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別れた元カノがうちのメイドになった件  作者: 雨宮桜桃
第1章
12/39

元カップルは記念日を祝わない件(過去)

 11月1日。この日は僕と紗弥が付き合ってちょうど半年の記念日だった。これまで女性と付き合ったりした経験がない僕はネットの情報を頼りに店を選び、当日を迎えた。

 当時、高校生1年生の僕からしたらかなり背伸びをした1人6000円の高級ホテルビュッフェ。どの料理もすごく美味しく、彼女もすごく満足してくれていて我ながらこのプランは完璧だった……ここまでは。

 ある程度食事が終わり、さてそろそろ店を出ようかというタイミングで僕はカバンから彼女に用意したプレゼントを渡したのだが――はぁ、もうこれ以上は思い出したくもない。あれは黒歴史だ。

 僕はこれ以上の回想をやめ、この記憶にそっと蓋をした。

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