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第22話 その後

(エンジュ視点)


あれから、アレクはさきちゃんやクレバーと一緒にご飯を食べるようになった。

そのうち2人には寿命がきて、魔王はおいて逝かれるのだ。

今まではできるだけ距離をおいていたらしい。

今はエンジュがずっと一緒に居てくれるから、もし2人において逝かれてもエンジュとふたりで悲しめばいいのだから、その時が来ても耐えられるだろうと言う。


あと、大賢者リッカルドはたまーにふらっと魔王城を訪れてはアレクにろくでもないことを言って帰っていく。

この間、用がなくても遊びに来てねと私が言うと、ちょっとだけ泣きそうな顔をしてしばらく来なくなった。

大賢者でも森で独りなのは、たまに寂しくなるのかもしれない。


それと、勇者アレックスもたまに魔王城を訪れる。

魔王を倒しに来るのではなく、魔王と話をして帰っていく。


そして私は魔王城でアレクに溺愛されて、いつまでもいつまでも幸せに暮らした。

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