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OLFEED ~ギルド職員の仕事~  作者: 植木粘土
II.ハンターランク認定試験と日常?
9/27

第五日 紳士と淑女?

 熱いものが胃を刺激している。まるで胃を自身が消化しようとしているように、息苦しい。たまに、ズキズキと頭痛がする。パンサーに魔力を供給した影響か、体調が良いとは言えない。けれど意識ははっきりしていて風邪のような病気とは違う。

 眩しい太陽の光を見て目を細めた。僕を心配してくれたのだろう、隣で眠っているミシェルの頬を一撫でする。

「……ん」

「……おはよう、ミシェル」

「ん~~~、おはよー」

 すっくと立ち上がって、ベッドの上から飛び降りる。ミシェルは今日も元気だ。ミシェルに負けるもんかと、勢い良く立ち上がった僕の腰がコキコキと軽やかな音を奏でる。少し年老いた気分になる。

 あっという間に着替えて来たミシェルに催促される様に見られながら、僕も着替え始める。今日のミシェルの服装は、茶と黒のスマートなワンピースと、白い丈の短いパンツを穿いている。きっとミシェルにとってスカートというのが感覚的に無いのだろう。僕としてもスカートを無理に着させようとは思わない。

「よし、行くぞ」

「パーン! パーン!」

 嬉々として付いて来るミシェルを見ていると、パンサークローの事を忘れてしまいそうだ。凶器に宿った精霊と契約している子供。ただそういう言い方をしてしまうと、関わり合いに成りたくない思いが先立ってしまうのではないだろうか。少なくとも、今後ろから追って来る子供は放って置けないと思わせる、か弱い少女にしか見えない。


「ミシェルちゃん、いらっしゃい」

「パン、うま、美味しかった! ……です!」

 そう言う様に先に教えておいたのだけど、想像以上の無理があったようだ。

「そうかい、今日は何にしようか? おばちゃん、サービスしちゃうよ」

「僕にはサービスしてくれないのに?」

「そりゃ当たり前だろ?」

 はははと笑い声が交じり合う。息をするほど焼き立てパンの香りが鼻をくすぐる。

「ミシェル、好きなの四つ選んでいいぞ?」

「わかった!」

 時間が掛かるかと思いきや直ぐに大きい物から順に四個選んだミシェルに、僕は一瞬言葉を失った。

「沢山食べたいのは分かるけど、今朝食べる分だけだよ? ……コレだったら、今日は一つだけになっちゃうぞ?」

「んっと、選び直す」

 一つでも朝食だけではとても食べ切れないパンを指差して諭してやれば、ミシェルは残念そうに答えて、陳列されたパンの一つ一つを見比べている。それほど大きくも無いパン屋の客は多く、オバサンは忙しそうに対話をしながらお客さんを捌いていく。僕は手持ち無沙汰にミシェルに付き添っていた。

 結局、朝食のメニューはメープルデニッシュ、たまごパン、パインパイ、アップルパイの四つだ。昨日買ったアップルパイがあるのは、僕にとってのクロワッサン的な位置付けなのだろうか。僕はどうしてもクロワッサンともう一点という買い方をしてしまうのだ。

 パンを買うと何処から持ってきたのか、店主が飴玉をいくつかミシェルに分け与えた。店内にはまだパン屋のお客さん達が小さな列を作っていたので、紙袋を受け取った僕はそそくさと喫茶店へ向かう。


 喫茶店の店内は相も変わらず、蝋燭の火がゆらゆらと揺れていて、特別ゆっくり時が進んでいる気にさせる。

「いらっしゃい」

「薄めの紅茶とお勧めのジュースを」

 一昨日前と同じやり取りも、何故だか誇らしく感じる。空いた席に座りながら、人も疎らな店内に、一際目に付く存在がある。

 金色の鎧を申し訳程度に付けた、筋肉の塊の様にがっしりした肉付きの大男。その対面に座る、白い軍服のような制服を着こなす、清潔で感じの良さそうな少年。風貌から冒険者の印象な二人組みを見つけた。

 大男は短めの黒髪を後ろで縛って、こんがりと日に焼けた褐色の身体つきは筋骨隆々を体現している。顔は筋肉で固まっておらず柔らかい表情も出来そうだ。少年はさらさらと柔らかそうな巻き気味の短い金髪で、表情も柔らかい、筋肉の大男と一緒に居る為か華奢な体躯に見える。

 間も無く、二人組みは席を立ち、店の出入り口へ向かう途中、僕と視線が合うと大男が徐にこちらへ向き直り、真っ直ぐ僕を目指して歩いてくる。

「よぉアンタ、この街のギルドの人か?」

 ギルドの制服を着ているから声を掛けてきたらしい。

「はい、リザリア東ギルド職員です」

「ちょうど良かったぜ。さっき近くのギルドに休業の張り紙がしてあったんで、どうしようかと思ってた所なんだ」

「すみません、キューブの故障で他のギルドに回って頂くしか……」

「それだ! 他のギルドの場所を知らないんだが?」

「そうですね。……中央ギルドが近いんですが場所が複雑で、……遠くなりますけど、大通り沿いにある西ギルドへ向かうのをお勧めします」

「そうか、ありがとさん!」

 明るく景気の良い野太い声で礼を言って出て行く大男。こちらにぺこりとお辞儀をして、付いて行く金髪の少年。

「いまの誰?」

 珍しく尋ねてくるミシェル。

「さあ?初対面だったからね。格好からして、多分ハンターじゃないかな」

「ふーん……」

 自分から聞いてきた割に興味無さそうに応えて、紙袋を広げ飲み物の到着を今か今かと待ちかねている。そんなミシェルに、マスターが口を開くこと無く待望のそれを置いていく。今日のジュースは爽やかなオレンジの香るジュースだった。

「リキット、半分こして!」

 パンを手で千切るもそうそう上手くはいかず、大小様々なパンの形態が出来上がる。大きい方をミシェルが更に千切って綺麗に半分にしようとするが、当然包丁で切る様にはならない。形の残ってる方をミシェルに渡して、無残に散ったパンの欠片を頬張る。

「……いただきますは?」

 少し尖った口調には、母親のようだった。

「はい、頂きます」

「いただきまーす」

 ミシェルと過ごしているとハッとさせられる事が時々ある。しっかりしなくちゃと思う裏で、僕が親になったらこんな感じになるのだろうかと考えたりする。だとしたら、頼りない父親かな、なんて。って、一〇歳位しか違わないのだから兄妹が正しいのだけど。

 たまごパンを口にすると玉子の香りが広がり、ふんわりした食感がたまらない。噛めば噛むほど、しつこくない甘さと、しっかりとした焼きたてパンの風味が口一杯に広がる。ミシェルが居なければ買わなかっただろうたまごパンに、クロワッサンに変わる趣向の新境地をみた。しかし、ミシェルの評価は次の通りだった。

 第一位アップルパイ、第二位メープルデニッシュ、第三位パインパイ、第四位たまごパン、第五位オレンジジュース。つくづく味覚は合いそうに無いけど、オレンジジュースより紅茶の方が良かったと言ってくれたのは嬉しかった。ただ、砂糖をもっと増やせば、負けると直感した事は内緒にしようと思う。


 パカパカの背に乗って出勤するのもまだ二度目なのに、随分前からそうしている気になるのは、昨日長い間、騎乗していたせいだろう。手慣れた仕草でパカパカを厩舎に置いてギルドへ向かう。

 西ギルドの中にはネストとマルガが二人組みの冒険者風の男達と話をしていた。つい先程喫茶店で会った大男と少年だった。

「おはようございます!」

「おはよー」

 ギルド職員の二人はこちらを一瞥して話を続けていたが、大男だけはこちらを振り返ると大きな声を立てた。

「アンタはさっきの! 助かったぜ、兄ちゃん!」

「どうも」

 一礼だけして奥のカウンターへと足を進めると、やはり目を輝かせてマルガが話の隙間を縫って話しかけてくる。

「お知り合いなんですか?」

「今朝、ギルドの場所を教えただけだよ」

「なんだ~、詰まんないです」

 そうだろうけど、ハッキリと口にするのはどうかと思うよ。

「それではこれで、ハンター登録は完了です。こちらがハンターライセンスです。使い方は先程言った通り。もし失くしてしまった場合、一〇〇オレンで再発行出来ますが、失くさない様に願います」

「はい、ありがとうございます」

 ネストは金髪の少年にハンターライセンスを渡す。見比べて初めて分かることだけど、大男と同じ、大柄で肌の焼けた筋肉質なネストも、大男と比較すると小さく感じる。と言っても僕と比較すれば十分大きい。

 ギルドのライセンスは拳大の横に太く赤いラインが入った銀製カードだ。系統毎に塗装されたラインの色が違い、ハンター系統のライセンスは赤色。銀製であるのは、流通している金属の中で一番マナを帯び易いのが銀だから。マナを帯びさせて置く理由は、当然キューブに情報を読み込ませるため、もっとも登録者の番号くらいしか情報として含ませて置けないわけだけど。

「んっじゃ、引き続きよろしく頼むぜ。……俺は野暮用の方を済ませてくらぁ」

「はい、いってらっしゃい」

 少年を残し大男は大量の筋肉に似合った大型のハルバートを担いで、その場を後にした。

「それでは~、Cランクハンター認定試験ですけど。……まず筆記試験、キューブによる面接を今日中に済ませ、その結果をもって推奨クラスモンスターの所へ明日以降に行く。って感じでいいですか~?」

「ええ、はい。大丈夫です」

「ではでは、こちらへ~。さくっと筆記終わらせちゃってください」

 マルガの対応は非常に気さくで、人によっては反感を買いそうだった。けれど少年は物腰が低く、笑顔で受け応えていたので対応については何も言わないことにした。それより、疑問に感じた事はそこではなくて。

「Cランクハンター試験って?」

「ああ、Bランクハンターの推薦があるから特別試験って事だな」

 ネストさんに耳打ちをして尋ねる。

 そう、Cランク以上のハンター試験は開催日時と場所が決まってる。本来それ以外で試験をする事が無い、Bランク以上のハンターの推薦無しには。恐らくさっき出て行った大男がネストさんの言う、推薦したBランクハンターなのだろう。あの筋肉量であれば納得がいく。

「そーなんですよぉ、なのでリキットさん。不束者ですが、よろしくお願いしますね!」

 いつの間にか戻ってきたマルガの言葉は意味不明だった。

「はい?」

「あー、試験官なんだが……リキット、お前さんとマルガでやってもらう事にした。っていう意味だ」

 頭痛に悩まされている様に片手を額に当てるネストさん。

「ええー!! 僕、試験官なんてやったこと無いですよ!」

「誰でも最初はー、初・体・験なんですぅ」

 もっともな事を厭らしく言う、口に人差し指を添えた、赤縁眼鏡のマルガ。この人と一緒というのが特に不安だ。

 昨日はミシェルに付きっ切りで感じなかったけど、このマルガレットという妙齢の女性は、赤縁眼鏡とそばかすに隠れているが結構美人だ。ギルド制服のローブ越しには伝わり難いが、出ている所はしっかりと出ていて、スタイルも良いと思う。髪を二つに分けて束ねているが、その水色の髪束は細く、彼女の感情の起伏で飛び跳ねそうだ。何よりその触覚の様に伸びた髪が踊る度、花の香りが鼻腔を擽るのだ。

「まぁ、試験官は2人必要だ。転任してきたばかりのお前さんを一人残す事は出来んし。マルガはこう見えても、本場の試験官をしていた経験もある。……それに、俺とあの少年の名前が似てて面倒なんだよ」

「そうですよぉ、だから二人手に手を取って、そのままゴールインなんです!」

 完全にマルガに遊ばれているのは放って置く。資料を見れば確かにその名前の欄には、ネスティと書かれていた。似てるっていうか、気を配っていなければ、言い間違えと聞き間違えの多重事故しか起きない気がする。

「なるほど。……ところでマルガさんって試験官だったんですね?」

「ですです。……えっと、そうやって私の過去を調べ上げて、私の事を裸にしていくつもりなんですね……リキットさんのエッチ」

「違います!」

 このくだりをどうして欲しいんだこの人は。僕では到底処理できない難件ですよ。ヘルプミー。困り果て周囲を見回すと、いつの間にか掃除を始めていたミシェルが視界に入る。淡々と掃除をこなすミシェルを見ていると自分も仕事をしなくちゃという気になる。

「よし! やりましょう!」

「もうリキットさんったら大胆なんだから……」

 両手を頬に当て照れるような仕草を見せるマルガ。ミシェルに気を取られていた間に、何かを言っていたようで、それを弁解するのにやたら時間を使うことになった。

「あ、あの。これでいいでしょうか?」

 少年がおずおずと、埋め尽くされた解答用紙を持ってくる。

「あ、じゃあ次はこっちを解いてください。……これは僕が採点します!」

 ハンター試験の筆記問題はあらゆる部門の問題が出題されている。各ギルド系統の中級問題は勿論、計算問題、モンスター知識問題、地理学、歴史、宗教……とにかくあらゆる種類の問題が出される。現実的には有り得ないが、それが仮に0点だったとしても、失格となるわけでない。この後に行われる面接の方が重要で、ちょっとした交渉術が問われる。そして筆記、面接、実績を考慮して、退治するモンスタークラスが決まり、その等級のモンスターを倒せば、晴れてCランクハンターになる。という訳で、人手が色々と必要とされる上、実績の無いFランクからもCランクになれるというのもあって、志願者も多い事から恒例開催型の試験となっている。


 昼食を交代して取る様にしていて、最後は僕とミシェルの番。外に出ても食べたい物がなくふらふらと街を歩く。

「そういえば精霊って何を食べるのかな?」

「パンサー? ……ん~、何も食べない」

「そっか、魔力って美味しいのかな?」

「わかんない」

 右手を顔の前へ置き、目を瞑るミシェル。

「パンサーは出さなくっていいからね!」

「ん」

「ミシェルは……」

 ミシェルは何を食べたいかと聞いたら、きっとパンと答えるだろうと思って止めた。思えば、パン、肉野菜炒め、コンソメスープ、スパゲティ、カレーしか食べさせて無いんだよね。

「ミシェルが食べ物屋さん選んで。ただし、パン屋とカレー屋はダメ!」

「うん。……ん~~~~?」

 雑貨店の中を必死に覗こうとするミシェル。飲食店の看板にはフォークやナイフ、スプーンの絵柄や造形があるとヒントを出すと、直ぐフォークとナイフの描かれた店を見つけ指差す。そこは肉屋に隣接したハンバーグ専門店だった。店内は子供連れの客が多く居たが、僕にもミシェルにも好評で値段も安く、いい店を見つけたと思わせるに十分だった。

 ただ一つ、やたらぶらついた所為もあって、ギルドから大分離れた位置にあるという難点があった。


「もぉ、リキットさん何やってたんですか? 面接始まっちゃいましたよ、早く採点手伝って下さい!」

 マルガの非難を浴びながら、すごすごと採点を手伝う。

 この短時間で膨大な出題範囲を誇るハンター試験の解答用紙を埋め尽くすというのは、点数はまだわからないが、かなりの博学の持ち主なのだろう。当の本人は今、魔法通信で面接官と話している。

 一方、やる事の無くなったミシェルは、ネストさんに昼休憩中に買った絵本の読み聞かせをして貰っている。文字が読めなければ、何屋かも分からない様な店も少なくはない。今後、ハンターになっても文字が読めないとキューブの操作も危うい。文字の書きは出来なくとも、せめて読めるようになる必要があるのだ。

 しばらくして、別室から出て来た少年は深い一礼とともに。

「面接終わりました。ありがとうございました」

「お疲れ様で~す! ……筆記、面接、と実績。といっても、産まれ立てホカホカのハンターなんで無いんですけどぉ。が加味されて倒すべきモンスタークラスが決まりますのでぇ……採点もまだ終わって無いので、また明日以降に来てくださいね~」

「はい、ではまた明日お願いします」

 礼儀正しくまた一礼するとゆっくりと出口に向かう。細身の剣を腰にしていて、以前に会った同い年位の赤髪の少年をふと思わせるが、彼と違い、既に僕の中での金髪の少年の位置付けは紳士になっていた。僕も席を立って一礼して見送る。

「リキットさんがそんなんじゃ、これからの私達の夫婦生活が心配になっちゃいます~」

 仲裁してくれるネストさんや、一蹴するミシェルが絵本の読み聞かせに夢中になっている。今この場はマルガの独壇場と化すのであった。


「それにしても……凄い」

 解答用紙を埋め尽くしていた時点で博学とは思ったけど。実際の正解数は六割に及び、正答と呼べないまでの回答にもある程度の考察が書かれていた。これがどれ程凄い事かを正しく解説するには数時間掛かるのでしない。けど全受験者の平均正解率が二割強、合格者の平均正解率が五割弱なのだ。

「ですねぇ~……」

「採点報告上げたら、一緒に飲みに行かないか?」

 感嘆の声を上げる僕達に、ネストが空気のグラスに口を付け呑んで合図する。

「でも、ミシェルが……」

「ミシェルちゃんも満足な、美味しい料理のお店知ってま~す!」


 マジです! そう言う彼女の熱意と剣幕に押されて、行った店は本当に料理の美味しい酒場。ではなく、各種アルコール飲料が置かれた庶民的なレストランだった。

 ネストさんは飲みに誘った張本人だったけど、それほど飲まず、食べてばかりいた。反面、顔も真っ赤にしながら声高らかに笑うマルガは、既にワインを二本空けていたが、止まる気配を一向に感じなかった。ミシェルはネストの横に座り、色んな種類の料理を分け与えられていた。僕はと言えば、完全にマルガの話し相手にさせられ、細々と飲み食いした。それでも数時間も長居すれば相当な量飲める訳で、特にマルガの酒豪ぶりには驚かせられた。


 帰る頃には酔いも回っていて、パカパカの背から何度か落ちそうになった。ミシェルも眠そうにパカパカの首を抱き枕にしている様にしがみ付いていた。

 酔って風呂に入っても良い事は何も無い。風呂に浸かりながら眠って、死にそうになったのを憶えている。そんな僕は、ミシェルを伴ってさっとシャワーを済ませ、着替えてベッドに潜り込んだ。今日はマルガに振り回されたような、そんな一日だったと振り返る間も無く、意識は地の底へ落ちていく。


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