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⑷『残像の行く先』ー水彩ー

⑷『残像の行く先』ー水彩ー



現実に於ける現実とやらは、簡単には進まないらしい。幾ら、理由を列挙しても、概念に置いて、崇拝されるところの、開拓地帯は、現出を留めない。無論、残像の行く先を、明示している、太陽や月については、それほど習得したとはいえ、現実には、おびただしい数の、水彩がある。



言葉を繰り返す様だが、要は、現実的に自己が自己だと断言できるのは、鏡の国や、海の向こう、だろうから、殊更、残像を追い求める必要もないのだが、執筆について思考すればするほど、世界の向うの世界が、無効だと、気付くまで、時間がかかるらしい。



眩暈立ち込めるまで、そういった、云わば、小説の世界の様な、特別な世界に、残像は、手足を伸ばしている。無類の感性で、水彩画を切り取ったら、キャンパスに貼って、残像を纏い、自己の行く先を、自己で見ていたいというのは、願望だろうか、それは、分からない。

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