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ストーン初出勤

サファイアをクビになりストーンに

異動になった日

家に帰って荷物を整理して、その日の内に

ストーンの本部を目指した。


ストーンの本部は王都の南の端にある

今俺がいるのは王都から20キロくらい離れた

ヒーデブ領の領都、ストーンの本部には

夕方には着くだろう。


家を出た日の夕方、無事にストーンの本部に

到着した。


『こんちは〜』

挨拶しながら扉を開けると、中から凄い可愛い

女の子が出て来た。

「あ、あなたがビクトル=マクスウェル君かな?」


『ああ、そうだ』


女の子は笑顔になって

「ようこそ、ストーン本部へ

 私は団長のミュウだよ、よろしくね」


なんだこの可愛い女の子が団長だと!

『宜しく』


「それで、今日はもうみんな帰っちゃったから

 明日また来てくれるかな?」


『わかった、しかし皆すでに帰宅済みなのか?

 夜勤はないのか?』


ミュウが苦笑いしながら答えてくれる

『明日説明しようかなと思ってたんだけど

 今から話しちゃおうか、どうぞ』

ソファに促されたので、座らせてもらう。


「実は、ストーンは今人手が少なくてね、

 私を含めて4人しかいないの」


「それでね、あまり仕事が回されなくなって

 予算も少なくて、夜勤も

 できなくなってしまったの」


『ちょっとまてよ?人が少ないショボい場所こそ

 ガンガンに徹夜しなくちゃダメなのでは?』


ミュウは少し寂しそうにして

「本当はね、そうでもして盛り立てて行きたい

 んだけどね、なかなか規律も厳しくなって

 来てて、そうも言ってられないんだ

 だから、実は明日からすぐに充てられそうな

 仕事もないから、サファイアチームの残務でも

 何でもやってていいよ。」


俺も困り果てて

『サファイアはクビになったから

 引き続きの業務なんてのは持って来てないんだ

 じゃあ、どうしようかな?

 誰かにくっついて活動しちゃダメか?』


「別にいいよ、それでいいならそうして

 ごめんね、こんなんで」


今日はもう帰って休むことにした。

そして翌日本部に出勤すると

ミュウの横には、やたらガタイのいい騎士が一人

『おはよう』


ミュウは眩しい笑顔で

「おはよう!昨日は眠れた?」

そして隣のガタイが良い奴も

「おはよう!今日は宜しく頼むよ!」


『ああ、昨日はよく眠れたよ

 それであんたは誰だ?』

そうガタイのいい奴に質問すると


「おお!すまない!私はアルスだ

 盾が得意だ」

と言ったアルスの背中には大きな盾が

背負われている。


『俺はビクトル、主に剣と魔法を使って

 戦う、宜しく頼む』


「おう!」

アルスはやたら元気だ


「それで、今日なんだけどね

 ルビーチームに同行してゴブリンの巣を

 破壊して来て欲しいんだ」


正直かなり簡単な任務だ

今日中には解決できそうだな

しかしルビーに同行か、ちょっと厄介だな


「よーし、早速ルビーチームとの

 待ち合わせ場所に行くぞ」


張り切るアルスの後ろについていき

ルビーチームとの待ち合わせ場所に向かった

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