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メイド見習いの少女

勢い良くドアが開く。


「クロちゃん!」


そこに居たのは翠色の髪をしたキツネ耳のメイド服を着た少女だった。


このメイドの名はユリ。


そしてユリの視線の先には…


「口から泡出してクロちゃんが寝てる…」


はっ!と緊急事態だと思い行動に移す。


弟の様に俺を可愛がるユリ。


朧気に意識が覚醒し始める。


「ミランダ!クロちゃんがっ!!」


ミランダとは我が家に務めるメイド長だ。


少し目付きは鋭いが、とても優しくて料理上手だ。


「どうしました?ユリ」


人族のミランダは見慣れた感じだけど、キツネ耳のユリは何度見てもえへっ…可愛い。


何度もあのしっぽと耳を蹂躙してやりたいと挑戦しています。


しかし、大切な人にしか触らせないと逃げられてしまいます。


そう言えばあの時何で動いて急に痛みが出たんだろう?


今まで動き回ってたのに唐突に激しい痛みが来たよな。


怪しいのはこれか?


【本能解放】・・・身体能力が過剰強化され続ける。修行中の肉体への負担×100倍


修行と意識して行動したから負荷が余計にかかってきて赤子の身体に凄まじい衝撃が入ったのか?


反動でかかった負荷によって身体の筋肉の破壊が行われて身体能力が向上した感じかな…全く動けない…身体は動かないのに意識は朦朧としないって不思議だ。


この赤子と黒耀としての俺の意識は別なのかな?


違う…この少年の意識が消えて俺の意識に上書きされてる?


俺の思考がクロノ=アッシュホーンになってるのか?


「クロノ!!」


急いで部屋に人が入って来た。

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