後片付け
仲間に振り返るがみんなハテナマークだ。わかったのは俺だけか……。
「もともとあと数日で帰るんだ問題ないな。それまでは装備の強化をしよう。まずはみんなと合流だ」
俺たちは互いの無事を確認するために丘へ向かった。
途中数人の遺体を目撃するが、これは逃げ遅れたわけではなくて、町を守るために勇敢に戦った戦士だ。
俺は手を合わせた。
「ご主人様はまだ人の死に直面すると顔色が悪くなりますニャ~」
いつまで経ってもなれない……。
右腕をリズに、左腕をギラーフに抱きつかれた。
体温とはやっぱり温かくていいものだ。
「ご主人様の顔色が良くなってきましたニャ」
リズは腕を開放すると、今度は体に抱きついてきた。
「成功して良かったニャ。ご主人様を失わなくて良かったニャ。多くの人を守れて良かったニャ」
リズは我慢の限界で泣き始めた。俺も作戦が成功するかずっと不安だった。
きっと20人ぐらいは死んだだろう。それでもモンスターの被害を最小限で食い止めて町を守ることができた。
他の少女たちも泣き始めた。コーシェルはみんなが泣いている姿を初めて見てオロオロしている。
「みんなが待っている。今はみんなの無事を確認しよう」
「はいニャ」
リズだけ腰に手を回したままなのだが……。君は「はい」って返事したよね?
丘までリズを腰に装着したまま移動した。
「ご主人様、ご無事で何よりです。大きな爆発があ……」
「お前のせいだろ」
爆発の主犯のエヴァールボにゲンコツをしておいた。
「でも。まぁ助かった。あのモンスター溜まりの大爆発がなかったら、まだ戦闘をしていたかもしれない」
今度はなでておいた。 エヴァールボをなでたのは初めてかもしれない。ハリネズミも普段はフサフサのようだ。
「あの……。その……。恥ずかしいです」
エヴァールボは極度の恥ずかしがり屋さんだった。たまにメールの時だけ性格が違う人っているな……。メモとは性格が別人だ。
「それに魔石に魔法を込めてくれたのは、リズさんです。なでるなら、リズさんをなでて下さい」
え? そうだったの? エヴァールボを開放してやると、力が抜けて尻餅をつきそうになったところを、ギラーフに支えられている。
「ご主人様が寝てから夜中にがんばったニャ~」
「夜中にベッドから出て何かしてたな」
「バレてたニャ~、代わりにご主人様人形を置いておいたのに……」
サイズが違うのに、変わり身の術ができると思っていたのか?
がんばったリズをなでる。
「この手は最高ですニャ~」
「あのレールの車はすごかったな」
「あれはスープを運ぶ用の台車と投げ槍の複合ですね。もちろん壁で進路を狭めるのも『ハメ』でしたっけ? あれと前にモズラが火炎瓶でウリボーの進路を狭めていた戦いの複合です。全てご主人様の案です」
こいつは人が使った手を応用して再利用ができる人間か。色々戦術を教えたら、軍師向きになるな。
「バネの力だけでは威力が出ませんでしたので、風の魔石をセットして作動する用にしておきました」
「そんな仕掛けまでしていたのか」
「魔石にリズの火魔法が引火したら、どうするつもりだったんだ」
「魔石に魔法を補充するには、手に持って魔法を吸わせるか、魔法を直接当てるかなので、リズさんの火魔法が当たっても吸収されるだけです。それにもし満タンでもリズさんは、地上から離れているモンスターにのみ火魔法を使っています。おそらく引火の心配はなかったでしょう」
魔石の補充はそうやっていたのか。
言われてみれば、満タンでも地上を歩いているのは土系で、浮いているのは生き物を維持しているモンスターだったな……。例外は石風船ぐらいか?
きちんと計算されていたのか。
新魔法のことはさすがに知らないもんな……。
盾の前面に魔石を装着させたら、魔法を吸収する盾ができそうだな。
満タンになって爆発したら、死ぬからやらないけど……。
「町の壁の設置はどうやってあんなに短時間で終わらせることができたんだ」
「そろそろ種明かしをする前に、皆さんに一声かけた方がいいと思います」
そういえば、住民の大半がここにいるんだった。みんなこっちを見ているな……。
「ほら、町の英雄さん、あいさつをしなさい」
タイミングバッチリで料理おばさんが声をかけてきた。さすが……。
「町から戻る最中に何人かの尊い犠牲があったことが確認されました。ご冥福をお祈りします」
みんなが静かに黙祷をする。
「迷宮からモンスターが出てきたのに、少ない被害で抑えられたことはここにいる皆さんの助けがあったからです」
今度はみんな静かに俺の話しを聞いてくれるようだ。
料理おばさんが「そんなおじさんみたいな演説しなくていい」ってお尻を叩いてくる。
みんなが少しクスクスしているな……。
俺にも似合わないことをしていた自覚はあった。
「俺たちは町を守りきったぞーーーーーー」
「「「「「「おおおおおおおおおおおおおお」」」」」」
丘の後片付けは料理おばさんたちに任せた。
俺たちのパーティを先頭にして町に戻る。
「一応町にモンスターが残っていないか、チェックして、それから中央の壁を撤去しよう」
そうだよ。あの壁どうやって設置されているんだよ!!
短時間で頑丈な壁とか無理だろ……。
撤去する時にいくつかわかったことがある。
まず壁は地面に埋まっていた。そしてお互いの壁が動かないように折り重なって支えている。
端の壁は住宅で固定されていた。
壁を埋める溝は昨日の昼のうちに計算して、モズラが錬金した液体で夜中のうちに地面を溶かし、溝が埋まらないように溝に銅板で蓋をして上から土をかけておいたらしい。
迷宮化する50分前に町に行って、銅板を壁と入れ替えて、レールを付けて、台車を乗せて、火の魔石を撒いて、終わり。
文章にすると簡単だが……。エヴァールボがいなかったら、負けてたな……。
今回モンスターによる町の被害はほぼなかったが、火の魔石の被害はあった。道がえぐれている。
これは住民が穴を塞いでいた。
残りの住民には鉱石とお金を拾ってもらった。
絶対に盗むなよっと厳命して。
「言われた通り、鉱石を回収場所ごとに分けました」
あの男はやっぱりすごかった。
・迷宮前に落ちていた鉱石。
金、銀、ガラス、鉛。総数約500個。
あいつは拾わずに迷宮に入ったのか……。
・迷宮都市側の出口。つまり俺たち6人が倒した鉱石。
鉛、鋼、鉄、銅。総数約400個。
これは大爆発も含めての数だ……。
・丘側の出口。
銅。総数約10個。
誘導を中心にしていたのか? 最初のモンスターの波で持ちこたえ切れなかったのか?
・斜面と丘の入口。
鋼、鉄、銅。総数約90個。
丘にもモンスターは到着していたようだ。
鉱石の個数に誤りがなければ、約1000体のモンスターを片付けたことになる。
そのモンスターの中でも、強いモンスターの群れを1人で倒したのが、あの男だ。
あの男が倒した分の鉱石はきちんと別に保管することになった。怒らせて皆殺しにされても困る。
いらないなら、もらうが……。
俺たちは約500個の鉱石を手に入れた。
鉛は装備にすると鋼よりも性能はいいが、重くて扱えないので、使い勝手が悪いらしい。相場も7万モールで鋼よりも3万モール安い。
パンダ様、オーガ君などの力自慢なら装備できるだろうが……。
「鍛冶がLv2になったので、完成品に期待していて下さい」
「町を救ったのに報酬は請求しなくていいんかい」
後ろから声をかけてきたのは、料理おばさんだ。
「自分たちがやりたくてやったことですし……。戦った分の鉱石ももらいましたから……」
家族が今回の結果に満足しているなら、それでいい。
「欲のない男だね。カニを振舞って、みんなの命を救って何も請求をしないのかい」
料理おばさんは顔を近づけてきて、
「私が町長に言っといてあげる。安心して待ってな」
行動力のあるおばさんだ……。
「俺たちはどうするか……。丘側の攻防は夜に聞けばいいか……。まずは迷宮化されたモンスターの強さを確認するぞ」
町を救った高揚感でみんなの顔に疲れはないようだ。
迷宮化するとモンスターが5階層分強くなる。
俺たちは6階層に入った。
[石タートル]、[石コウモリ]、[石ビートル]、[石ウリボー]。
前と同じモンスターだな……。
オーガ君がタートルにハンマーを叩き落としたが、石の甲羅にヒビが入っただけだ。 前は一撃だったのに……。
すかさずオーガさんがフォローに入ってタートルを撃破する。
「オーガ君とオーガさんはペアで1体ずつタートルを倒せ、一撃で粉砕できないようだ。注意しろ」
これが5階層アップなのか……。今まではギリギリ粉砕できていたのか?
コウモリの超音波が、広範囲になった。むしろそれが普通だぞ?
「リズ急いでコウモリを倒せ。風魔法で先に超音波を止めろ」
超音波を食らうと、うまく魔法が使えないらしい。リズの魔法は無理か……。
「石柱君、コウモリを撃ち落とせ」
やっと超音波が止まった。頭がガンガンする。
ビエリアルが回復魔法をかけてくれる。頭の痛みがひいていく。
ビートルの突撃がゴーレムちゃんの銅板を凹ませた。
ゴーレムちゃんは足元に落ちたビートルにゲンコツを落として粉砕する。こちらは攻撃力が上がっただけで、今まで通りか……。
ウリボーは火炎瓶で進路を塞いでギラーフの餌食になる。
2撃必要になったタートルはペアで攻撃させればいいとして、コウモリがやっかいだ。
「コウモリはリズが風魔法で超音波の邪魔をしろ。石柱君は叩き落せ。リアラは氷結魔法で凍らせろ。ナイラは氷のナイフを投げて撃ち落とせ」
石柱を相手にした時の危険度だな。
今のコウモリなら欲しいな……。売ったのは失敗だったか……?
迷宮化前の6階層は鉄鉱石がメインでドロップしたのに、今回は鋼鉱石の大盤振る舞いだ。
迷宮化して、5階層下でも鉱石が手に入るというのは本当のようだ。
エヴァールボもホクホク顔だ。
「エヴァールボには何度も装備の更新をさせて悪いが、俺たちの最低目標の鋼装備がここで揃えられそうだ。パンダ様やオーガ君たちの鉛装備のために11階層には行かないとダメだろうが……。今日の残りはここで鉱石を集めよう」
「「「「「はい!」」」」」
この世界の主な武具の材料。
銅→鉄→鋼→鉛→ガラス→銀→金→ミスリル→プラチナ→オリハルコン→ドラゴンの鱗。
他にも特別な加護を受けた材料で作った装備ももちろん存在する。リズの『魔導の杖』、ビエリアルの『聖導の杖』など。
※迷宮都市の武器屋、防具屋で購入可能なのは鉛装備まで。
それ以上の装備品はオークションで手に入れることになる。
また、それらの材料になっている鉱石は一部を除き普通の炭鉱で発掘された物だ。
「俺たちがここで暴れれば迷宮の外に出てくるモンスターの量も減らせるし、遅らせることもできる」
みんなのやる気がアップした。
「それと転職後の肉体改造の関係で、迷宮都市に帰る前の日になるが、ミーナ、エリス、キーリア、ウーリー、コーシェルは転職ができる。何になりたいか考えておけ」
「「「「「わかりました」」」」」
転職するということはより危険な狩場に連れて行くことになるが、最低でも自分の身は自分で守れるようにはなってもらおう。
俺たちは6階層で鋼鉱石を集めた。
ハプニングといえば、途中リズが火魔法と火魔法を合わせて1人で火の魔石爆発を再現したぐらいか……。
危ないから許可がない場合は禁止にした。本当にあれで、初級魔法なのだろうか?
中級魔法になったらどうなるんだ?
「今度は土魔法もLv上げてみるニャ~」
この一言だけで、不安が増すという……。
町に戻ってみると、宴の準備が完了していた。
どうやら俺たちの帰りを待っていたようだ。
俺は町長といくつか話し合って決めた。
1:今後は迷宮都市から人材を迎えて、モンスターが出てきた場合の常駐兵を用意する。
迷宮都市としても鉱石の供給が安定するので、喜んで兵を常駐させるだろうとの補足説明もあった。
2:根本の解決のために、迷宮都市から盗賊と聖職者を冒険者ギルド経由で集めてパーティを迷宮に入れること。
これは俺の提案だ。人材がいなければ、お金を払ってでも安全を買うしかない。人の出入りが激しくなれば武具が売れるから活性化にも繋がる。
3:報酬。
すでにあの男は町に戻ってきており、目的のオリハルコン鉱石を9個集めてきた。
話を聞くと、46、47、48、49階層に徘徊している階級ボスからしかでなかったらしく、1体あたり1個ずつ落としたそうだ。
12時間は復活しないだろうと思って戻ってきたらしい。
2時間程度で4階層を踏破しただけでもすごいのに、あいつは何部屋回ったんだ?
モンスターは威圧して全然戦いをしていなかったそうだ。
レベル差とは恐ろしい。ドラゴンのおかげか?
数日はこの町に通って必要数の鉱石を集めるらしいが。正直二度と会いたくない……。
迷宮化の時に出た鉱石は全部持って帰った。
その時に出たお金が結構な額だったので、それだけでいいと言って、今後ドラゴンで町の真ん中に降りる許可をもらっていた。高圧的な態度で許可させたの間違いか……。
俺たちの報酬は、
・今後この町の滞在費は全額無料。
これだけ聞けば何ヶ月でも滞在できそうだが、要するに、たまに来て迷宮のモンスターを倒せよってことだ。
・馬車と荷馬車と馬をもらった。御者付き。
これは帰りの荷物の多さからくる。鉱石を集め過ぎたか? Lv上げをしなくちゃいけないんだから仕方がない。
御者は貧民街で食べるのに困っている、かわいい女の子たちを選んだ。経験はないそうだが、あと丸3日は滞在するので、それまでに町の人が教えてくれるそうだ。
・迷宮内のモンスターを安定的に駆除できるようになったら、優先的に鉱石を売ってもらえるようになった。
これは前文のLv上げからきている。
・料理おばさんの娘をもらった。
どんだけ料理おばさんの信頼を勝ち取ったのやら……。娘に話を聞いたら「ついて行けばカニ汁を定期的に飲めるんでしょ」って言われた。間違っていないが……、それでいいのだろうか?
ドワーフの女性は『細工師』の才能があり、娘は特に木が得意だとか。今後アクセサリーは任せられそうだ。
リズがご主人様人形に話しかけていたのは見なかったことにした。
・お金は町の復旧資金(迷宮探索のための盗賊と聖職者の雇用)と亡くなった者の家族にあててもらった。
お金が欲しければ、迷宮都市でいくらでも稼げる。
鉱石なら欲しいがあと3日迷宮に入れば、大変な量になるから問題ないだろう。
そして宴が始まる。
次回予告『リズが酔いつぶれる』
「絶対に飲まないニャ~。そんな次回予告ウソニャ~。もうさせないニャ」
※飲まないそうです。
武器欄の( )内は元の装備です。炭鉱迷宮のための一時武器を使用中。
――――ステータス――――
名前 緑野赤
種族 人間
性別 男
素質 天才
クラス 獣使い(村人)
レベル 19(1)
HP 230/230(+10)
MP 0/0(+10)
SP 410/410(+10)
筋力 5(+12)
体力 5(+3)
素早さ 5(+6)
かしこさ 5(+3)
モンスターの友 115(+5)
残りポイント 0
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クラス特性
・モンスターをテイムできる。
・獣系のモンスターのテイム確率上昇、また獣系のモンスターの能力上昇(上昇率はレベル依存)。
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称号 ※章の最後に記載
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装備 ※武器/盾/服/アクセサリー
・鉄の大剣(鋼鉄のレイピア)/丸鉄の盾/軽装の鎧/なし
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所持金
・5万0277モール
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テイムモンスター ※名前(性別/素質/レベル)
・パンダ(♂/良い/20)
武器:鉄竹槍(攻撃力+30)
・ジャイアントサソリ(♀/良い/16)
武器:銅球(攻撃力+50)
・オーガ(♂/普通/18)
武器:ハンマー(鋼の斧(攻撃力+35))
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奴隷 ※名前(種族/性別/素質/クラス/レベル)
テイムモンスター ※名前(性別/素質/レベル)
☆リズール(ネコ族(ラグドール種)/♀/普通/魔法使い/17)
魔導の杖/なし/軽装の鎧/お守りのリボン
・ゴーレム(♂/普通/18)
武器:なし
・ブルースライム(♀/良い/18)
武器:鉄のキバ(攻撃力+15)
従属:ミニスライム(子供)×8匹
☆ギラーフ(リス族(シマリス種)/♀/普通/盗賊/16)
鉄の大剣(忍刀)/丸鉄の盾/軽装の鎧/なし
・石アント(♂/普通/11)
武器:なし
☆モズラ(ヒツジ族(サウスダウン種)/♀/普通/錬金術師/16)
自動装填ハンドボウ(SP使用)/なし/軽装の鎧/なし
☆ビエリアル(レッサーパンダ族(レッサーパンダ種)/♀/普通/聖職者/17)
聖導の杖/なし/軽装の鎧/なし
・オーガ(♀/普通/16)
武器:ハンマー(金棒(攻撃力+12))
・ハムスター(♂/普通/16)
武器:鉄のキバ(攻撃力+15)
☆エヴァールボ(ハリネズミ族(パイド種)/♀/大器晩成/鍛冶師(ハリネズミ)/11(11))
鉄の大剣(鋼の剣)/鋼の盾/鉄の鎧/なし
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同居人
☆ミーナ(人間/女/良い/村人/11)
短剣/木の盾/皮の服/なし
☆エリス(人間/女/普通/村人/11)
短剣/木の盾/皮の服/なし
☆アンジェ(人間/女/普通/料理人/9)
鉄の包丁/丸鉄の盾/軽装の鎧/なし
・魔法使い(土)(♀/普通/11)
武器:鉄のステッキ
☆フローラ(ユニコーン族/♀/普通/神聖術師(ユニコーン)/9(11))
鉄のステッキ/なし/軽装の鎧/なし
☆キーリア(サル族(リスザル種)/♀/普通/村人/11)
短剣/木の盾/皮の服/なし
・フェアリー(♀/普通/11)
武器:鉄のステッキ
☆リアラ(オオカミ族(ツンドラオオカミ種)/♀/普通/氷結術師(ツンドラオオカミ)/9(11))
鉄のステッキ/なし/軽装の鎧/なし
☆ナイラ(オオカミ族(ツンドラオオカミ種)/♀/普通/氷狼(ツンドラオオカミ)/9(11))
鉄の剣と鉄のナイフ×10本/丸鉄の盾/軽装の鎧/なし
☆ウーリー(ウサギ族(ホーランド・ロップ種)/♀/普通/村人/8)
短剣/木の盾/皮の服/なし
・石柱(♂/普通/12)
武器:なし
☆コーシェル(タヌキ族(エゾタヌキ種)/♀/普通/村人/10)
短剣/木の盾/皮の服/なし
・ゴーレム(♀/普通/10)
武器:鉄のメリケンサック(攻撃力+25)
防具:銅板の鎧
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