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ロールプレイ

 そんなに遠いはずじゃないのにえらく長い時間かかったような気分だ…だが気持ちに折り合いをつけられたから多少のロスは大目に見ようじゃないか。体感時間だから本当に時間がかかったかどうかは分からんが。

 女性専用という割にえらく地味なつくりだ。アパートだから小さいが、ただ入り口に検問所みたいなのがある。検問とは名ばかりできっと大家か雇われのガードが見張ってるんだろう。ざっと説明すると小さい高級マンションみたいな感じだ。アパートの周りを低木が覆っているが、その間に同じくらい低くて小さい電灯が数個あるようだ。夜になったら街灯が綺麗そうだな。


 検問所みたいなとこからマスクをつけた…誰なんだろう? よく分からんが普段見張ってる人なんだろう、そいつが小さな窓を開けてこっちに喋りかけてきた。髪の毛縛ってて随分洒落っけのないヤツだ。年配の方…なのかな。服が古臭いわけでもないんだが色が落ち着いてるからかえって何歳か分からん。マスクかけてていまいちよく分からんが、声からして女か? しかし検問に女って意味あるのかね? 女でもすげえ怖いのいるからそれは愚問か。


「あんたが錬金術師? 若い人ってマスクもかけないでよく出歩けるよね」


 あれ、マスクでも防げるのか? と思ったら俺の中から『フェ・ラジカに限らずカビの胞子は高性能の防塵マスクでないと防げないぞ。そういう特殊なマスクはほいそれと手に入るものではないし、高い。特に今は品薄になっていて手に入りにくいのではないだろうか? しかも苦労して付けたところで100パーセント防げるわけではない』とツッコミが入った。


 てことはこの人大丈夫なのか? 何か普通の花粉症とかその辺のマスクしてるようだけど。…大丈夫ってことにしておこう。無駄に心配事を増やす必要も無かろう。きっとあのマスクはカビの胞子が防げるのだろう。


 にしてもジュディスは何を聞いていたんだ…俺は錬金術師じゃないってば。でも一応話はつけてくれてるようだ。


 「さっき来た人もマスクつけてなかったわ」って検問所の人はぼやいている。誰か先客がいるらしい。多分、キャリアのセールスウーマンだろう。


 しかしここにきて俺はどうも色々勘違いしていた事にここで漸く気がついた。何も俺が家に電話する必要は無いじゃないか。この人に事務所に電話してもらっておけば万が一何かが起きても大丈夫じゃないの。携帯電話を持ち歩くようになった時、もし何か奇怪な事に巻き込まれた時は家じゃなくてこっちに連絡しろと親から事務所の連絡先を教えてもらった。奇怪な事ってなんだよと軽い気持ちで連絡先を携帯に登録したもんだが、今がその時なんだろう。俺は携帯に覚えさせたその事務所の電話番号をマスクの女に見せながら言った。


「話を聞いてるなら早い。ついでにここに連絡してくれないか?」


 そういえば番号は入れておいたけど名前は入れてなかった。説明いるかなと思ったが、マスクの女は番号を一目見て「アブラメリン家の総合事務所じゃないか。そんなたいそれた事件なの?」と言った。


 番号だけで分かるのか…アブラメリン家の事務所の電話番号って覚えやすいのかな? 語呂合わせもしづらい不親切な番号だと思ってたけど。ともかく今は電話してもらいたいから「たいそれた事件なのよ」と適当にあわせておくことにした。するとマスクの女は受話器をとって随分慣れた手つきでダイヤルをプッシュしながら「じゃあ警察にも連絡しておいたほうがいい?」と俺に尋ねた。


 錬金術師と警察は癒着しているようで若干折り合いが悪い。大したことでもない事件に過敏に反応したり、逆に大事件に無関心だったりとそれぞれの反応が違いすぎてやりづらいんだそうだ。警察を呼んでもなんとも出来ない事件にまで警察を呼んで、事件そっちのけでもめてる探偵副業のカルト研究者たちは結構いるようだ。探偵は事実を追及する存在なんだからカルトかじってたらダメなんじゃないのか? と思うんだが、実はカルトがらみの話は結構多いらしいから古くからの錬金術師でも探偵家業を受け持つ家系はいるそうだ。確かこの辺で有名な探偵をやってる錬金術師の家柄は…確か南のマグヌス家だったような。

 多分この件は警察が立ち入るべき事だろうが、それでもできるだけ周りに人がいてほしくないから「それはちょっと様子見てからにしてくれよ」と若干否定的に答えておいた。


 そういえば大事な事を聞き忘れてた。俺はいったんアパートの中に入ろうとしたが振り返って検問所の窓に向かって尋ねた。マスク女は電話のコール音を聞いてるのかあさってのほうを向いている。


「そういえば誰かここから出て行かなかったよな?」


「一応家に滞在してる人には連絡したから出て行ってはいないようだよ。誰もね」


 マスクの女は簡単にそういうと、事務所に繋がったのかやたら余所行きの声で喋りだした。という事はセールスレディはアパートから離れてないってことか…良かったんだが、心のどこかで舌打ちする俺もいた。覚悟を決めたってやっぱりどこかに一線を踏み越えられない自分もいるようだ。


 俺は入り口のドアを開けて見かけだけのやたら狭いエントランスを抜け階段を上がった。エントランスは待合室というにもちょっとお粗末な狭さだ。ジュディスの家は二階の奥ばったところにある。俺の到着は若干遅れてるだろうから多分そこにいるはずだ。


 変哲の無い階段だが確かに綺麗だ。でも何か圧迫感があるのは日を入れる窓が天井付近にしかないからか。がっちりガードされてて住人は外から見えないが、その代償として景色が見えない。外気に触れていないのはフィルターがしっかりしているから必要ないのだろう。これが胞子から守られてる秘訣らしい。これなら体に付着したごくわずかな胞子以外持ち込まれないもんな。

 本来ここは女性専用とは知らされていないし、公表もしていない。公表してたら逆に変質者が寄ってくるからだろう。俺はたまたまジュディスと知り合いだったから知っているというだけで、普通だったら衝撃の事実だ。だからできる限り誰が住んでいるってのを把握されたくなくてこうした閉鎖的なつくりなんだろうが、俺はこんなところに住みたくないなあ。確かに綺麗なんだが生活感が無いっていうか…この白い漆喰、新しい今はすげえ綺麗だけど時がたって黄ばんだりひび割れたりしてきたらさぞかしきたねえだろうなあ。さほど綺麗でもない平凡な家は薄汚れても案外そのほうが味が出るもんだけど、デザイナーズマンションとかは老朽化すると悲惨だろうなーと思う。


 俺が階段を上りきってすぐに目に入ったのは、木目調の落ち着いた廊下に黒いスーツを着た人だった。パンツスーツだから年齢的に若そうだ。蚊の言っていた通りマフラーをしている。服装的にあれだろう。それでも話しかけず用心深く物陰で様子を伺うと、彼女はインターホンごしに話し合っているようだ。ドアに向かって…でもなさそうだが、何か壁に向かって商品を見せている。カメラ内臓のインターホンなのか?

 扉開けずに時間を稼げと無茶を言ったと思ったが、なるほどこれならかなりの時間張り付かせる事ができる。確かに対面せずに長時間足止めできるが、よほどの話術がないと相手も商売にならないから打ち切りそうなものだが…ジュディスはそんなに口がうまかったかな?


 確かにセールスレディは咳をしているが、一見するとただの風邪引きにしか見えない。あれが本当にヤバイ株のキャリアなのか? ためらいつつ様子を見ていると、体内のカビが確認するように言った。


『あれの中から我々と同じ異質な意思を感じる…相当じれてるのかイライラしてるな。あの女は別にイライラしてはいなさそうだ。いつも冷たくされているからか話を聞いてくれる事が嬉しいといった様子だが…彼女の感情に対してもささくれたっているようだ』


 セールス関係は面倒だし元々興味があったとかじゃない限りすげなく追い払われちまうからな。俺も鬱陶しいのが来た時わざとガラ悪そうに乱暴に接して追い返しちゃうけどさ。だって普通に接してるとなかなか帰ってくれないし…

 そういや俺がまだ純情無垢な青年だった頃たちの悪いセールスマンに居つかれちまった事があったな。結構ですって言ってもまあまあとか言って色々見せてくるし…どう断ろうかと困ってたら、たまたま帰宅して鉢合わせたソロモンがチンピラみてえにすごんで一言二言で追い返してくれた。多分あれは俺のためじゃなくて本当に邪魔だったからだろうな。だって俺まで睨まれたし。いい年して留守番すらできねえのかって。でもその時はアイツがあんなふうにがなりたてるの初めて見たからちょっとびびった。セールスマンよりソロモンのほうが怖い。普段は割と無口なほうだし物静かだと思ってたんだけど。


 あんな怖いのと戦いながらごく稀に釣れる魚のためにせっせと頑張る営業って大変だ。きっと彼女もそんなもんなんだろう。だから例えカメラ越しでも話を聞いてくれる事を喜んでいるんだろうな。それを利用して足止めするように言った俺も相当悪いやつだとは思うが、今回ばかりは仕方ない。


 しかしどうやって声をかければいいものか…いきなりちょっとこっちに来いって引っ張っていったら不審者だし。事実を言っても信用してくれるかどうか…言ったところでじゃああんたは誰だって話になるだろうし。信じてくれたとしてもパニックを起こすかもしれない。そうなったら俺は抑えておけるのだろうか。


 そう考えてためらっていると、体内からとんでもない助言が飛び出した。


『こうなったら何か言い出す前に黙らせてみては? 嘘も方便というだろう。正直にアブラメリン縁の者といってもきっとぴんと来ないし下手したら変質者扱いされて逆に警察を呼ばれかねないが、アブラメリンの錬金術師だと言えば恐らく彼女は信用するだろう。お前の今の姿なら恐らくごまかせるはずだ』


 そういえば錬金術師は基本的に黒い服装をしている。まるで喪服みたいで気持ち悪い連中だと思ってたけど、体に何も付着していない事を確認する為と、多少汚れても気にしないで済むように黒い服を着るんだそうだ。でも最近は俺みたいに喪服や宗教服っぽいと考える人が多いらしくてその伝統は薄れつつある。全身黒という錬金術師は大分減ったらしいが、それでも基本的にモノトーンで統一しているらしい。


 俺は今日の格好は白いレザージャケットに黒いシャツだ。よく考えたら今風のかけだし錬金術師に見えないことも無いから検問所で錬金術師に間違えられたのかもしれない。これで黒いズボンなら完璧なんだが生憎普通のGパンだ。まあその辺は大目に見てもらおう。


 この白いレザージャケットは何でか一目ぼれして買っちまったんだよ…高かった分物凄く丈夫だ。あったかいし。昔から何故か白い服に惚れることが多くてつい買っちまうんで、これを初めて着て行った時着あわせが大変なものばかり買うねとエステルからつっこまれた。仕方ないだろ、服屋では妙に惚れっぽいんだよ。

 だって普通の革ジャン着るとおっさん臭いし…黒いの着るとガラ悪く見えるし…気がつくと白い服ばかり買ってるんで、ソロモンとは正反対だとよく言われたもんだ。ヤツは錬金術師だからか見た目なんて気にせずに普通に真っ黒だし。でも家ではよれよれのジャージで移動するのを見かけたもんだ。しかもスミレ色の。いま考えてもすごい色のジャージだ…どこで買ったんだろう。

 俺は上着どころか白いズボンも白いブーツもあるから白いギターでも買ったらどうだと親父から言われたが、俺は生憎音楽には興味が無い。ちなみにフォークもロックもクラシックも自己主張が強すぎてやかましいから嫌いだ。俺は環境音楽が好きなんだ。変だといわれても好きなんだ。あまりに変といわれるから言い換えてアンビエントが好きって言うと何故かかっこいいといわれる。お前等の価値観のほうがよほど変だよ。


 それはいいとして、俺は今の姿を利用してハッタリをかけてセールスウーマンを補導しようと考えた。そっちの方が安全そうだし。嘘はよくないと思うが、親父達が来るまで辛抱だ。「俺錬金術師に見える?」と体内のカビにそっと尋ねてみると、『錬金術師かどうかは分からんが、お前は白いソロモンみたいだ』と返って来た。


 ソロモンは典型的な錬金術師像をしていると親戚が言っていた。錬金術師は昔から丸いフラスコと本を持ち全身真っ黒の服に身を包み鋭い目に鉤鼻の胡散臭い顔の男がテンプレなんだそうだ。女錬金術師は不思議とあまりいないらしい。でも何となくテンプレ錬金術師の特徴がテンプレ魔女に似てるといえば似てるよな…魔女と呼ばれた者達の薬草の知識は錬金術師達の最も原始的な研究材料らしいし、昔は似たようなものだったらしいから相互互換性があったのかもしれない。魔女の男性版が錬金術師だったのかもな。


 何でもアブラメリンの始祖である初代ソロモンは偉大な錬金術師として知られているけど、よくよく調べていくと当時は女好きで口がうまいが喧嘩っ早い、やや粗暴なペテン師として知られていたそうだ。見かけは強面で平たく言えば悪人顔だったそうで、でも「もし自分が穏やかな顔をしていたら、この顔じゃなかったら誰も話を聞いてくれなかった」と記述されてる資料があるらしいから嫌がってはいなかったみたいだ。

 そんなにごついって程でもない親父とお袋から生まれた割に妙に記述どおりの子供が2匹も生まれてきたんで、親戚一同から先祖返りしたんじゃないかといわれてたそうだ。


 ペテン師が財を築けたのは、弟の存在が大きいそうだ。どうもソロモンには双子の弟がいたらしい。彼は兄に似ず真面目で誠実な性格で、錬金術師ではなく革屋で働きながら堅実に生活していたそうだ。それでもその弟は兄貴の言う事を信じていたそうで、ソロモンの一見すると眉唾な予言を信じて実践して、それが真実の英知であった事を人々に知らしめたらしい。要は宣伝員みたいな感じで、ソロモンの活躍を陰で支えた優しい弟さんだったみたいだ。

 あとまだペテン師と呼ばれてた頃金に困ったソロモンに大金を貸したり、小屋や材料をソロモンに与えて錬金術師としての生活がちゃんとできるようにしてあげたそうな。ただ誠実ながらも計算高かったらしくて、極度の面倒くさがりだったソロモンを随時見張って、兄貴が遊んでると「ノルマを達成できなければ貸し与えたものを倍にして返してもらう」と脅して働かせていたんだと。


 ソロモンの最大の理解者にして最初のパトロンだった弟は信心深くて魔術の類をかなり嫌っていたらしいから、アブラメリン家は魔術に関わる研究はご法度ってのが伝統になっている。だから錬金術師にしては珍しく魔術が絡んだグリモアが一つも残ってない。


 錬金術と魔術とは違うものというのは今日では当然だが、魔女と若干の互換があるだけに他の家に伝わる最初期のグリモアには胡散臭いおまじないが科学の一つとして当たり前のように書かれているそうだ。でもアブラメリンのグリモアはおまじないの類は無くて専門書に近いものばかりだそうな。

 それはそれで貴重だけど、おまじないも当時の文化が分かる重要な手がかりだから現代の観点で考えると記録が全く無いってのは若干不利みたいだ。弟の魔術嫌いはアブラメリンの錬金術師達の足かせになったのかもしれない。


 でも彼がパトロンになって尻を叩かなければ、ソロモンはきっとペテン師のまま歴史に名を残す事もなかったんだろう。それはソロモンも分かってたらしくて、財を築いた後は弟とその家族に昔借りた金額をはるかに上回る莫大な謝礼金と動けない弟への全面的なサポートをし続けたそうだ。


 親にすら呆れられて勘当寸前だった放蕩者のソロモンを信じて大出世させた、人を見る目が確かなしっかり者の弟の名前はザドック。彼等は仲が良かったそうで、ザドックがリウマチで動けなくなった後死んでしまった際は、今まで何があっても笑い続けてる豪快なソロモンも三日三晩泣きはらしたそうだ。リウマチって死ぬほどの病気なのか? もしかすると俺の知ってるリウマチじゃなくてよく似た別の病気だったのかもな。三世紀前とはいええらく若死にしてるようだし。


 自然科学しか興味のなかったソロモンが医学にも携わるようになったのは、錬金術師でありながらザドックを救えなかった後悔の念もあったらしい。だからアブラメリンのグリモアには魔術に関わるものは無いが、医学に関するグリモアはかなり古いものが残されている。


 財産は持てて有名にはなったが相変わらず女好きでだらしの無かったソロモンは、弟が死んだ事で自分の身のあり方を振り返ったらしい。その頃は研究と開発で一山当てた成金の化学者でしなかったけど、本格的に錬金術師としてやってこうと決意して財産や名誉ではなく自分を信じて好いてくれたとある女性と結婚して、ちゃんとした家を築いて、今日のアブラメリン一族の基を作ったそうだ。


 先祖返りしたと言われるような風貌と、たまたま双子だったこと、先祖と同じく2人で仲良くやっていってほしいという親の願いから、始祖アブラメリン兄弟にちなんで俺たちはソロモンとザドックって名前になったんだとさ。ザドックが病気で早死にした事はこの際無視したんだろうな。


 ソロモンの名を持つ祖先は意外とたくさんいる。だからソロモンの本当の名前はソロモン・アブラメリン4世。親父の名前もソロモンだからか、ソロモンはよく4世まで名乗るようだ。歴代当主にザドックという人物はいないようだし、俺はいちいち2世なんてつけるまでもないし、ザドックが本家を世襲したわけではないから厳密に言っても2世じゃない。小さい頃はちょっと羨ましかったが、大きくなったらつくづく仰々しい名前じゃなくて良かったと思うようになった。


 ご先祖様も双子らしいが、瓜二つの一卵性だったかは分からない。初代ザドックの記述は本当にごくわずかな資料でしか確認できないし、ザドックは結婚はしたが一人娘を作ってじきに死んでしまったそうだし、ザドックの分家は当の昔に潰えちまってアブラメリンの実家にある資料以外は絶望的だろうってことだ。


 名前の意図に反して仲が悪いのは先祖にもちょっと申し訳ないし、両親も悩んでいたようだから自分の事ながら少し悪いことをした気分になる。それでも嫌なものはいやなんだから仕方ないんだけど。だって自分を見てるような気分になって薄気味悪い。


 でも今はそっくりでよかったと思うよ。姿なんてどうでもよさそうだけど、典型的錬金術師の風貌といわれるヤツと瓜二つの姿というだけで俺は錬金術師になれる気がするんだ。ロールプレイはまず形からっていうだろ?

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