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夢と幻のキネマ館  作者: 黒木 静
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8.「光と影のドミノ」


 8.「光と影のドミノ」



 机でひとり退屈そうに高校生活を送っている礼緒詩織。

 彼女の唯一の楽しみは、奇妙な魔術書を読みオカルトに耽ることだった。

 そんなある日、自分の町が大きな龍の怪物に壊される夢を見る。

 そして現実は突如として人を食らう夢の世界へと姿を変えた。

 ドミノと名乗る少年から、人の心の影に住まう怪物「シャドウ」の存在を知った詩織は、

 ドミノの力を借り「ブライト」として「シャドウ」と戦うことを選ぶ。

 ただ退屈を紛らわせるために始めたはずの詩織だったが、人の心に触れるうち、

 自分の中に忘れ去っていた何かを思い出し始める。

 ドミノと呼ばれた少年の謎、クラスでいじめられる魚子、それをいじめる三人組。

 そして折り合いの悪い両親……一つの大きな影の正体が明らかになる時、

 詩織は何を決断するのか……。


 というのは、HPに乗せたままのあらすじ紹介です。

 以前から申し上げている通り、「アリス」の流れを継承した続編……というと変な感じですが、それに近い感じのお話になります。言葉こそ違え、アリスに通じる所がありますので、是非この機会にアリスのほうも読んでみてください。

 さて、今作ですが、あらすじを読む限りどんな内容かお察しいただけるでしょう。

 そして、今まで私の小説を見てくださった方ならば、きっとお気づきでしょう。

 この話にもまったくほんわかまったりする気配はありません。

 むしろ今までの話より殺伐としている感が漂ってくるはずです。

 

 書いたのは「アリス」と「スペースガール」の間くらいだと思います。「アリス」の後に書いたのはなんとなく覚えています。これも書き始めたらさっくり書けたのですが、今回章の区切りを入れるために何度か目を通した時に、変な部分も幾つかあったりその辺りは大目に見てください。

 

 物語の方はアリス同様ぶっとんでます。クトゥルフあり、いじめあり、殺人あり、GL(意味深)あり、なんでもありです。読む場合には注意してください。


 さて、これにて「夢と幻のキネマ館」はおしまいになります。

 と言いたいのですが、この光と影のドミノ公開終了後、ボツになった小説を公開していく予定です。ボツにしたなら見せるべきではないと私自身思うのですが、十万字を越え、だんだん収集がつかなくなっていったものが一本あって、こちらはドミノとちょっとだけ対応しているお話で、これを語らずにはこの物語も供養できないのではと勝手に思っています。ラストあたりでぷっつりと途切れてしまったのですがその辺りは補足し、完結に導く予定です。後は短編が二本、ちょいクトゥルフのお話で一本は「フレイア」を書く前(かも?)に練習的に書いた二人のお話です。

 とりあえずは、光と影のドミノを是非見てみてください。


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