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リアル鬼ごっこ  作者: せんべい
9/19

リアル鬼ごっこ第9話

この"リアル鬼ごっこ"シリーズは続きモノです。第1話から読んでみて下さい。

そして、第9話も最後まで読んでみて下さい。

俺(速水カケル)が、ソラ(夜神ソラ)の事について考えている時だった。

ソラといつも一緒に遊んでいる、朝風ルイが話しかけてきた。

ルイ 「カケル君、ちょっと良いかな。」

カケル「あぁ、なんだ?」

ルイが話しかけてくるのは、珍しい。特にあっちからという事は、ほとんど無い。なんだろうか?ルイが言う。

「ソラはこんな事でも何も思っていない。それは理由があると思うんだ。」

俺もそれは感じていた。でも理由とはなんだろう。ルイがまた話し始めた。

「でね、ソラは過去に何かあったんだ。多分。あれは、小学生の時の事だった。一緒に遊んでいたソラが初めて怒ったんだ。」

ソラが"怒った"?考えられない。

「あれは、裏山で遊んでいる時のことだった…」


〜5年前〜

ルイ「よし!今日は、鬼ごっこをしよう。」

ソラ「いいよ〜じゃあ俺が鬼になるよ。」

ルイ「じゃあ僕達は逃げよう!」

僕(朝風ルイ)と友達2人で逃げる事になった。

開始早々、どんどん皆捕まっていった。 ルイは足が速い。小学生5年にして50メートル走7秒前後という記録だ。ついに、僕が追いかけられ始めた。ゼェハァゼェハァしながら、必死に逃げた。もちろん最後には、捕まった。

ルイ「ソラ、ハァ…速い…速すぎるよ。 ハァ…もう疲れて"死にそう"」

[死にそう]と言った途端、ソラの表情が変わり怒鳴るように喋り始めた。

「そんな事では、死ぬ訳ない!!…死ぬっていう言葉は、普段はあまり使わない方が良いと思うよ。」

最後には、いつものソラに戻っていたが、明らかに初めは怒っていた。僕はすごいびっくりした…初めてソラが怒ったからだ。


そんな事があったのか…俺は深く考えた。死ぬという言葉は過去の事に関係しているのだろうか?ソラの事は今後も調べてみよう。

そうえば、今日のゲームは、いつなのだろうか?

ウーーーーーー!!!!!

ついにサイレンが鳴った。ゲーム開始だ。

ここまで読んでくださった方ありがとうございます。

次号も連載する予定なのでよろしくお願いいたします。

GEEMAAの方も読んでみて下さい。

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