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NKO  作者・ 一人貝

 1話との違いに注意!それと会話多めです

「ここじゃ」


 焔の言葉に俺は前を見る。そこにあったのはまるで要塞のように厳重にガードされたビルだった。見た感じだと、窓はすべて二重、いや三重窓のようだし、いたるところに監視カメラがある。


「ここは新人類殲滅を目的とした者たちが者たちが集まる場所、『新人類抹殺作戦総本部』、通称『NKO』じゃ。妾はここの所長を務めておるのじゃ」


「たいそうな場所だが焔が所長じゃあなぁ・・・」


「何を言う!妾は頭脳明晰なうえにとっても強く、まさに才色兼備を絵にかいたようなしょちょうじゃぞ!それにここにいる者たちは妾が直々にスカウトしてきた精鋭ばかりなのじゃ、妾の目に狂いはないからの!」


 焔はフンスという擬音が出そうなくらいのドヤ顔でそう言うと、再び説明に戻る。


「と、とにかく妾はとっても偉くてすごいのじゃ!」


「何を言っているんだこのお子様は」


 俺たちが話をしていると、横から話しかけてくるものがいた。


「おお、薫か、今回の戦闘は終わったのかの?」


「俺を薫と呼ぶんじゃじゃねぇ!新人類グリモア共は当然倒してきたぜ」


「おお、それは頼もしいな」


「ところで焔所長よ、そっちのチビは誰だ?まさかこんなのが新しい仲間になりますってんじゃないだろうな?」


「ああ、そうじゃよ」


「ははは!これは傑作だな、おいチビ、お前名前はなんて言うんだ?」


「俺は黒乃白夜だ、一応言っておくが俺はちびじゃねーよ」


「俺から見れば十分チビだ。それにしても名前が黒に白って・・お前オセロかよ!ぶはははははは!」


「ぷ、オセロじゃと?あはははははは!」


「笑うんじゃねえよ!それにこの苗字は俺と家族の、妹との繋がりを示す唯一のものなんだ・・だが、その妹もついさっき新人類に・・・クソッ!」


 そう言って俺は地面を蹴思いっきり蹴飛ばす。


「そうか、それはすまなかったな・・・」


「いや、こちらこそ言い過ぎた」


「ま、まあまあ、とりあえず中に入ろうじゃないか。中の施設の説明もしなくちゃいかんしのう」


「ああ、そうだな」


 薫と呼ばれた男がそう答えたので俺も後に続いて中に入っていく。


「ここがNKOの内部じゃ。そして、ようこそNKOへ!」


 俺は少し照れたがそれを隠すために話を逸らす。


「そ、そういえばあんたの名前を聞いてなかったな」


「ん、俺か?俺は国分こくぶ かおるだ。呼ぶときには国分か俺のコードネームの〈ブラッド〉で呼んでくれ」


「わかったよ。よろしくな、薫」


「おい!俺の話聞いてたのかよ!」


「ははは、じょうだn「妾をのけ者にしないでたもぉ~!」ちょっと話を逸らしたくらいでぎゃあぎゃあ言うなよ!」


「グスン・・・だって妾所長だもん。話すこといっぱいあるんだもん・・・」


「ああ、もうめんどくさいなあ・・・」


「めんどくさい?!妾めんどくさいのか?!」


「ああ、そういうところがめんどくさいんだよ。わかった、話聞いてやるからそんな泣きそうな顔をするなよ」


「べ、別に泣きそうな顔などしとらんぞ!」


 焔はそう言って泣きそうな顔を急いで取り繕う。


「オホン、まあさっきは見苦しいところを見せたがもう大丈夫じゃ。さあ、施設の説明をするぞ」


 焔は施設の説明をしながら歩いて行く。俺もそれに付いて行き、国分も暇だから、と言って同じように付いて行く。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




「以上で説明は終わりじゃ。とりあえず今日のところはもう休んでくれ。詳しい説明やほかのメンバーとの顔合わせは明日やるからの。それではまた明日な、白夜」


「ちょっと待ってくれよ、俺はどこで寝ればいいんだ?」


「ああ、それなら薫と同室ということにしてくれ」


「まじかよ・・・」


「まあそういうことだからな、よろしく頼むぜ」



 その夜、俺は近くにやたらでかい男が寝てると思うとまったく寝付けず結局寝不足になった。

短いですけど勘弁してください・・・難しいんです。


次の作者は真さんです。頼んだ!

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