祝福の儀式
あれから3年の月日が経過して今の俺は3歳だ!(ドヤ)
「クロノは今日はようやく祝福の儀式ね」
笑顔でそういうのはお母さんのレイラだ。
「クロちゃんなら大丈夫ですよ!」
そう言うのはあれから大きくなりより魅力的なモフモフの持ち主であるユリだ。
「そうかな?」
このアッシュホーンには問題があったのだ。
何故かゲームの作中のクロノは家族と仲良くなかった。
その理由はおそらくこれからだ。
アッシュホーンは貴族以外の呼び方だと魔法のアッシュホーンと呼ばれていてお母さんやお父さん皆魔法に秀でているのだ。
俺のギフトを見て両親から愛を受けなくなるのか…魔法のアッシュホーンで魔法をスキルがない事を理由にクロノから離れたのか不明なのだ。
貧乏な事も有り家も平民と全く変わらない。
アッシュホーンは貴族としての仕事は期待されていない。
過去の武功を表彰しなければ王家の威信に関わるから与えられただけの形だけの爵位だ。
だから必要最低限のメイドのミランダと姉のティアの付き人候補のユリが居るのだ。
無論!
俺の付き人は今はまだ父さんには悪いけどレイラだ。
「じゃあ行きましょうね。クロノ」
笑顔を向けて告げるお母さんに返事をする。
「はい!!」
俺の返事を聞いて笑顔になるお母さん。
…スタイルも良いし可愛いとか…可愛すぎんだろぉ〜
馬車も無くただ親子で手を繋いで歩く。
子供に合わせてゆっくり歩幅を揃えて歩いてくれるお母さんに恋しそうで悩ましい3歳だよ。
そうすると目の前には普通の家とは雰囲気の違う建物…教会に到着した。