表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ちぇんじ  作者: もぐ
2/6

バス通学

今日から初めてのバス通学で朝は母がバス停まで見送りに来た。

もう大人だからといっても「いいからいいから」と言っていつも母は私を子供扱いする。

バス停は正門を出てすぐのところにあるため歩いて1,2分である。

バス停に着き腕時計を見る。

-PM5:07-

バスが来るのは…15…5時15分か。

登校初日から携帯を持ってくるのは少し気が引けたため持って来てはなく、バスが車での時間が暇である。

「瀬頭さん?瀬頭さん…だよね?」

話しかけてきたのは隣の席のタツヤだ。

うわぁめんどくさいなぁと思いつつもやはり少し嬉しい。

目を合わせて話すことが苦手なので下を向きながら返事をする。

「山本くん、どうかしたの?」

「いや、まぁ特に用事は無いんだけど、俺もバス通学なんだ!」

だから何だよって思いながらもちゃんと返事はする。

「そ、そうなんだ…」

無理矢理作り笑いをする。

「瀬頭さんはその…家どこらへんなの?」

女子の家とかこいつ聞いてくるのかよと思いながらも返事はする。

「名前が分からないけど大きい交差点があるショッピングモールの近くだよ。」

「そうなんだ!!俺もそっち方面なんだ!」

なんでこいつはこんなにハイテンションなのかは分からない。

話をしてるうちにバスが来た。

学校が終わってもすぐだからかタツヤの他に2,3人しか同じ制服の人は乗らなかった。


意外にもタツヤはバスに乗ってからはあまり話しかけてこずとても眠そうだ。

正直なところ、ただでさえ転校初日で体力を使う上に体育の授業があったため私も眠い。

体育…以前の学校では頭が痛いとか適当な理由で見学することが多かったので、真面目に授業を受けたのは半年ぶりくらいだった。

明日も体育があったような…なかったかな…。

そんなことを考えながら、私はいつの間にか寝てしまっていた。

ふと目が覚め腕時計を見る。-PM5:47ー

30分近くも寝てたのか…気づいたら近くにいたはずのタツヤもバスを下りていた。

家の近くのバス停までは…あと2つか。

もう少し寝ていたら危ないところだった。

バス停まではすぐに着き、いつのまにか乗ってきていたおばあちゃんと一緒にバスを下りる。

次話は家の中の出来事について書きますー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ