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初めての仲間

翌朝俺はギルドに魔術の適正を調べにいった


「おはようございます、こちらへどうぞ」

フリーナに案内されるとそこには、

水晶がおいてある


「ここに手をかざしてください」


手をかざすと

赤、緑、黄、水の色に光る

「なるほど、適正は全てあるみたいですね」


「基本的に適正は全てあるものですか?」


「いえ、全てはなかなか珍しいですよ、

でも私もそうですし、ひとつの属性に過去に

最強とよばれる魔術師になった人もいて、

逆に4つもあると、全て半端になるひとも多いです。


簡単にメリット、デメリットを言うと


複数属性

メリット 属性を混ぜて自分だけの魔法を作れる

臨機応変な対応をしやすい

デメリット

半端になりやすく上位魔法を覚えにくい


単属性

メリット 上位になりやすく、極めると

天変地異を起こすほど強くなる

複数属性より派生属性を覚えやすい


デメリット

臨機応変に対応しにくい

同じ属性で相手が上位だと、

ほとんど勝ち目がなくなる


こんなところです。」


それと魔術師とは

基本四属性を一定まで鍛え上げると

派生属性を覚えます、例えば

火だと、マグマ 太陽

水だと、氷、 海 、天候

土だと、地面、重力

風だと、竜巻、空気

特徴として

火は、破壊力

水は、状態異常

土は、多人数

風は、付加能力

というような強みがありますが、

たとえば、風で空気をなくして戦ったり

海と氷の魔術で、戦場を一網打尽にしたり

あくまで、工夫しだいです。

それにこれ以外にも派生はあります。


それと複合ですが、

例えば、水と火を合わせると

相手を沸騰させる 蒸気魔術


土と水を合わせると

黒雷魔法

などいろいろあります。

複合する属性の量の割合によって変化しますし

属性と関係ないような魔術も

発現します。


以上で魔法の説明を終了します」

説明を聞いたあとは

Dランチで1番難易度の高い

インパクトスライム5匹の依頼を受けた


インパクトスライムはスライム最弱と言われているが、衝撃を吸収して、相手に数倍にして返す

能力と

体力の瞬間回復という、スライムの基本能力が

あり、前世とは違いかなり強いらしい


最強のスライムに至っては、龍を上回り、

討伐はSSランク任務になるほどだ、


スライムの生息地は王国近くの草原とのことだった、


スライムは簡単にみつかった


姿は予想より目がクリクリしていてかわいらしい

しかし、すごい速さで突進してくる、


俺はなんとか避けて

タロットカードを引く

引いたカードは カップの1

今まで、引いていた

大アルカナ 占いに使うカードとは違い

小アルカナ カードゲームとして使うカードだ


カードを使ってみると

巨大な火の玉が出てきた

スライムは3匹倒せた


どうやら、

大アルカナは精霊術

小アルカナは魔術と使い方が分かれているようだ


残りの二匹が突進してくる

一匹の攻撃を腹に食らってしまった

俺は想像を遥かに超えた攻撃に

口から血を吐く


これはヤバい


俺は来る前に教えてもらった魔術を試すことにした

(火将拳)

自分の手に大きな火を纏わせる魔術だ

纏わせたらスライムの突進にカウンター

インパクトスライムは回復と蒸発を繰り返しながら消滅した


残る一匹は

突進をやめた

その瞬間スライムの心が流れ込む

(仲間にしてください)

俺は仲間にすることを決めた


クエストでは討伐対象が仲間になっても

一匹として換算される


俺は初のクエストを苦戦しながらもなんとか終えた

変える頃には夜になっていた

もしタロットカードがなかったら

たぶん、俺はこの世にはいない

今回は改めて、この世界の恐ろしさを身に染みて感じて


もっと己を鍛えないとそう考えさせられた日になった。

捕まえたインパクトスライムの名前は

俺の名前のレ、インパクトのイ、スライムのス

を合わせて

レイスという名前にした


クエストを報告した

その時フリーナにレイスについて聞いてみたら

「インパクトスライムは全てのスライムの祖として存在する魔物、

これから成長すると、どんどん強くなるとおもうし

スライムは進化が多種多様

魔物でも1番多くあります、

だから頑張って成長させてください

それと仲間にした魔物には区別するために

魔道具で色変えを行っております

何色がいいですか?」


「それならオレンジ色で」


「畏まりました

それとDランクで1番難しいものを繰り上げしたので、またランクアップに挑戦していただきます。それと先ほどラスト法国のアイが、あなたと会いたいとここに来ました、一応隠しましたがご注意を」


「ちょっと待ってください、ここと敵対している国のトップですよね、なぜここまでこれたんですか?」


「アイの前では、強者以外逆らうことはできません、あのものの能力により、魅力され

なにもしなくても、ここまでくるのは容易いですよ

逆らえるのはAランク以上の力を持つものですが、

私以外逆らっても殺されるのが関の山です。

私でも1人ではさすがに、SSSなので厳しいとおもいます。

まあ、1番の恐ろしさは他にありますが、

とにかく気をつけて下さい」


話を聞いて俺は怖くてで仕方なかった

なぜならフリーナでさえ、震えていた、

たぶん1番恐ろしい能力というものに

関わるのだろう

そんな相手に狙われている、

俺はそんな相手から助かるなんてできるのだろうか

そんな事を思いながら帰宅した


しかし俺は後ろからついてきているものがいることに気づいていなかった。






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