12月25日 第六章「えがおのあさ」
目が覚める。視界がぼやける。ここは、どこだ?
いやいやいや! 私のベッドだし。
私はスタンバイにしてあったパソコンを手探りで付ける。暗い部屋にぼぅっと灯りがついた。すぐにGmailをチェックする。
「……あ」
佳奈からだった。なんだろう。
『山藤佳奈 (件名なし)』
私はそれをクリックした。
すると、内容が表示される。
『逃げて』
……? 一体何から逃げればいいんだろうか? 昨日のアレともしかして関係していたり……。嫌だなぁ。
とりあえず私はパソコンをそのままにして部屋の電気をつけて、部活に行く準備をする。制服に着替えてもう一度チェックする。何も無かった。私は電源を落として家を出た。
「さぶっ!」
思わず身震いをしてしまう。だけど、走って学校へ向かった。青坂くんが待っているからだ。そう思うと自然に足が早くなってしまう。私が駅につく頃には息が切れていた。
電車に乗る。私は久々に座席に座れた。
「ふぅ……」
そして、すこし待っているとすぐに目的の駅についた。
電車を降りて改札口をくると
「よっ」
青坂くんが待っていてくれた。
「おおおはよう……青坂くん」
「なに緊張してんだよ……あ、寒いだけか?」
彼は笑うと行こうと誘ってくれた。私はもう昨日のアレや今日のメールのことなんか忘れてしまっていた。
彼と並んで学校に行くのは初めてだった。私はすごく楽しい気分だった。好きな人とこうやって歩いて話しているなんて。
そしてそろそろ学校に着こうとしていた頃だ。
「でね、私がお母さんに――」
ガゴンっ。鈍い音がする。私は話を止めた。そして、ゆっくりと目の前で笑っていた青坂くんが前に倒れていく。
「え――」
私は何も出来なかった。体が凍りついていた。心臓もビートを刻むのをやめるように。
ドサっ。私は青坂くんが倒れるのを見た。
「な、な、あ、青坂くん?!」
私は気が動揺していた。何があったのか理解出来ない。頭が真っ白だった。どこかの冬景色みたいに。
そんな時――
「香澄ーっ! おっはよー!」
背中に何かがのしかかった。――愛美だ。
こんにちは。まなつかです。
ゲーム版 Christmas of the tain 体験版 配布開始!
とうとう出来ました。
途中まで。
これからは、こまめに更新していきたいと思います。
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それでは。また。




