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第十一話ユニークモンスター街にて①




あっぶねー…声が出せたら絶対その場で討伐されたか、痛いやつだと思われていただろう。あとPCバレもしてなさそうだ、このゲーム思念飛ばして会話できるやつでしゃっべってる人がほとんどだからな。



おおっと、うちのごろー様がなんだかご立腹のようだ。

なになに〜俺が知らない人と話してる(一方的に)のを見て妬いちゃったんでちゅか〜?

……あっ…そんなことより早く飯食わせろと…

はいはい、さっさと飯以下の主人は飯屋を探しまーす





*




さっきのところからかなり歩いてようやく第三エリアについた。



さて、ここからが本番だ。ここ商業都市 サーデムは飯がうまいが高級志向である。

適当に店を選んでしまったが最後、何十万もの金額を請求されてしまい、一ヶ月もの間サーデムに拘束されてしまったプレイヤーもいたと掲示板で聞いた。



と、その前に金がなければ話にもならないため、各エリアにある商会へと向かい、とりあえず金になるものを換金してもらって、ついでに商人証明書を作ってもらえないか訪ねてみた。もちろん筆談で



『すいません、ここで商人証明書を発行してもらえると聞いたのですが』


「ああ、はいここで発行することが可能ですが、どのような理由で」


『私は旅をしていまして、その旅の道中で手に入れた物を売買できればいいと』


「そうですか…ならここにお名前などをご記入ください」



ぶっちゃけ商人証明書を発行できる条件はものすごくゆるく、何かを売買するのなら発行できるので冒険者でも取ることができる。



冒険者証の方は取りに来るNPCがぶっちゃけいないので、冒険者証の方ははじめから眼中になかった。



『記入終わりましたー』


「ご確認しますね」


「宵様ですね。ではこの商人証明書を」



といって差し出された商人証明書には名前だけが記載されたものだった。

改めて見るがかなり質素な作りだと思う。なんかカスタムとかしやすいようにしているらしいが、金が取られるためやったことがない。



「ありがとうございましたー」



そう言い残し第三エリアの商会を出た




*



金も証明書も手に入ったのでこれで心置きなく飯屋探しができる。



大体表にある飯屋は高級店であり、狙うべきは路地裏とかにある隠れた名店的な店だ。



ほとんどプレイヤーが経営してるけど…味が良ければいいが…



しばらく高級飲食店街を歩いていると隠れた名店がありそうな路地裏を見つけたので路地裏の奥へと向かった。



薄暗い路地裏を少し歩くと、営業中と書かれた看板が置かれている日本風の飯屋を発見した。絶対にプレイヤーが経営しているだろうが、ごろーさんがもうカンカンなので意を決してのれんをくぐった。 





*




店内に入ると異様に静かであり、客が一人もいなかった。

店内を見回すと定員と目があった。



「り、料理長!!きゃ、きゃ客が、お客様が…!!」



なんか走って厨房だろうか?に入っていった。まず接客をしたほうがいいと思うのだが…



「何をいつまでいるんだ……今まで一度も客なんてきたとこが……」



店長っぽいやつと目があった。



「き、きき、ききき客が、客が……ききゃ客がいるぞ!!」


「ててて店長、おおお客様の前ですよ!!言葉遣い!!」



まじでこいつらどんだけ客来てないんだよ…

帰ろうかな…客いない店って大体まずいってジンクスがあるし…



帰ろうかとのれんに手をかけたとき後ろに気配を感じる。



「お、お客様〜〜ま、まっさか帰えるつもりじゃないですよね〜〜?に、逃がしませんよ〜〜?」



何俺これから殺される?!

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