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明殺者  作者: 卯の雛
前書き
2/30

S0-par.0 『アバンタイトル』

 悪は、ときに純粋なまでの意志を持ちカリスマと呼ばれる。闇は、ときに力の象徴となり人々を魅了する。

 悪魔、死神、地獄、……。負の対象として忌むべきものが人気を博すことがある。漫画やゲーム、映画などにおいてそれらを題材とした作品も少なくない。そんな中、ある世界で爆発的な支持を得た者たちがいた――暗殺者である。

 日本の忍者が本来とは違った姿で世界に広まったことが発端だ。加えて殺し屋、そしてスナイパーと、陰に生きる存在が日の目を見ることとなる。

 こうした世界の流れが人々を動かした――暗殺の競技化である。現実ではない、描かれた世界の暗殺だ。

 そして超人的な動作を可能とするため、専用の装備が開発された。それが、(A)(S)(H)(P)(U)(L)(A)(T)(O)(R)――別称、アサシンスーツである。人々は熱狂し、世界中に浸透していった。

 しかし、その技術は規則のある競技の枠にとどめることはできなかった。本来の暗殺者を表す意味――犯罪者へと渡り、表立った勢力へと肥大させてしまう。暗殺の定義は崩れ、善悪を問わない暴力へと変化していた。


 これは暗殺が凶悪犯罪であり競技となった世界で奮闘する、若き者たちの物語である。

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