の東側に建てられた二階建ての離れ。家具付き4部屋は貴族用と言うよりも本来はゲスト用のハウスであったのだろう。備え付けで色々準備されているのは助かることが多く二人は住まいが安定したことで少し気持ちを落ち着けることができた。


 メンフィス・シードルは身長が190センチ近くありミリアネアもモーガンも見上げるほどであった。

 硬そうな焦茶色の髪に垂れ目気味の琥珀色の瞳。

 右の眉毛の上に火傷の痕があり額は少し歪に歪んでいる。眼孔は鋭く鼻筋が高かった。

 そして話に聞いていた通り右袖の口からは金属で出来た手の甲が覗いていた。


 メンフィスは言葉が多いタイプでは無いのだろうが兄モーガンは屋敷が気に入ったらしく自分達を積極的に売り込んだ。


 没落した貴族の出身であること。(勿論国を追われているとは言わない)

 借金苦で逃げ出した両親の後を追ってこの国に来ていると告げ、二人とも定職を持ってキチンと働いていると告げた。


 メンフィスは明るく喋る兄を多少五月蝿そうにしたが、静かで真面目そうなミリアネアのことも悪くは思わなかったのだろう。

 期日を遅れないことを条件に、家賃の金額をほんの少しだけまけてくれた。 

 平民が暮らすには少しだけ贅沢な作りのその家はミリアネアを守るための住居だ。


 実際に、ミリアネアは人目を引く容姿の為、お忍びで市井に紛れていた貴族の男達から後添いに望まれたり、愛人になってくれと懇願されたりが2年という短い期間で8回もあった。

 貴族でさえそうなのだ。

 平民の男達からは誘拐紛いの事件まで起きていた。


 幸い商会の会長がミリアネアを助けてくれたり、塾の講師達や校長が気にかけてくれて大事にはなっていないが、ミリアネアは己が危機管理出来ていないことを痛切に感じていた。


 (兄の目が届かなかったら私はとっくに人攫いにあって何処かの国に売られているわね)

 しっかり者だと自負していた貴族令嬢は今や自信をなくしてしまっていた。


 

 大家のメンフィスが人嫌いというのは本当らしく

 一つ、他人を招くパーティは絶対に行わない

 一つ、親族以外の人間をこの離れに泊めてはいけない

 一つ、来客がある時は事前に大家に伝える


 と条件を出してきた。


 バスク王国から来ている兄妹からすれば大した条件では無かった為二人はその誓約書にサインをし屋敷の離れで生活はスタートした。



 メンフィスという男は伯爵家の息子らしい、とモーガンはミリアネアに話した。


 自分の働く商会で住居変更を行なった際に商会の嫡男が教えてくれたそうだ。


「優秀な騎士だったそうだけど。そう…彼の家に住むようにしたんだね。君たちみたいに上品な兄妹ならきっとうまくやるだろうね」


 貴族の人間は『貴族の空気』を理解できる。


 メンフィスの傷に触れず、兄妹は上手に付き合いを始めた。

 大家と訳ありの住人の生活は程よい距離感で、フォリスト兄妹も自分達のことを根掘り葉掘り聞かれないことは助かった。


 メンフィスは腕が不自由であるから使用人を何人も雇えば良いのに通いの下男に毎日家でのあれこれを任せているようだった。


 気の良い40代の男はロンと名乗った。

 所帯を持っているそうで近所から歩いて通っているらしい。

『メイドの女性などは雇わないの?』とミリアネアがコッソリ尋ねると『主人は女性嫌いなんですよ』と耳打ちされた。

 食事はロンの妻が纏めて作って運び込むらしく結局は夫婦で雇われているようなものなのだが、家に女性が入ることをメンフィスは嫌った。


 そして、不自由な体を多くの人間に見られることを極端に嫌がった。


 風呂は絶対に介助が居るそうだが今のところそれを許しているのがロンだけだそうで、ロンが都合がつかない日は風呂は入らないと決めている……と要らぬ情報まで知ってしまったのは最近だ。


 ミリアネアは程よい大きさの屋敷の庭を散歩する許可を貰っており特にガラス張りの温室は気に入っていた。


 ロンが世話するだけでは温室まで手が回らない。空っぽの温室を勿体なく思ったミリアネアはここに住むようになって直ぐにメンフィスに自分が温室で花を育てる許可を貰った。


『私お花を植えてみたいのですが…』そう言って球根を見せたがメンフィスはニコリともしなかった。

「勝手にするといい。人を入れることは許さんがお前みたいに若い娘にはそれは退屈だろう。

 花ぐらいは許してやる」

 素っ気ない言い方であったが許可は貰えた。


 だが端的に話す素っ気ない大男にミリアネアはすっかり萎縮してしまった。と言うか(あぁ、自分は嫌われているのだな)と感じた。


 ミリアネアは美しい。

 身長は高すぎず低すぎず。

 寒い国で育った為肌は白くサファイアのような瞳は万人から『綺麗』だと褒められた。

 美人の母親に似て子供の時から容姿を褒められることが多かった。

 当然男から粗雑な扱いを受けたことは一度もなく、チヤホヤとまではいかなくとも、皆それ相応に優しく、丁寧に扱って貰うことが当然の日々。

 勝手に熱を上げた男のせいで恐ろしい目にも偶に遭うが基本的には友好的に助けてもらえていた。

 分からないことがあればニコリと微笑み男性の職員や店員達に沢山のことを教わった。

 貴族令嬢としての手管も幾度となく使った。

 媚びることまではしなかったが、女性に嫌われない程度に愛想良く過ごし、この街に馴染むように努力した。


 (自分のことを分かって、優しくして貰えることに甘んじてる女の部分……そんな所を見抜いていらっしゃるのね。だから私は嫌われているのだわ)

 いつまで経っても素っ気ない大家に対してミリアネアはその様に考えていた。



 両親からは数回手紙が届いた。

 身元がバレることを恐れて暗号のような文面で書かれた手紙は二人の無事を伝えてくれた。


 ハベストリィ王国で両親も生活が安定してきていることは分かったが、自分達よりも雇用条件が厳しかった両親はかなり苦労をしたようであった。



 兄モーガンが商会でメキメキと実力を発揮し取り立てられるようになるまで2年。

 遂には商会の跡取り息子と一緒に仕事をするまでになっていた。


 商会長の男はモーガンを買っており、今年遂にハベストリィ王国の大きな商談を任せることが決まった。

『2週間でこっちに戻る予定だけど父さん達とも今回は連絡が取れるようにキチンと手段を考えてくるよ。

 きっとこれからは行き来が出来るようになるさ』


 モーガンの言葉にミリアネアは歓喜した。


『お母様達にお金を渡して!この国に来る渡航費の足しになれば嬉しいわ。』

 

 恋しい両親との再会を夢見て有り金を渡して兄を見送ったのが2ヶ月前。



 塾には週3日勤務のミリアネアの元に最初の知らせが来たのは船を見送って3週間が経った時である。


 <船が行方不明>


 魔電報を校長から受け取ったミリアネアは真っ青な顔でアライアンス商会を訪れた。


 そこでは商会頭の次男であるレインが対応してくれた。


「残念ながら船が消息を絶ったんだ。今回は我がアライアンス商会も命運を賭けてかなりの積荷を乗せている。兄のことも従業員達のこともとても心配なんだが、この商会の支払いも今ギリギリだ。大変申し訳ないのだが中堅どころの私たちの商会資金では今不渡を出せない。

 だから………給与が準備できないんだ。

 大変申し訳ないがモーガンくんが帰ってくるまで給与は待ってくれないだろうか?」

 そう言ってレインは深く頭を下げた。



 貿易船の行き交うこの国では保障の方法は沢山あるが、このように船が戻らないときは大概給与の支払いは凍結することが常識だ。

 保険制度は整っているが、船が沈没したと確定するまで金銭が支払われることがない為、状況が不明になってる船の場合、商会は運転資金を遣り繰りして乗り越えるほかはない。


 ミリアネアはモーガンを心配しながらも信じていた。


 (お兄様はきっと戻るわ。だからそれまで毎日祈って待ちましょう)


 それから三日経ち、1週間経ち、一月が過ぎた。


 塾の講師をしているミリアネアは変わらない生活を心掛け真面目に働いた。

 泣いて暮らしてもお腹は空くし、洗濯物は溜まっていく。

 勤務を週6日に増やしてもらい、時間もギリギリまで残業する。そんな頑張るミリアネアに周囲も優しく声を掛けてくれた。

 だが、一つ困ったことに生活費をどんなに切り詰めても、勤務時間を増やしても家賃の金額がミリアネアに重くのしかかって来た。

 元々一馬力では到底払える金額ではない家賃だ。稼ぐモーガンの給与があってこその家賃である。

 その上貯金を引き出す為の証文印は兄が持っているため、こちらもモーガンの死亡が確定しない限りは引き出せない。


 家に隠し置いていた金貨の袋も兄に渡していたため

通常ならもう少し持ちこたえることが出来るはずの生活は破綻を迎えようとしていた。


 (もうどうしようもないわ…大家さんに滞納をお願いしよう。モーガンのことを話せばきっと分かってくれる)


 ミリアネアは嫌われている大家にお願い事をするのが苦痛で仕方なかった。

 

 

 


 

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