序章あぁ、神よ。あなたはスーパーゼ〇ス君ではなくラ〇ウさんだった
ここは何処だ。なんか後頭部に痛みがはしったことだけは覚えてるが。
「お主は死んだのじゃ」
「誰だ」
辺りを見回すと空から光を纏ったじいさんが降りてきた。
「あんたは・・・・・スーパーゼ○ス君」
「違うわい。まぁ、惜しいがな。ワシは神じゃ」
そっか、死んからか。神様って事は天国にいけるのかなぁ。まぁ、だらだらすごすのも・・・・
「あぁ、このままじゃあ地獄行きじゃぞ」
ゼ○ス君じゃなくてハ○スさんだった。
「俺悪いこと何もしてねぇぞ」
「ニートが何いっている。親に迷惑かけてきたんじゃから当たり前じゃ」
ニート三年で地獄か。
「まぁ、そんなんで地獄送りが今飽和していてのぅ。重罪じゃないものにはチャンスをやろうと思って。お主異世界にいってみんか?ちゃんと全うに生きれば天国に行かせてやろう」
異世界ですと。転移ものキタァァァァァ。
「神様。その素晴らしい提案は是非とも受けるが。一つその前にいいか?」
「前向きなのは喜ばしいがなんか嫌な予感がするのぅ。なんじゃ?」
俺は人差し指を交差した。
「チェンジで」
「何を言ってるんじゃお主は」
「普通は絶世美女の女神様だろう。配役間違ってるチェンジで」
「そうか。神侮辱罪で無限地獄いきじゃな」
「冗談であります神様。あなたみたいな人に送ってもらえるなんて幸せです」
侮辱罪で無限地獄とかとんだけ横暴なんだ。
「そうかそうか。では、送るとするかの」
「待ってくれ超絶スキルの選択とかは?」
「そんなもんないわい。まぁ、ステータスはちょい高めに設定しておくからついて即死はないはずじゃ」
ステータス高めは微妙だな。確かに何もないよりはいいけど超絶スキルがないのは異世界ものとして。
「初期スキル異世界に最低限必要なもの+ランダムで選ばれるから運が良ければ良いスキルに恵まれるじゃろう」
まぁ、それでいいか。それよりさっきから少し気になることがある。
「では、いくぞい」
俺の体が光に包まれる。
「神様。ヅラずれてる」
「なんじゃと」
スーパーゼ○ス君じゃなく。ラ○ウさんだったみたいだ。