9/10
新しい万年筆
金ペンが増えた。
父が、わたしに万年筆をプレゼントしてくれたのである。
プラチナ万年筆の青くて透き通った万年筆。14K。
金ペンを3本持っていて、それぞれに黒とブルーブラックが入っているし、軸も綺麗な青色なので、今回買ってもらった万年筆の中に入れるインクは、家にある数々のインクの中から、一番の青を自分で選ぶことにした。
数々のインクを、手持ちのガラスペンで試し書きしてみる。
どの青にも違いがある。紫寄りの青、緑寄りの青、真っ青な青、くすんだ青……。
数々のインクを試し書きしてみて、散々迷った末にわたしはペリカンのブルーを入れることにした。
日常使いのできる少しだけくすんだブルー。
素晴らしい色だ。当然、軸の色にもよく合う。
万年筆の書き心地は当然素晴らしい。インクの出がよく、ぬらぬらとしていて書きやすい。手にも馴染む。
今、わたしはその万年筆で主にお手紙を書いたり日記を書いている。
新しい万年筆は、わたしの生活に彩りを与えてくれた。
相変わらずの不定期更新すみません。
もっとためになる話がしたい。