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ずいぶんと空けてしまい、申し訳ありませんでした!
データが飛んでしまったなどのハプニングもありましたが、心機一転、完結まで書き進めていこうと思います。
応援よろしくお願いします!
ハドン大橋を渡り、フルリオへと入った。
入るなり喧騒が聞こえてくる。
やっぱり騒がしい街だな。
「やっぱ活気に溢れてるねー!」
「前回来た時を思い出すな」
「ですね…… 」
ルーナが照れている。
今も耳につけている、イヤリングのことを思い出しているんだろう。
やっぱりかわいいな。
ルーナは。
買ってよかった。
街に入ると慌ただしくユウセイが動いている。
どうやらすぐに島へ渡りたいらしい。
「あと5分で次の船が出るんだ!その次は明日になる!」
急いでいた理由がわかった。
俺たちも超特急で支度をした。
船は夜の間に移動し、カール島という、島全体がダンジョンとなっている島に向かうらしい。
着くのは朝だそうだ。
だから寝なくてはいけない。
でも寝られるわけがなかった。
なんといっても初めて乗る船だ!
それはルーナも同じらしく、2人で夜の海を眺めていた。
窓から見える海は黒々としていて、波はまるで巨大な生き物のようだった。
「かっこいいなー!」
「でも少し怖いですよ」
「そこがかっこいいんじゃん!」
「うーん、そうですね!」
ルーナは優しく笑っている。
船は波を砕いて進んでいく。
その音を聞いていると、だんだんと眠気がやってきた。
翌朝、目が覚めると船が島に着く頃だった。
ルーナと話していたはずなのに、気がついたら意識がなかった。
残念だ。
「みんな眠れていたようだし、今日から狩りに出ようか!」
ユウセイはそう言った。
「おー!」
俺は元気よく返事した。
やる気がみなぎってしょうがない。
一刻も早くモンスターを狩りたい気分だった。
なんせミュヘイムを出てから1度も戦っていない。
魔力が下がっていくような気までしていた。
下がることはないらしいが。
桟橋を渡ると、宿に着く。
荷物を置いて反対側から出ると、
モンスター避けの柵があった。
「よし!ついてきて」
ユウセイに従って歩いていくと、柵の門を開き、向こう側へといった。
いよいよ狩りが始まるんだ!
そう勢いこみ見ると、ゼンマイが背中に着いた大型のウサギがいる。
これがモンスターか?
「かわいいー!」
ルーナはメロメロだ。
ルーナのほうがかわいいけどな。
「ルーナちゃんの方がかわいいよ!」
ユウセイの言葉に4人から冷たい視線が突き刺さる。
俺は我慢したのに。
「でもこいつ、侮れないわね」
「ああ、強いな」
ベラとクライスが言う。
「まあ俺でトントンくらいだからね。2人にとっては格上だよ」
つまり俺にとっては格下。
突っ込んでやる!
「グンダリ!」
危なくなればコンゴウヤシャもある。
俺一人でもやっつけてやる!
「あ、こら!」
「フレイムエンチャント!」
ベラは慌てているが、ルーナは冷静にバフをくれた。
これならすぐに倒せるはず、
攻撃をしていくと危なげなくモンスターを倒せた。
「さすがだねー!キカイウサギも余裕かー!」
「当たり前だ!」
ユウセイに言い返す。
「ほんとに、強くなったな」
「ええ、そうね」
他の2人もしみじみと言っている。
このダンジョンはキカイウサギしかいない。
しかし俺とルーナの力は、2人だけでも余裕で倒せるほどまでに強くなっていた。
明らかに格下の狩場だ。
俺たちは一週間を過ごし、島をあとにした。
別れが近づいていた。
お読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみ頂ければ幸いです。




