第二話 これからの予定
これが二作目ですが。毎日一投稿はちょっときついかもしれません・・・。
「ん、ここは・・・そうか俺は異世界の少年に憑依したんだったな」
俺は近くに鏡があったのでこれからの自分の顔を見てみた。
「髪型はちょっとぼさっとしてるけどこれでいいかな。
顔は・・・悪くわないけどどちらかというと可愛い寄りだな」
自分の容姿を確認していたら俺が憑依した少年の記憶や情報が頭の中に流れてきた。
正直量が多くてかなりつらい。
頭に情報が流れてきてから五分ぐらいが経ちようやく痛みが治まった。
「な、る、ほ、ど、な~。確かにそれは死にたくなるかもしれないな」
簡単に言えばこの少年には幼馴染の女の子がいてとても強いスキルを神から授かった。
(この世界では五歳になったら教会で一人一つか二つスキルを得ることが出来る)
しかし少年は訳の分からない使い方もわからないスキルを授かってしまった。
この時点で少年と少女は違う道を歩むことになるかと思われたが少女は少年と同じ道を歩み十三歳の時に一緒に冒険者になりパーティーを組んだ。
しかし少年は少女の足を引っ張てばかりでなかなか強くなれずにいた。
少年も頑張って努力をしたがなかなか実を結ばず結果がでなかった。それから少年はあまり努力もしなくなっていった。
次第に少女との口数も減り中も悪くなり始めた。
そいして一昨日の夜に別れを告げられパーティーを解消したって感じだな。
「まぁ、なんていうか可哀想といえば可哀想なんだろうな。
とりあえずステータスを見るか」
俺は心の中でステータスオープンと答えた。
ソウル 人族
レベル七 Fランク冒険者
恩恵スキル インターネット
スキル 剣術レベル二
投的レベル一
採集レベル二
剥ぎ取りレベル二
火魔法レベル一
水魔法レベル一
・・・・・・スキルの方はまだわかるけど恩恵スキルがインターネットって、そりゃ使い方わかんないない決まってんだろ!!!!!
異世界にインターネットなんてあるはずないのにこのスキルはこの世界の人にはちょっとなぁ~。
「ソウル君が不憫すぎてならないな。
確かに使い方なんてわからないだろうな。
でも俺には・・・使えるんだよな?」
え~とこのスキルを使うには・・・えっと、とりあえず。
「起動」
そう俺が言うと俺の目の前に薄い長方形の画像とキーボードの画像が現れた。
しかも俺が前世で使っていたのと表示形式は変わらない。
にしても、あれだな。これだけファンタジーって言うより近未来って感じだな。
「まぁ、これで神様が言ってたことはわかった。
確かにこの少年には面白くもなんともないな」
そして俺はまずどうやって強くなるかを考えた。
正直今の能力や技術、スキルの多さ的にまったくもって弱いからな。
「だが俺にはインターネットがあるからそこらへんの心配はいらないか。
とりあえず起動。
そんで・・・成長期について、と」
俺はインターネットを使い成長期について調べてみた。
成長期は八歳から九歳までの一年と第二次成長期の十四歳から十五歳までの一年がある。
この第二次成長期を得て成長した冒険者達が調子に乗って難易度の高い依頼を受けて死ぬことが多い。
また、成長期は訓練次第で魔力量は大きく伸びる。
「なるほどな、今から一年が大きく成長出来る期間ってことか。
というかさらっと重要なことも書いてあったな」
まぁ、調子に乗って死ぬってことはありそうだな。
訓練期間が終わってもそこは気を付けておいたよさそうだな。
「とりあえずは少年の、じゃないな。
俺の家に帰るとするか。そして一年間みっちりと鍛えて再スタートと行くか!」
の前にこの街で世話になった人たちに挨拶しておいた方が良さそうだな。
冒険がしたい創造スキル持ちの転生者も是非読んでください。