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5話 死なない生物の告白

今夜の宴の準備(告白の準備)が整った。村の伝統で告白の合否でキャンプファイアーをつけるか消すかが決まってる。

っとはいえ宗教上の祭なので、宴自体は先にやる。村のちびっこが眠くなるからってのもある。

窓から空を見ると周辺は暗くなってきて、一番星が光輝いていた。

 神に祈りを捧げて、収穫物を神像にお供えする。ちびっこはそこで就寝だが、大人は腕相撲大会やら酒でベロベロになるまで外で暴れる。ちなみに全員酔いつぶれるので片づけは次の日だ。

俺は彼女が出てくる前に祈りを捧げてすぐに帰宅。

 花を用意し、ドアの前で深呼吸をした。窓の外では村のみんなが祈りを捧げ終わって俺とラフィーの登場を待つ。

俺は深呼吸を何度もしてドアを開けた。ラフィーも同時に出てきた。

俺は花を握りながら何度も心の中で大丈夫大丈夫。と唱え続けた。

 二人がキャンプファイアー前にやってきて俺は声を振り絞った

---

昔。

俺がまだ王国から追い出されていないとき。

 俺には幼馴染がいた。っとはいえ施設でいっしょに育っただけだから本当に生まれたころからってわけではない。

名前はシオンという。彼女には年の離れた兄がいた。兄さんは魔法省の雑務を担う施設の中ではエリートの仕事をしていてシオンにお金を入れていたという。

 そこそこ仲良しだったと思う。だが施設の劣悪な環境に二人ともうんざりしていた。

施設にある食べ物はフードロス削減という名目で王国の食べ残しや残った食べ物が支給されているが、どれも口にできるようなものではない。

ブレッドと呼ばれる麦から作られる特産物は固くなっていてほぼ石。スープ類はなぜか土の香りがする。これはまだいい方で、ごみ箱に入っていたものの焼却費用削減で食わせるという悪魔の所業をしているという噂もあった。

そんな中シオンと俺はお互い5歳になり、小仕事に就けるようになり働いた。

だがシオンが務めていたのは奴隷省の雑務。ブラックな会社らしく、いつも部屋で泣いているのを慰める記憶がある。


そんな俺たちを追い出したのは王国だ。俺と仲のいいシオンも追い出された。シオンは関係ないのにだ。クソ王子は無関係な市民を巻き込んだ。噂ではシオンは兄と共に北に向かったみたいだが、俺は真逆に進んでしまった。いつか会いたい。そう思う。

---


俺は本当にラフィーと恋仲になっていいのだろうか。俺を待つ人がいるのではないだろうか。

 「アレイ?それで///その花は?どうしたの?」

もう成功が約束されたやらせに過ぎない。よく見たらキャンプファイアーもつける準備ができている。


「ごめん!ラフィー!やっぱりだめだ!」

俺は花を落とした。

俺はラフィーが好きだ。大好きだ。俺と一緒にこの村で育ったんだ。でも...

「俺には心残りがある。それを浄化するために俺は旅に出たい。君といると君がつらい思いをする!それは俺がいやだ!

俺は!君が好きだ!

だから!

だから

だから...」

……

場が凍り付く。

「つらい思い?...それが原因なんだよね?

村人が少しづつ騒ぎ出した。

「そんなの壊しちゃえ!」

ラフィーが半泣きで叫ぶ。「私は!旅に出ても!魔物に襲われても!隕石が降っても!アレイと一緒に居続けたい!」

「でもそれじゃあラフィーが?」

パシッ。叩かれた。頬がほんのり赤くなるのがわかる。

「男の子でしょ?私はあなたについていく!」

...

「わかった。君がどれだけ真剣かわかってなかった。ごめん」


 「うおおおおお!」

村に活気が戻った。

....かと思われた。


「ちーすとりあえず税金貰います」

どこからか声が聞こえたと思ったらラフィーの背後に、急に男が現れた。


「だ...誰じゃおぬし!」村長が大声で聞く。

「あ?なんだ老害?」

「その短剣をどうするつもりふぁ!」え?突然槍が飛んできて...

村長にあたった。

「もう一度言うぞ!税金...金品をよこせ」

ラフィーの背後の男は短剣をラフィーの首筋にあてて言った、

---

「村長!大丈夫ですか!炭爺回復魔法を!」

「無駄だ。この槍には魔力が籠っておる。それもかなり強力だ。わしじゃ到底かなわない。」


「アレイ!「騒ぐな!」短剣の男は怒鳴り上げた。

「秋吉!あのガキを頼む!」「わかった。娘は税金徴収の効率が上がるから殺すなよ」

奥から大柄な男が出てきた。!

背中に背負った大斧は金色(こんじき)に輝いていた。

「勇者?勇者かお前ら!」

俺はバックステップで下がり、家から剣をとって抜いた。

「おい秋吉!ガキに負けたら容赦しないからな!」奥から男の声が聞こえてきた。

とても強そうだが、勇者は召喚されたばかり。王国から出てきたと考えてもレベルはそこまで高くないはずだ。それなら俺でも倒せる。

秋吉とよばれる男は金色の鎧を身にまとい、肩を鳴らしながらにらんでくる。


正直怖すぎて泣きたい。


「やめてくれ!こんなこと!間違ってる!」

俺は戦いの経験がいつもの狩りと、今日戦ったゴーレム...

そうだゴーレム!

俺は即座に草原へと走り出した。

「おいおいあいつ逃げたぜあんなに威勢よかったのにな」

「安心しろ。処せと言われた相手は必ず処す。追い殺します」


「任せたぜ。斧使いの五郎丸!」


---

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