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いのちの詩(仮題)

まあるくなって

作者: 浮き雲

人間、まるくなりたくても、諸般の事情で、なかなか願いはかないません。無理をせず、自然体でまるくいられたらいいなと思って日々を過ごしています。願望です。




まあるくなって、眠りたい


まあるくなって、やすみたい


昨日のことは諦めて 明日のことも放りだし


今日の境は取っ払い 起きることなど考えず


まあるくなって、眠りたい




まあるくなって、ころころと


まあるくなって、どこまでも


西へ東へ、あてもなく 南へ北へ、どこまでも


流行りの波に流されて 気ままな風にさらわれて


まあるくなって、転げたい




まあるくなって、にこにこと


まあるくなって、笑いたい


つくったはずの強面も 隠したはずの弱腰も


意味がないのを思い出し みんな忘れて、にこにこと


まあるくなって、暮らしたい




でも・・・



まあるくなろうと、削ったら どこまで小さくなるのやら


影もかたちもなくなって 屑だけ残りゃ、どうしよう


そのときゃ、いいさ こう言おう


「かたちが消えりゃ、しめたもの どんな『まる』でも思うまま」


風に吹かれてふわふわと しゃぼんのように、飛んでこう







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