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外伝:とんでも腐れビッチ紫苑ちゃん Ⅱ

「はぁ……はぁ……!」


 黒田四穂は全身に決して軽くはない傷を負いながらも城塞都市を逃げ回っていた。

 息を荒げながらも足は止めず、止めてしまえばモンスターに食い殺されてしまうから。


「もう……何で、何なのよ……!」


 総ての始まりはクラスの振り分け試験。

 その場で結成された即席パーティで簡単なダンジョンを攻略するはずだった。

 なのに、事故が起きてしまったのだ。転移事故でやって来たのは都市型ダンジョン。

 そこに住まうモンスターはどいつもこいつも桁外れの力を持っていた、少なくとも新入生にはどう足掻いても攻略は出来ない。


 蛮勇に身を任せて進もうと言う他の四人と待つべきだと主張した黒田。

 そこで仲違いしてしまい、結果として彼女は救出が来るまで転移地点で待機することに。

 それでも過去のトラウマから結局は放って置けず、四人を追ったのだが時既に遅し。

 蛇の尾を持つライオンと山羊がごちゃまぜになったようなモンスターに食われてしまっていた。


 黒田は遠目でそれを確認して即座に逃走を図った。

 あれには勝てない、と。それでもそのキメラは決して逃がさぬとばかりに彼女の追跡を開始。

 どうにかこうにか、五分ほどは逃げられたのだがその代償は大きかった。

 出血多量で既に意識は朦朧としており、それでも必死に生にしがみついてはいるが時間の問題。


「わたし……ここで、死ぬの……?」


 黒田四穂と言う少女は、多くの世界において今日この日を越えられずに死んでいる。

 それはひとえに、彼女が持つ武器のせいだ。

 聖槍ロンギヌスは人から人へ、真の主を求めて彷徨っている。

 黒田自身、己が持つ槍がそんな遺物であるなど思いもしないだろう。それでも純然たる事実として彼女が持つ槍は聖槍ロンギヌス。


 聖槍ロンギヌスは、今日この日に真の主と見定める人間と出会う運命にあった。

 つまるところ、黒田が入学した時点で彼女は聖槍に見限られてしまうのだ。

 仮の主ですらない、ただの止まり木。聖槍にとっては必要な人間ではない。

 ゆえにその止まり木を圧し折るべく転移事故を誘発させ必ず死ぬ状況へと持っていく。


 担い手が消えれば聖槍ロンギヌスは何処かに転移し、真の主と見定めた人間の下へ自然と流れていく。

 見つけてしまえば後はもう簡単なのだ。そこに向かって行くように流れを作ってしまえば良いから。

 黒田四穂は不運な人間だ。自身にまったく非が無いにも関わらず今日この日に特大の死亡フラグが立ってしまう。

 今日を越えられた世界もあるが、重傷でリタイアだったり、精神に傷を負ってリタイアだったり冒険者としては確実に終わる。


「いやだ……いやだよ……おねがい……だれか助けて!!!!」


 キメラの顎が開かれ今にも喰われそうになりながらも非業の少女は叫んだ。

 生きたい、ただそれだけの祈り。神が死んだ世界で、蘇っても人を救わぬ世界。

 その祈りを聞き届けられるのは、


「――――遅くなってごめん」


 やはり人だけだ。


「――――」


 自分を護るように立ち塞がったその少女の背中は何処までも大きかった。

 純白の御髪が太陽に照らされキラキラと輝き、少しだけ振り向いて自分を見ているへーゼルの瞳はとても暖かい。


「は、はるかぜ……さん……?」


 同級生とは思えないほどの実力と精神性を兼ね備えた完璧超人。

 入学の挨拶でも格の違いと言うものを魅せ付けられた。その少女が何故ここに? 黒田は呆然と紫苑を見つめる。


「な、何で……」

「(点数稼ぎに決まってんだろ下民が)理由の説明は後」


 やっぱり下衆な目的でやって来たらしい。

 まあ、教師が来ていたとしても怪しかったので最善の人選と言えばそうなのだが。


「それよりも先にあなたの身体を治すわ」


 そう言ってクルリと振り向きそっと黒田の頬に手を当てる。

 紫苑の十八番である世界改変により黒田四穂と言う少女は無傷であると世界は認識させられその傷が消え失せた。


「あ……」


 痛みも朦朧としていた意識も、総てが何処かへ消えてしまった。

 優しく自分に微笑みかけている紫苑は同性の目から見ても綺麗で黒田は思わず頬を染める。


「あ、ありがとう……ございます……」

「どういたしまして。でも、同級生なんだし敬語は要らないわ。むず痒くなっちゃうもの。

(と言うか命を助けられて言葉だけで感謝とか舐めてんの? テメェの命って安いのな! その処女膜も二十円ぐらいか?)」


 お下劣極まりないぞこのとんでも腐れビッチ。


「さて、と……待たせたわね」


 黒田の状態を整えた紫苑はゆっくりとキメラに向き直る。

 キメラは白銀の鎖に絡め取られ、どうにか拘束を逃れんとしているがピクリともしない。

 それも当然だ。この鎖はただの鎖にあらず、紫苑が生み出したものなのだから。


「侵略者、と言う意味ではあなた達の領域を侵している私達なのだろうけど……。

私の学友を奪ってくれた礼はさせてもらうわ。厚顔だと笑わば笑いなさい、だって私は人間だもの」


 細く長い指先がキメラの額に触れ、キメラは跡形もなく爆散する。

 既存の魔法とはまったく違う論理の下に働いているのが紫苑の力だ。

 いざ目にすればまるで意味が分からない、自分達がどう足掻いても勝てないキメラに……。

 黒田は憧憬、嫉妬、諦観、それらを織り交ぜた視線で紫苑を見つめる。


「春風さんって……武器とか、魔法の媒介とか、使わないんですね」


 と言うかそもそもからして前衛後衛の括りすらも曖昧なのだ。

 前衛ならば武器を後衛ならば魔法の発動を補助する媒介を使うもの。

 が、紫苑には一切それが無い。手ぶらでやって来ている。

 一応腰に支給のアイテムを入れたバッグを装備しているがそれすら使うことはないだろう。


「(フッ、敬語を止めないか。分かってるじゃねえかこのアマ)

入学前に用意しようとしたのだけど……どうにも、壊れちゃって」


 スペックがとち狂っているので最低でも神話クラスの武器や媒介でなくては耐え切れないのだ。

 ならば力を抑えれば? それをするぐらいならば無い方がマシと言う有様。

 まあ、紫苑からすれば自分の特異性を知らしめられるし無駄金を使わなくても済むので気にしていないが。


「それより……ただでは帰してくれないみたいね」

「え?」


 どう言うこと? と黒田が問うよりも先に剣や槍、斧、矢、兵器の雨が降り注ぐ。

 それは都市を破壊しながらも紫苑や黒田を傷付けることはない――否、出来ない。

 この程度の力で紫苑が張った障壁を抜けるわけがないのだ。


「――――出て来なさい、相手になってあげるわ」


 そう言って突き出した左手から極光が迸り前方の障害物総てを消し飛ばす。

 都市としての体裁を保っているのは紫苑から後ろで、前方は完全な更地になってしまった。

 ここまでの大規模破壊を単独で成せる人間は今のところ、紫苑とアレクぐらいだろう。


「人間風情がようも吼えましたね」


 十数メートルほど前方の空間が歪み、純白のドレスを纏った女が現れる。

 美しい貝紫の髪を腰元まで伸ばした憂いを秘めた瞳が印象的な絶世の美女。

 ふくよかで女性美を体現したその肢体は男ならばどうしようもなく欲情を掻き立てられてしまう。


「に、人間……? い、いや……違う、あれは違う……」


 腰を抜かしてしまう黒田、彼女も才に満ち溢れているのだろう。

 だからこそ現れた女が人間よりも遥かに高次の存在であると見抜けた。

 実際その通りで、女は女神だ。女神アテナ。ギリシャ神話における戦の女神。

 自身の領域に侵入して来た憎き人間を討伐するべく自ら姿を見せたのだ。

 本来ならキメラだけで十分と高を括っていたのだが紫苑が現れたことで状況が変わった。


「……」


 アテナは黒田など眼中に無いようで無言で紫苑を見つめている。

 そして紫苑もまた無言でアテナを見つめている。二人は奇しくももまったく同じことを考えていた。


「(私の方が美人だ)」


 片や近い将来、聖女として人類の希望になるが中身は魔女の釜よりも酷い汚泥の如き魔女。

 片やメデューサやアラクネやテイレシアスに畜生行為をしておきながら厚顔にも女神を名乗るヒステリックババア。

 二大糞女頂上決戦の始まりである。どっちが勝ってもしっくり来ない共倒れがベストなカードだ。

 二人の間でぶつかり合った殺気が空間を歪め蒼天を曇らせ、風雨を巻き起こす。

 睨み合うだけで都市は破壊されていき、黒田も紫苑が張った障壁が無ければ一瞬でミンチになっていただろう。


「(こんなブスが私に敵意を向けるとは良い度胸だわ。

私の女子力は五十三万です……ですが、もちろんフルパワーであなたと戦う気はありませんからご心配なく)」


 女子力と言う言葉を何だと思ってるんだこの糞アマ。

 紫苑の闘志に呼応するように白い魔力光が彼女の身体から立ち上る。


「何者かは知らないけれど敵意があって、こちらを害する意思があると言うのならば私は容赦しないわよ」


 仮に敵意が無くても幻術で操って自分に攻撃をさせただろう。

 自分が一番美しいと思ってはいるが、それでも容姿が良い女は邪魔だ。

 美女が減れば相対的に自分の価値が更に上がると考えているのだ、この糞アマは。


「その傲慢さ、人間は何時まで経っても愚かなままですね――――誰一人として生かしては返しません」


 愚劣さで言うならばギリシャ神話の神々も大概だよ。


「生憎と、私達は生きて返らせてもらうわ」


 瞬間、紫苑の姿が消える。超速移動でも何でもない、純粋に消えたのだ。

 強大な魂を持つ相手ではあると分かっていたアテナだが基本的に彼女は傲慢である。

 紫苑を過小評価していた、更に言うならばアテナ既に腐れビッチの術中に嵌っていた。

 十八番の幻術は相手がかかったことにすら気付けないのだから。

 アテナは今、自身の傲慢さプラス紫苑の幻術により度を越えた過小評価を強いられていた。


「一体何処に……!?」


 転移で背後に出現した紫苑がその頚骨に情け容赦の無い回し蹴りを叩き込む。

 肉を裂き骨を砕く感触に内心でほくそ笑む紫苑だが首の皮一枚で繋がるように手加減をしていた。

 あくまで実力は拮抗しているのだと見せかけてじわじわと痛め付けるつもりでいるから。


「(クックック……じわじわと嬲り殺しにしてくれる)」


 こんなのが近い将来聖女と持て囃されるのだから末法も極まったものだ。


「こ、の……!」


 完全に首を刎ねられなかったため、何とか命を繋ぎ止めたアテナは即座に自己治癒で傷を癒す。

 そして回復と並行して攻撃魔術を構成し、紫電を放つ。


「きゃっ!」


 上空に逃れて回避したかと思えば雷は追尾して紫苑の肌を焼く。

 防御した腕は炭化してしまい、見るも無残な有様だ。

 それだけで黒田は紫苑が戦っている相手は尋常ではない、自分の命の危機はまだ去っていないのだと誤認する。


「悲鳴は可愛らしいのですね、もっと囀ってみなさい」


 気を良くしたアテナは続けざまに雷を放ち紫苑は上空を逃げ回ることしか出来ない。

 パッと見ればどちらが優位に立っているかなど論ずるまでもないだろう。

 しかし、


「(ギャハハハハハ! なぁにが囀ってみなさいだ! お前、私の珠のお肌に傷つけられたとでも思ってんのか?)」


 ここに居るのが三千大千世界を騙し切る人間だと言うことを忘れてはならない。

 苦悶の表情を浮かべて逃げ回る紫苑だが結論から言って彼女は無傷だ。

 雷は当たる直前で霧散させられ、炭化した腕は幻術でそう見せているだけ。

 何故こんなことを? 理由は実にシンプルだ。

 調子に乗らせて相手を嘲笑い最後の最後に種を明かして屈辱を抱かせて殺すため以外には無い。

 勿論、その際にはそれっぽい理由を付け加えて。


「(滑稽ね、道化だわ。ちょっと顔が良いからって生意気なのよ。身のほどを知りなさい)」


 どうしてここまで思い上がることが出来るのだろうか、身のほどを知らないのはどっちだ。

 性格ブスとか言う言葉では表現し切れないほどに醜悪である。

 悪意と傲慢さのみで構成された紫苑よりアテナのヒステリーの方がまだ可愛い。

 真実を知った上でこんな女を心の底から愛せるとしたら決して出会うことはない聖書の蛇ぐらいだろう。


 いいや違う。もう一人――否、正確にはもう一本だけ存在しているか。

 神の威光や原罪にすら跪くことはなく、何処までも倣岸に己の我欲がままに何にも縋らず総てを見下し天上天下を嘲笑うその魂。

 それを愛することが出来るからこそ、今の状況が生まれているのだ。

 黒田の手の中で狂喜する聖槍ロンギヌス。


「え……」


 上空での戦闘に目を奪われていた黒田だが手中にある槍が発する熱に視線を下げる。

 歓喜のままに輝きを放つ聖槍ロンギヌス。

 黒田の目にも分かる。これまでちょっと質が良いと思っていただけの槍がそんなものではないことに。

 絶大な力を秘め、自分が千度生まれ変わっても扱い切れる代物ではない。


「……助けたい、のね?」


 いいえ、違います。

 黒田は勝手に勘違いをして、少しだけ残念そうな顔をする。

 紫苑こそがこの槍を完璧に扱える人間なのだ、そして槍は紫苑を求めている。

 我が主をこんなところでは死なせまいと言っているように思えたのだ。


「私も同じ。私は死にたくないし、彼女にも死んで欲しくはない」


 直に言葉を交わしたのは此処でが初めてだが、紫苑は好ましい人間だった。

 力のリソースを割いてまでも自分を護ってくれている。


「――――春風さん!!」


 黒田は意を決して上空へ向けて槍を投擲。

 高度があり過ぎて届きそうにはないが、槍が望んでいるのだから辿り着ける。

 黒田にはそんな確信があって、そして思った通りに聖槍ロンギヌスは紫苑の手に収まった。


「(ほう……貢物か。純潔二十円のくせに道理が分かっているじゃないの)黒田さん……ありがとう!!」


 中々に使えそうな槍だ、どうしてもと言うならば使ってやっても良い。

 そんな傲慢さは聖槍にも伝わっていて、この上なく喜んでいた――ドマゾってレベルじゃねえ。


「それは……その槍は……!」


 アテナは紫苑の手に収まっている槍が何であるかを看破する。

 しかし衝撃はまだ終わらない。紫苑がアテナの目にだけ映るように炭化の偽装を解除したのだ。


「――――」


 思考停止、次いでどうしようもない赫怒がアテナを襲う。


「悪いわね。初めて戦う強い相手だったんだもの、念には念を入れてその力を見定めさせてもらったわ。

私は何としてもただ一人の生き残りである彼女を連れて行かなければならないの」


 そんな理由は知ったことではない。

 どんな理由があろうとも舐められたのだ、人間如きに見下されたのだ。


「貴様ぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」


 美貌を屈辱に歪めて我武者羅に攻撃を放つアテナだがその攻撃は一つとて届かない。

 これまでも彼我の実力差があったのにその力をより強化する聖槍を手に入れたのだから自明の理だ。

 こうなれば一矢報いんとアテナは障壁に護られた黒田を襲おうとするが身体が微塵も動かなかった。

 肉体と魂の両方を縛り付ける超重力のせいだ。


「――――さようなら(ジャンクにしてあげるわぁ)」


 超小型ブラックホールに圧殺されてアテナはその命を散らした。

 次に復活出来るのは遠い遠い未来のことで、その頃には何処かの世界を基点に統合が起こるので結局復活は出来ないだろう。


「ふぅ……ありがとう黒田さん。おかげで助かったわ」


 黒田の目には槍を手に入れてパワーアップした紫苑が敵を倒したようにしか見えなかっただろう。


「私こそありがとうですよ。春風さんが居なきゃ……あ、それよりその傷……」


 未だ炭化したままの腕、無理矢理動かしていれば痛いだろう。

 そんな気遣いを込めた黒田の一言が何とも滑稽だ。


「……いいの。しばらくはこのままにさせておいて。

総ての命を救えるなんて傲慢なことは言わないけど、それでも助けられなかった人達が居たから」


 先に散った四人の痛みを少しでも、そう言って紫苑は悲しく笑う。

 この人は他人の痛みを強く感じてしまう人だ――黒田は哀れみと尊敬の念が入り混じった複雑な視線を向ける。


「あ、そうだ。この槍、返すわ」

「ううん。その槍はきっと、春風さんが使うのが正しいと思うんです。だから、助けてくれたお礼ってことで受け取ってください」

「(知ってた。分かってて言ったんだよ)……良いの?」


 謙虚な日本人、この女を見ているとそれが幻想であること嫌でも思い知らされてしまう。

 いや、日本人で括るのは失礼か。こんなとんでも腐れビッチが日本人の標準であるわけがないのだし。


「良いんです。断られたら逆にこっちが困りますから」

「そっか……分かったわ。大事に使わせてもらうわね」

「はい!」


 転移事故から軽挙な行動ゆえとはいえ命を散らした四人。

 こんなところに飛ばされて命の危機に陥った黒田、とんでも腐れビッチの相手をさせられたアテナ。

 被害者と呼べるべき者達は多々存在して一言で言うならば、


「じゃあ、帰りましょうか」


 大戦犯ダメンギヌス――こんなのが聖槍なんて呼ばれてるんだから全然笑えない。

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