表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

透明な恋愛

作者: 翠泉
掲載日:2023/03/31


 隅に置かれたコップ

 積もった埃の重みを数える

 想いは次第に溢れていく

 いつからそんな風に思ったのかな


 ハイカットの靴の靴紐を上まで通す

 窮屈な私の足元

 追いかけて思い出した

 いつからそんな風に思ったのかな


 秒針は変わらずに時を刻む

 同じ間隔で刻み続ける

 繰り返されるから忘れられない

 この時間も残り続けるのかな


 棘を抱え幻想を蹴りつける

 そんな君の笑顔に違和感を覚える

 傘は視界を遮断する

 そんな誤解をされてようやく気づく


 濁ってしまった心

 薄汚れてしまっても

 時を刻んだからだよ

 そうやって笑ってくれますか


 まともに君のことを愛せない

 そんな愛だとしても

 透明なものだとしても

 それでも君に渡してあげたいだけです


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 同じ間隔で繰り返し刻まれる時。それは部屋の片隅のコップに降り積もる埃のように、少しずつ重みを増し、ハイカットの靴の紐を結んでいくように、足元を窮屈にして。こうした喩えが、とても印象的です。…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ