男女逆転はテンプレ その3
~草原にて~
カイル「よっしゃ!!あいつを探し出すぞ!!」
リゼ・バルト・スピカ「「「おーーー!!」」」
リゼ「あ!!いた!!昨日の奴!!」
カイル「マジか!!早!!」
リゼ「さてどうしまs」
カイル「おいてめえ!!さっさと俺らを元に戻しやがれ!!○すぞ!!」
バキイ!!
リゼ「ちょっと!!何してんのよアンタ!!」
カイル「あ…ついうっかり倒しちゃったw」
リゼ「まったく…」
カイル「まあまあ。すぐに次が現れるって(笑)」
~3時間後~
カイル「…………………」
リゼ「…………………」
バルト「…………………」
スピカ「…………………」
カイル「いやー、なかなか現れねえな(笑)」
リゼ「吞気か!!誰のせいだと思ってんの!?」
カイル「まあまあ。そのうち現れるって(笑)」
リゼ「3時間前も似たようなことも似たようなこと言ってなかった!?」
バルト「ちょっと~。マジで足疲れたんだけど~。マジ鬼だるいって感じ~」
カイル「うるせえ!!さっきからお前、そこでケータイいじってるだけだろうが!!」
バルト「は~??クソカイル、なんか文句でもあるわけ~??」
カイル「クソカイル!?俺のあだ名だけなんかひどくない!?」
スピカ「あ、現れたでごわす!!」
カイル・リゼ・バルト「「「マジで!?」」」
リゼ「カイル!!絶対に余計なことすんじゃないわよ!!」
カイル「それはフリか!?」
リゼ「んなわけあるか!!」
スピカ「でも、どうするでごわすか??」
リゼ「とりあえず、あの呪文をかけてくるまで待つわよ」
カイル「りょーかい!」
カイル「…………………」
リゼ「…………………」
バルト「…………………」
スピカ「…………………」
モンスター「ファイヤー」
カイル「あっちいいいいい!!この野郎!!」
リゼ「落ち着いて!!カイル!!こらえるのよ!!」
カイル「…ち、畜生!!性別戻ったら覚えてやがれ!!」
カイル「…………………」
リゼ「…………………」
バルト「…………………」
スピカ「…………………」
モンスター「ファイヤー」
カイル「あっちいいいい!!コイツ、マジで○す!!」
リゼ「落ち着いて!!ここで倒したら今までの苦労が全て水の泡よ!!」
カイル「ムキー!!」
カイル「…………………」
リゼ「…………………」
バルト「…………………」
スピカ「…………………」
モンスター「ファイヤー」
カイル「あっちいいいいいい加減にしろおおおおおおお!!」
カイル「なんで俺ばっかを狙うんだ!?俺になんか恨みでもあんのか!?」
モンスター「ファイヤー」
カイル「ファイヤーで返事すんな!!てか他の奴らも狙えよ!!」
リゼ「なんでよ。おかげで私は助かってるわよ?」
カイル「マジで!?」
リゼ「だから、これからも私のために的になってね!(笑)」
カイル「リゼ、任せとけ!!よっしゃ!!ばっちこいファイヤー!!」
バルト「あたしのためにもガンバ!!クソカイル!!」
カイル「お前は絶対に守ってやんねーからな!!」
スピカ「拙者が、勇者様をお守りするでござる!!」
モンスター「ファイヤー」
カイル「また来た!!」
スピカ「勇者様ああああ!!拙者が、あなた様を守るでごわす!!」
カイル「え??」
ガシイ!!
ゴリゴリゴリゴリ
カイル「いでえええええええええ死ぬうううううう!!」
リゼ「ちょっと、スピカ!!マジで死ぬから、カイルが!!」
スピカ「え??拙者は守っただけでござるよ??」
リゼ「守れてないから!!むしろ死んでるから!!」
スピカ「ゆ、勇者様あああアアアア!!いったい誰がこんなことを!!」
リゼ「アンタだわ!!」
スピカ「おいそこのモンスター。次に勇者様に手を出したら、お前をミンチにするぞ??」
リゼ「しかも、強引にモンスターに責任転嫁した!!」
カイル「おい。あのモンスター、滅茶苦茶ビビってるぞ?(笑)」
バルト「あ、リゼっちに対象を変えた!!」
モンスター「ファイヤー」
バルト「リゼっち危ない!!」
リゼ「え??」
ドーン!!
リゼ「あっつうううううう!!何すんだゴルアアアアアア!!ギガファイヤー!!」
ズドーーーン!!
リゼ「あ…」
バルト「あ…」
リゼ「粉々に消し飛んじゃった…」
バルト「それな…」
カイル「は…??俺の苦労は…??」
リゼ「…………………」
カイル「おいおい。散々人に我慢しろって言っといてよお…自分はすぐにブチギレですかあ…?(笑)」
リゼ「…………………」
カイル「なんとか言ってくださいよ。リゼさあん!!」
リゼ「ごめんちゃい。テヘペロ!!」
バルト「リ、リゼっち…流石に怒るって…」
カイル「かわいいから許す!!」
バルト「許された!?」
スピカ「でも、全然かけてこないでごわすね。性転換の魔法」
バルト「は~い!あたし、天才的な作戦思いついちゃった~!」
カイル「マジで!?教えて教えて!!」
バルト「さっき、スピカっちの脅しにめっちゃビビってたんだよね、あのモンスター。だからさ、ひょっとしたらまたスピカっちが脅せば、言うこと聞くんじゃないのかな~って」
カイル「えー?たまたまじゃn」
リゼ「さっすがバルト!!絶対にそれよ!!あなたは天才だわ!!」
バルト「でっしょ~??やっぱあたしって、天才!?」
リゼ「天才!!バルトは天才!!神!!」
バルト「ちょっと~!!リゼっち褒めすぎ~!!マジ照れるんですけど~~///」
カイル「俺もずっと思ってたし!!思ってたけど言わなかっただけだし!!」
リゼ・バルト「「いや言えよ!!」」
スピカ「あ、あのモンスターでごわす」
バルト「出たあ!!」
カイル「よしスピカ、頼む!!」
スピカ「御意!!」
スピカ「おうコラ。さっさと拙者たちの性別を元に戻さんかいワレ。あんま舐めてっと東京湾に沈めるぞボケがゴルア!!」
カイル「いやこっっわ!!完全にヤクザじゃねえか!!」
リゼ「でもめっちゃビビってる!!」
モンスター「くぁwせdrftgyふじこlp!!!」
カイル・リゼ「「キタアアアアアアア!!」」
バルト「…………………」
スピカ「…………………」
バルト「あれ…?俺は今まで何してたんだっけ…?」
スピカ「あれ…?私は、今まで何を…?」
バルト「記憶がすっぽり抜けてるような…」
スピカ「わかります。ここ最近の記憶がないです…」
バルト「なあ、お前ら何か知ってるか??って…」
スピカ「え…??なんで勇者様、女装してるんですか??リゼは男装??」
カイル・リゼ「「なんで俺らだけ戻ってないんだあアアアアアアア!!」」
カイル「コイツ、バルトとスピカだけに魔法かけやがった!!」
リゼ「はああ!?何してんのよ!!さっさとあたしたちにもうちなさい!!」
モンスターは逃げ出した!!
カイル・リゼ「「ふざけんなてめえ!!」」
※この後捕まえて強制的に戻させました♨
~完~
誠に申し訳ありませんが、これより休載することにします…
就活が終わり次第、再び更新していきます。しばらくお待ちください。




